京都ライトハウスでは、ゴールボールをはじめとして、スポーツ活動も盛んに行われています。見えない・見えにくい私たちの仲間が思いっきりプレーできるよう、ルールに工夫をしたスポーツが各種存在します。今回は、その中でフロアバレーボール部の活動を通じて新たな繋がりを紹介します。

まず、ルールです。コートは一般的なバレーコート、1チーム6人で行います。ボールはネットの下をくぐらせます。前衛の3名はアイマスクを着用し、後衛は弱視もしくは健常者になります。ボールには鈴は入っていません。前衛は後衛の声による指示を聞きながらスパイクやブロックなどをします。

バレー部の活動は1ヵ月に2度ほど。社会人や学生など、様々な立場の視覚障害者が参加しています。「最初は友人同士の集まりにすぎなかったけど、大会に出たり他チームの練習会に参加する中で、バレーを通じて地域や全国の仲間と繋がってきています」と語るメンバーの保坂さん。声に輝きを感じました。

今では、地元の繋がりを生かして、京都平安ロータリークラブさんにお世話になりながら、京都独自の大会(7回目、9月開催)も開かれています。この大会には全国から参加チームがあり、新たな交流の場となっています。京都チームにはぜひ頑張ってもらいたいですね。

スポーツの秋、皆さんも是非スポーツでの繋がりを探してみませんか。

前衛がブロック体制に入っている様子
前衛がブロック体制に入っている様子

相手チームからの攻撃を受けようとしている様子
相手チームからの攻撃を受けようとしている様子。パスか?それともアタックか?