盛夏の7月30日と31日、京都市南区イオンモール京都の1階Sakura館のセンターコートにて、「第48回 あいらぶふぇあ 見えない・見えにくいを知ろう!」を開催いたしました。

朝一番、フェアの看板を掲げお客様を待ちます。

 30年以上近く続けている歴史ある視覚障害者福祉の啓発事業ですが、コロナの影響により残念ながら2年間休止をしておりました。また、会場につきましても長年慣れ親しんだ京都大丸さんから移転して、イオンモールさんにての初開催で、こちらも独特の雰囲気の企画となりました。

どこからでもご入場可能なように工夫しました

 センターコートのほとんどをオープンスペースにして、点字体験、見えにくさの体験、誘導体験の3つのコーナーを中心に進めました。

盛況だった会場

 各コーナーをスタンプラリー形式にして、参加されたお子様などが関心を持って回れるように工夫しました。受付には、共催団体の京都府視覚障害者協会、京都視覚障害者支援センター、関西盲導犬協会の紹介&啓発パンフなどを置いて、各事業のPRに努めました。

おしゃれな親子さんも真剣に勉強

 

 イオン内での位置として、大手スーパーのKOHYOさんの真横のスペースであり、映画館から出てきた人が降りてこられるエスカレーターの降り口付近と良好な立地でした。入場無料の体験型で、シミュレーション眼鏡はお土産に持って帰ってもらえるので夏休みの宿題にピッタリと喜ばれる親子さんも多くいらっしゃいました。

どっちにピンがあるの?

 

 視覚障害の人と初めてしゃべった。点字がすぐに読めるようになってビックリした。工作で体験眼鏡が作れたので寄ってみて良かった、シミュレーション眼鏡でボーリングをして見えにくさが少しわかった、等々嬉しいお声を頂戴しました。

自分自身で触ってみて、どのように感じたかな。

 

 お客様は親子連れの方が目立ち、二日間で合わせて200人近いご来場があり、かなりの好評をいただきました。

若い女性も
若いお父さんも
仲良し姉妹も

 

 KBS京都さんの取材もあり、注目度も高く、久しぶりの啓発活動に手ごたえを感じました。今後とも引き続き、改善や工夫を重ねて展開していきたいと存じますので、どうぞよろしくお願いいたします。応援いただいた全ての方々に厚く感謝申し上げます。

(実行委員会一同)