「点字普及イベント」は、毎年、日本の点字制定記念日である11月1日前後に開催しております。今年は、人生半ばで視力低下を経験されながらも点字を習得された藤井先生(現・京都府立盲学校教員)のご講演、京都ライトハウス「鳥居寮」における点字指導の実践報告、皆さんとの情報交換を予定しております。
多数のご参加をお待ちしております。

主催

社会福祉法人 京都ライトハウス 点字普及委員会
(担当:情報ステーション・情報製作センター・障害者支援施設「鳥居寮」)

日時

2017年11月29日(水) 13時〜16時(受付は12時30分より)

会場

京都ライトハウス 地下 研修室1・2

内容

13:00 開会、主催者挨拶
13:10 講演「視覚障害者として生きる」
講師:藤井則之氏(京都府立盲学校高等部 数学科教諭)
14:30 休憩
14:40 報告「鳥居寮における点字指導の実際」
報告者:橋本匡子氏(京都ライトハウス鳥居寮主任)
15:10 懇談「《点字が読める喜び》を沢山の人と共有するために」
15:50 まとめ、諸連絡
16:00 閉会

お申し込み・お問い合わせ先

京都ライトハウス 情報ステーション(担当:高木・野々村)
電話 075-462-4579/FAX 075-462-4434/E-mail joho@kyoto-lighthouse.or.jp
※ご参加いただける場合は、なるべく11月15日(水)までにお知らせください。

講師:藤井則之氏プロフィール

小学生の頃、網膜色素変性症と診断される。夜盲、視野欠損、視力低下などが徐々に進行するが、通常の小・中・高校へ進学。
昭和61年京都府立東稜高校に数学科教員として新規採用、平成6年京都府立西乙訓高校に転勤。
平成9年身体障害者手帳取得、平成10年京都府立盲学校に転勤。
矯正視力は0.04程度あるが、視野の損失率が高く、墨字の読み書きは、2、3年ほど前から非常に厳しい。現在、点字の触読の特訓中。
その他:点字技能士(平成17年1月)、佛教大学非常勤講師「視覚障害教育総論」(平成20年より)。