まだ半袖でも大丈夫だった10月から、夕方以降になると急激に冷えてくる11月、そして12月まで。約3カ月にわたった京都ライトハウス本館の空調設備更新工事は無事に終了。おかげさまで暖かい冬を迎えております。
さて、先月はライトハウスまつりと点字普及イベントがありました。
まずライトハウスまつりは晴れたり曇ったり、雨が降ったと思ったら虹が出て、と大忙しの天候でしたが、約1,100名の方にご来場いただきました。毎年恒例・情報部門のミニバザーに加え、同時開催した「KYOTO BOOK PARK2025」の展示も好評。まつりを機に当館へ足を運んでいただいたご家族連れの方も、京都ゆかりの図書を墨字原本と見比べて「本物の点字や…!」「CD1枚に入ってんの!?」など、興味津々の一場面もありました。
その翌週は点字普及イベント。こちらは約60名のご参加をいただきました。ルイ・ブライユによる点字考案200年を記念した今回は、40年以上情報製作センター(旧・点字出版部)にご支援を続けていただいているワコール労働組合さまへ、理事長から感謝状の贈呈で開幕。続く岸博実先生からはお話に応じた様々な触る見本もご準備いただき、皆さまも手で確かめながら歴史を学んでおられました。大薮眞知子さんからは岸先生との合作曲「つぶらなわたし」の披露を。点字の面白さ、点字のすべてが詰まった素敵な歌が響き渡りました。三好里奈さんからは、京都の高校生と作り上げた触地図を元に大阪・関西万博での発表を通して得られた「触って知る楽しみ」を発表していただきました。鳥居寮の皆さんからは点字を学ぶ苦労と喜び、最後は「点字ありがとう」の歌で締めくくりました。改めまして、工事もまつりも点字普及イベントも、皆さまのご理解とご協力に、心から感謝申し上げます。
今年も一年、ありがとうございました。皆さまにおかれましてもご自愛いただき、どうぞ良い年をお迎えください。

【追伸】岸先生の時間中お聞きいただけなかった「石川倉次の声」は、実は当館でもデイジー図書で所蔵しています。「石川倉次とその時代 増補版」です。ご興味のある方は、ぜひどうぞ。

(はなのぼう12月号より)