5月と6月に3日間開催した、『視覚障がい疑似体験会』。保護者25名、並行通園先の保育園・幼稚園・通園施設など14ヶ所21名の先生方の参加がありました。アイマスクや子どもたちの見え方に合わせたシミュレーション眼鏡での遊びや生活動作、移動などを通して、気づきを共有しながら必要な支援を共に考えます。体験後は「保護者さんと日頃の様子を話しながら、見え方・感じ方を想像して一緒に体験できたのがよかった」「ここは支援がいるな、ここは1人でできそうだな、など見え方や感じ方を理解した上で関わりが持てる」など、参加してよかったとの声をたくさんいただきました。地域の園でも理解が広がり、見えにくい子どもたちの力がいきいきと発揮できるような支援を今後も考えていきたいと思います。

アイマスクで食事体験。食べた物は何?どのくらい残っているの?

 

見えにくい中での体験。色がはっきりしている、音が鳴ると楽しい!

 

(あいあい・谷口)