体温越えの猛暑が続く中、京田辺市において、京視センターさんと合同で「リハワーク事業」を開催しました。午前10時開始でしたが、会場には、近隣の視覚障害者の皆様、ボランティアやヘルパーの方々など20名近くがお集まりいただき、盛況にスタートいたしました。

 最初に法人理事の山本から、府内南部においての京都ライトハウスとしての福祉事業の進行状況について説明などが行われ、現状のご理解を進めるための時間を頂きました。

 研修の前半は、スマートスピーカーについて、実際にモノに触れていただいたり、直接、ご自身で考えた質問をしてみたりと体験学習を進めました。良いところだけでなく、ランニングコストや弱点なども講師を務めた鳥居寮・久保が丁寧にお話をし、センターの井上相談員がこまめに各テーブルをフォローに回りました。

盛況だった会場

 後半は、無料の電話会議サービス「ブラステル・カンファレンスコール」を、皆さんで体験してみました。オペレーターを通さずに、会議参加予定者が前もって決めた6桁の暗唱番号を入力するだけで使えるサービスで、自宅の固定電話からでも利用できます。またビデオを用いたオンラインの会議システムと違い、主催者(ホスト)が事前の準備をする必要がないこともメリットです。

 参加された皆さんは、それぞれの端末から指定の番号に電話、全員で決めた番号を入力し、会議に参加していただきました。「これは簡単」「今後使えるように電話帳に追加しておこう」という方、使い始めたばかりのiPhoneで、一生懸命愛称番号を入力された方などおられましたが、皆さん便利さを実感いただけたのではないでしょうか。また「普段の井戸端会議でも使えるね」などの感想もいただきました。

 今後も、このリハワーク事業を通じて、当事者の皆さんの生活の幅を広げていけるような支援をしてまいりたいと思いますので、今後もどうぞよろしくお願いいたします。

次回は、八幡市にお伺いいたします。9月22日(木)午後からです。詳しくは鳥居寮にお尋ねください。075-463-6455

こちらは6月10日(金)に開催しました木津川市リハワークの会場、木津川東部交流会館の外観です。

 

 

(鳥居寮 所長 久保弘司)