2017年度末、退職や異動などで、送別のつどいが全体や各部署で行われました。その中で、二つの企画をご報告いたします。

その1 お別れ

鳥居寮の牧和義所長が2017年度末で定年退職されることとなり、3月30日(金)にあけぼのホールにおいて全職員による送別のつどいを行いました。

牧所長は、1979年に入職、生活訓練部に配属されました。その3年後に鳥居寮が中途視覚障害者更生援護施設として新設されることになります。訓練士一筋で25年、そして、京都ライトハウス本館が新築された2004年に鳥居寮所長に就任、プレーイングマネージャーとして、自立支援事業をけん引されました。外部の取組においても、2014年開催の視覚障害リハビリテーション京都大会の事務局長、2017年にスタートした京都ロービジョンネットワーク初代事務局長など、京都の視覚障害者福祉の要の一人として活躍されました。

その優しい振舞い・語り口から、職員や訓練生から慕われていた牧所長に、ハウス職員、京視協職員から花束、鳥居寮から記念品、全職員からの色紙などが贈られて、最後は人間アーチをくぐっての退館となりました。

今後は地元に帰って、ご家族の介護に就かれると同時に、視覚障害福祉関連の業務も続けられるそうで、引き続き、京都ライトハウスへの心の支援もと願って、お別れの場に臨みました。いつもでもお元気でお過ごしください。

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<写真 久保新所長から花束と抱擁を受ける牧所長>

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<写真 橋本、山本両主任が、鳥居寮職員からの記念品を手渡し>

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<写真 恒例の人間アーチの最終出口>

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<写真 本当にホッコリした表情の牧所長>

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<写真 色紙を両手に、別れを惜しんで立ち去れない職員と集合写真>

(鳥居寮 山本由美)

その2 新天地でファイト

今年度も人事異動が各部署で活発に行われました。
それに伴い、法人事務所では4月27日に歓送迎会を行いました。

2008年から三代目見学&用具担当者として法人事務所で活躍してくれた横田光春さん。この度、点字技能師試験に見事合格し、その腕を生かして、この春から情報製作センターに異動することとなりました。ライトハウスの見学者は年間平均2千人ですので、10年間でご案内した方々はざっと2万人!視覚障害者福祉の啓発者として大きな足跡を残してくれました。その持ち前の素直さで、製作センターで輝いてください。

一方、2012年から製作センターで点訳・校正員として頑張ってくれた吉田あゆ美さんが、入れ替わりで事務所に来てくれました。利用者様対応で、明るく積極的なキャラクターを生かしてもらえればと皆の期待度MAXです。用具カウンターに設置された応対スペースで今日もお客様をお待ちしています。頑張れ4代目!

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<写真 記念品のワインを松田さんからもらって破顔一笑の横田さん>

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<写真 オリジナルボトルに、吉田&松田合作の点字ラベルを貼付したワイン>

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<写真 お店の前で、吉田さんを中心に集合写真>

(法人事務所 谷脇幸恵)