9月19日(金)に、京都ライトハウスあけぼのホールで「視覚障害者支援のポイント〜何を伝える?どう伝える?〜」をテーマに研修会を開催しました。今年はケアマネージャー・ホームヘルパー・相談員など福祉関係者34名の参加をいただきました。

はじめに、視野狭窄や白濁のシミュレーションレンズをつけて見え方の特徴や作業の困難さを体験していただき、「適切な支援とはなにか」を学び、考えていただきました。

*
シミュレーションレンズ体験

次に、見えない・見えにくいをサポートする用具や制度について、今後当事者さんへの支援に役立ててもらえるよう「ミニ講義」をしました。

*
ミニ講義

最後に、「私たちが望む支援」と題して、当事者の方にお話しをしていただきました。中途で視覚障害になられた時から現在に至るまでの気持ちの変化を体験談を交えてお話ししていただき、今回の研修のテーマの理解を参加者のみなさんに深めていただきました。

今年度は、京丹後、舞鶴、京田辺など京都府内からのお申し込み・ご参加が例年以上に多数あり、府内地域でのニーズの高さと情報提供の必要性を実感しました。今後も、地域の福祉関係者とともに、視覚障害者への支援について連携が図れるような企画を行ってまいります。

鳥居寮 橋本匡子