児童発達支援 「七夕」

あいあい教室の子どもたちは、6月下旬から七夕製作をしました。画用紙や和紙、触って分かりやすい素材(ウェーブシート、フェルト、セキスイテープ)を使っての製作です。和紙を破ったりハサミで切ったりして星や魚の形の画用紙に貼ると、和紙特有の質感が加わっていつもとは少し違う雰囲気の作品になりました。
小さいお友だちは、歌に合わせて紙を叩いたり破ったり丸めたりして楽しみながら、糊の感触が苦手なお友だちも少しずつ取り組みました。
大きいお友だちは魚を作りました。まずは手元で玩具の魚を丁寧に観察して使ってから製作につなげていきました。魚はどんな形をしているのか、目や口はどこにあるのか、うろこや尾びれ、背びれなどを大人と一緒に触ったり見たりしながら魚の特徴を知っていきました。折り紙で三角を折るときも、端と端が合っているかどうか、折り目はしっかり付いているかなどを大人と一緒に確認しながら丁寧に取り組みました。
和紙やカラーホイルを破って貼って、牛乳パック風鈴を作ったグループもあります。牛乳パックの中に鈴やセキスイテープを付けて、音や手触りで楽しめる風鈴になりました。
どの作品も子どもたちそれぞれの素敵な仕上がりになり、玄関の笹や室内に飾ってにぎやかな七夕を迎えることができました。

玩具の魚は、魚に似たツルツルした感触の物や形の分かりやすい物を使いました
室内の手作り笹にも作品を飾りました
教室入口の笹に飾った子どもたちの作品

 

放課後等デイサービス 「七夕飾りに願いをこめて」

放課後等デイサービスでは、7月に入る頃から七夕飾りの製作に取り組みました。
今回は“吹き流し”の飾りを作りました。プラスチックのヨーグルトのふた2枚を貼り合わせ、中にビーズを入れて振ると、かわいい音がします。ふたには自由に絵を描いたり、シールを貼ったりします。ふたの下にセキスイテープをつけたら、テープがひらひらと揺れ、なんとも涼し気な飾りが出来上がりました。
子どもたちの願い事を順番に尋ねてみると…「○○がほしいです!」「晴れの天気が続きますように!」「〇〇先生のお家に行けますように!」などと盛りだくさんです。絵や文字、点字などで自分の願い事を短冊に書き、笹の葉に飾りました。
キーボードやウクレレの音色に合わせて七夕の歌を歌い、みんなで七夕の行事を楽しみました。みんなの歌声と願い事も、空高く届きますように…!

振ると音の出る“吹き流し”の飾り
気持ちのこもった願い事がたくさん
みんなで作った七夕飾り

(あいあい 児発:木村/放デイ:森田)