最近、ご利用者から「この下着(服)、もう破れてしまったし捨てておいて」といった声をよくお聞きするようになりました。皆さま、普段から衣類を大切に使われておりますが、どうしても劣化は避けられません。“コロナ禍で外出する機会が減少したこと”、“肌ざわりや機能性など実際に自分の手で触れて判断したいご利用者が多く、代理で購入することが難しいこと”から、服を購入する機会がこの数年で減少してしまったことも原因の一つだと思います。

そこで、ご利用者の皆さまが気軽に衣類を購入出来るように、衣類の移動販売を利用することにしました。

出張販売の岡橋さま(独立して個人経営されておられるそうです)に衣類販売を依頼、了承していただき、今回の開催に至りました。

当日は、衣類だけでなく、リネン類や日用品まで多くの商品を揃えてくださり、買いに来られたご利用者も大満足!ご利用者が希望の物を見つけられるように、職員は一つ一つ商品の説明を行いながら購入のお手伝いをしました。ただ、品数が多かったこともあり買いに来られたご利用者をお待たせしてしまう場面も発生…。もっと上手に案内したり説明出来るよう練習していきたいと思ったひと時でした。「なかなか買いに行けへんかったから、たくさん買えたわ。」「ちょうど服が無かったから良かった」といった言葉を頂くことが出来たので、次回も開催したいと思います♪

 

お店の看板の横でポーズをとるご利用者

 

シャツを見定めている間に悩んで休憩中

 

 

職員が商品を説明しながら購入のお手伝い

 

 

 

こんだけ買ったでー、と品物を見せて報告して下さいました。

 

(盲養護 田子森)