長年情報ステーション・情報製作センターにご協力いただいているボランティアの皆さまに感謝状をお贈りする「つどい」を、今年も開催いたします。そして、今年度は日本点字図書館の創設者である故・本間一夫氏の生誕百年の年であり、本間氏の業績に学ぶことを目的に、記念講演と本間氏ゆかりの品々の展示を行います。多くのご参加をお待ちしております。

会場

京都ライトハウス4階あけぼのホール(式典・記念講演)
地下研修室1・2(展示品見学《触察》)

日時

2016年3月1日(火)11時〜16時

参考書籍

本間一夫著『指と耳で読む 日本点字図書館と私』岩波新書(日本点字図書館のホームページからも購入可)

お問い合わせ・お申し込み先

情報ステーション 電話 075-462-4579(担当:高木・野々村)
参加を希望される方は、なるべく事前にお知らせください。

プログラム

11:00〜11:50 式典(ボランティア表彰等)
12:30〜13:30 本間一夫氏の業績紹介やゆかりの品々の見学(本間一夫氏が使用した視覚障害者用具:海外より購入したものを含む)
13:30〜15:00 記念講演「本間一夫氏の業績に学ぶ」 講師:田中徹二氏(社会福祉法人日本点字図書館理事長)
15:00〜16:00 本間一夫氏の業績紹介やゆかりの品々の見学(本間一夫氏が使用した視覚障害者用具:海外より購入したものを含む)
16:00 終了

講師・田中徹二氏プロフィール

1954年4月に早稲田大学第一理工学部建築科に入学。その後失明し、1955年4月に国立東京光明寮に入所。あん摩、はり、きゅうを学ぶ。
1960年3月に早稲田大学第二文学部卒業。
1960年9月から社会保健埼玉中央病院整形外科機能訓練室、そして、1969年4月から東京都心身障害者福祉センター視覚障害科に勤務。
1991年4月から社会福祉法人日本点字図書館に勤務し、館長を経て、現在、日本点字図書館理事長。
2015年 点字毎日文化賞受章
著書:『不可能を可能に 点字の世界を駆けぬける (岩波新書』(2015年)