盲養護老人ホームでは今年2月以降、コロナウィルスの感染対策で通院以外の外出をすることが出来ていません。そんな中、今年は早くに敬老会の買い物を行うことになりました。去年までは、10月以降でご利用者と職員と一緒に洋服を見に行って買っていました。しかし、段々と夏の衣服が傷んだりして少なくなってきた方も多く、今年は時期を早めて夏物衣料を買いに行くことにしました。

しかし、7月初めの段階ではコロナウイルスの影響の為、一緒に買いに行くことが出来ません。そこで、夏物の衣料が少ないご利用者の物を先行し職員だけで買いに行くことになりました。7月7日に第1回目の買い物を二条ライフで行いました。予め2名のご利用者の買い物の品をお聞ききし、一人の方は「Tシャツが欲しい。赤色と水玉のやつ、あと下着も」と言われ、もう一人の方は夏物のパジャマが無く、職員が買いに行くと声をかけると「待ってたで。早く買って来て!」と待ち遠しくされていました。買い物ではそれぞれ希望に沿った品物が見つかりお渡しすると、「これええな。おおきに」「今日からこれを着て寝るわな」と言って、とても喜んでいただくことができました。

最後に、コロナウイルスが終息し、またご利用者と一緒に買い物が出来る日が来ることを願ってこの記事を締めさせていただきます。

購入した服を持って撮影

早速購入した服を持って撮影しました。「これええわ!」と。

盲養護 大野木