2月27日(金)、新人研修の一環として、日本ライトハウス(情報文化センター、視覚障害リハビリテーションセンター、点字情報技術センター)の見学に行きました。新人職員4人を含む5人が研修に参加しました。

情報文化センター

主に録音、メディア、点字製作を行っています。また用具販売や、定期的に映画会や音楽会を開催しているそうです。少し離れた所に、広い図書館がありました。約2万数千点の点字 ・ 録音図書を所蔵しているそうです。

製作フロアや図書館では大勢のボランティアの方が活動されていました。2人1組になって書籍の点訳や音訳等をしています。医学・数学などの専門分野を担当する方には、定期的に勉強会を開催しているそうです。

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日本ライトハウスビル

11階建てで、3階から8階を情報文化センターとして使用し、その他の階はテナントを貸しているそうです。

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録音スタジオの様子

スタジオは全部で16個もあるそうです。

視覚障害リハビリテーションセンター

こちらの施設では入所もしくは通所にて、自立訓練や就労移行支援、また施設入所をともなう生活介護等を行っています。施設内を職員の方に案内していただきました。

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ガレージを改装してつくった雨天体操場

利用者の方はもちろんのこと、地域の方にも来ていただき、この体操場で一緒に活動する機会を設けているそうです。また、近くの公園でも、地域の子どもたちと一緒に遊ぶ等の活動をされています。

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自動車の部品を箱に入れる仕事をされている様子

近くに町工場が多いので、同様の仕事の依頼は安定していただけるそうです。

点字情報技術センター

こちらの施設では点字教科書や点字辞書の発行、触図形の制作等をしています。
実際に作業をしているところを見せていただきました。

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点字教科書を作っている様子

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点字教科書を作っている様子

来年度から教科書が新しくなるそうで、教科書の発行に大忙しの様子でした。表紙の取り付けはひとつひとつ手作業で行われていました。

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山の地形模型を作る機械

正方形の素材をドリルで自動的に削っていきます。一つ完成するのに約5~6時間かかるそうです。また水の波紋等、触ることができないものを模型にする試みをされていました。

今回、情報文化センター、リハビリテーションセンター、点字情報技術センターの見学をさせていただき、機械が動いている様子や製作の作業の様子等、普段はあまり見ることがないので、とても興味深く、勉強になりました。また他施設の様子を知り、職員の方と交流する貴重な機会になりました。日本ライトハウスの職員の方々、どうもありがとうございました。

あいあい教室 藤田