6月1日はライトハウス朱雀の開所式です。2016年の開所以降、皆さまのご理解ご協力のなかで運営することができており、心より感謝しております。

さて、今年も6月1日に開所式を行いました。ただ、今年の開所式はいつもと違います。恒例の豪華な食事に加え、カラオケ大会の開催。そして、ドッグセラピーを実施し触れあいを楽しんで頂くことにしたのです!

以前よりご利用者の皆さまから動物と触れ合いたいという要望が複数寄せられていましたが、様々な事情により実現には至りませんでした。そこで着目したのがドックセラピー。認定NPO法人アンビシャスの活動を活用し、多くのセラピードッグとそのオーナーさまを施設に招くことにしました。

開始前、緊張気味の表情のご利用者の皆さま(と職員)。しかし、いざセラピードッグと触れ合えると、皆さん満面の笑顔で「可愛いなー」「お利口やわ」「盲導犬を飼っていた頃のことを思い出した」「家で飼っていた子とよく似ていた」と感想や思い出話に花を咲かせておられました。撫でて毛並みを感じられたり、足に乗せて動きを感じられたりと、見えないご利用者もそれぞれの方法で愛でておられます。普段笑顔を見せることが少ないご利用者も触れあっている最中に最高の笑顔を見せてくださり、ドックセラピーの持つ効果を目の当たりにした瞬間でした。今後も継続して実施出来ないか前向きに検討中です♪

 

ゆきちゃん(昔飼っていた子にそっくりなぬいぐるみ)と一緒に
セラピードッグのオーナーさんのお話を聴きながら
お声かけするまで、ずっと抱きしめておられました
職員も一緒に癒されました☆

また開催したいと思います。

 

(盲養護 田子森)