京都ライトハウスは、デイジーの普及には先進的に取り組んできたとは思いますが、なぜか自館雑誌のデイジー化が遅れていました。その遅れを取り戻そうと、来年4月より情報ステーションが発行する全雑誌をデイジー化し、それらを統合して雑誌『京まる』を発行します。詳しくは、この後のお知らせでご案内していますので、よろしくお願いいたします。

また、今さら言うまでもないことですが、最近の音訳図書はデイジー図書が主流となっており、様々な情報や知識を得るためにはデイジーの利用が欠かせなくなっています。またデイジー図書は、総合ネットワーク『サピエ』を利用することで、読みたい時にすぐに読めるようになってきています。まだデイジーに移行されていない方々にはご面倒をおかけしますが、各種講習会の開催、個別相談、デイジー再生機の貸出しも行っていますので、お気軽にご相談ください。

書庫整理では、貸出サービスとプライベートサービスを一時休止しまして申し訳ありませんでした。京都ライトハウスには、鳥居先生が残された資料、江戸時代からの和本の医学書、盲人問題研究資料など貴重な資料がたくさんあります。それらの適切な保管と除籍と整頓により、ほぼ予定通り書庫整理が完了しました。今後は、図書の受入処理をスムーズに行い、タイムリーな情報提供に努めて参ります。

また、お待ちいただいていますデイジー図書や点字図書の目録も、頑張って発行にこぎ着けたいと存じます。よろしくお願い申し上げます。

みなさま、どうぞ良いお年をお迎えください。(田中 正和)