今年の正月遊びは、“コマ”“けん玉”“福笑い”“お手玉”の4つをメインに遊びました。その中から“福笑い”を紹介します。職員手作りの“福笑い”のポイントは3つ!

①マグネット式
・どこに何を置いたか触って確かめる時に各パーツが動かない!
・完成した顔がそのまま保管できるので、色々な子どもたちに見せたり触って確かめたりしやすい!
・書見台に貼ることができ、見やすい!
・貼り付けることで“置いた”感が持ちやすい!

②凹凸のあるパーツ
・顔の輪郭や各パーツにフェルトやスチレンボード、レトララインテープ等を用いて少し凹凸をつけ、触ってわかるようになっている!
・見えない、見えにくい子どもたちが一緒に遊べる!

③遊ぶ前に自分の顔をチェック
・手遊びをしたり、鏡を見たりして顔のパーツの名称や場所をチェック!
・福笑いにはない“まつげ・あご・おでこ”等、細かい部分も再チェック!
・キャラクター福笑いは、顔のイメージがしやすく、人の顔の福笑いよりもわかりやすいことがあるよ!

放課後等デイサービスあいあい教室では毎日、年齢や発達、見え方、身体の状態が異なる子どもたちが一緒に過ごしています。子どもたち同士が一緒に遊ぶ中で、職員が間に入りながらも「眉毛はこの箱から選んでね」「口はさっき置いた鼻の下」等、声をかけながら遊ぶ姿がありました。なかには「見えなくても完成した顔がどんなのかわかるの?おもしろいの?」という疑問をもつ子どももいました。“どんな顔になったのか、何がおもしろいと思うか”等を少しの時間でしたが、子どもたち自身の言葉で直接伝え合う時間となりました。
今年も『笑う門には福来る』日々が送れるよう、職員も楽しみながら子どもたちと活動していきます!

横を見ている顔になったね!
動物(ブタ)の鼻にしたらどんな顔になるかな?
太い眉にパッチリ下まつげ!素敵なお顔の完成!
全部貼り付けて完成!素敵な顔になったかな?
姿勢よく遊べるように書見台に貼ったよ!

(あいあい 谷口)