11月3日の文化の日、東京で11月1日(日本点字の日)から開催されている「サイトワールド2015」を取材してきました。

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会場は下町グルメのメッカ東京・錦糸町

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開館直後から多くの来場者で賑わう会場

今回の取材のメインは、京都府立盲学校の教員で京都ライトハウスの評議員を担われている岸博実氏の講演「鳥居篤治郎とエロシェンコ」と、関連資料の展示状況です。

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ロシアの盲詩人エロシェンコとの交流で誘われた若き日の鳥居篤治郎の熱き生きざまを、京都ライトハウス所蔵の資料などを用いて講演される岸先生

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展示中の京都ライトハウス所蔵資料。興味深そうにご覧になる皆さん

今回の取材で、若き日の鳥居篤治郎氏と伊都様の友人・知人との交流模様が、時を経て京都ライトハウス設立につながっていくという、まさに当施設の原点を新たな見地から知ることができました。このご夫妻の思いを継承発展させていくことが我々の責務であることを、改めて心に刻んだ次第です。

(情報ステーション 五十嵐幸夫)