生活訓練部・鳥居寮の訓練を修了された方の会がフェニックス会です。毎年、総会や交流会を独自に企画し、今年も総会・懇親会を開催されました。ご案内は600名近くの修了者に郵送し、総会からの参加は、介助者・ボランティアの方を含めて67名でした。
参加者は、昨年度に修了した方から30数年前に修了した方まで幅広く、修了年度だけではなく先輩や後輩の繋がりも多く、こういった機会に訓練を受けていた頃のことや今の様子を伝えあえる大切な機会となっていました。体験発表では、前田眞里さんが「見えないこと それは命の証 -失明後の18年を振り返って」と題してお話をされ、参加された方に共感が伝わりました。そして、挑戦をされているピアノの演奏を交えて会場を楽しませてくださいました。
また、午後は障害者差別解消法についての講演を企画し、鳥居寮の現役の訓練生も参加されるなど、一人ひとりとの出会いやひとつのきっかけが、また繋がっていくように感じました。
今後も引き続きフェニックス会が元気でありますよう祈念いたします。

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(青空と白い雲「この空を通じて、みなさんとつながっていけますように」)

(鳥居寮 牧)