禍を転じて…

特別定額給付金申請。京都市も9月15日で申請期限となりました。オンライン申請も偽サイトが現れたり、ちょっとした操作ミスで受理されなかったり。郵送申請は申請書の記入や本人確認書類のコピーなど、諸々の手続きにはじめはどうしたものかと考えたものの、京都府視覚障害者協会の協力もあり、京都府内の多くの市町村で、視覚障害者が申請する際の配慮の取り組みが行われたとのことです(京都府視覚障害者協会発行「点字京都」2020年7月号より)。

不定期に替える、利用者専用電話番号の時間外のメッセージにてご案内をしていますが、8月17日より情報ステーションカウンターに「来館者記録票」を設置しています。記録項目は5つ。お名前、体温、3階ご利用時間、ご利用場所、ご連絡先です。貸出、返却でのご来館や、読み書き、アクセスルームのご利用など、まずはカウンターにてお声掛けください。記録は職員がいたします。
なお、記録につきましては、当館で新型コロナウイルス感染症の疑いが生じた場合の、ご本人さまへの連絡時にのみ使用いたします。また、保健所からの要請に応じる場合を除き、ご本人さまの同意無く第三者に個人情報を提供することはありません。記録は毎日閉館後、鍵の掛かるところに保管、来館日から30日を経過後ただちに裁断し、確実に廃棄いたします。

最後に、新しく予約制で再開した読み書きサービス。ご希望時間が重複してしまった際は、後の方に調整をお願いしていますが、そのおかげで無駄にお待ちいただくことがありません。あわせて、以前よりも短縮したご利用時間についても、ご理解をいただきありがとうございます。

コロナ禍の「禍」は「わざわい」を意味します。マイナスな環境下でもそれをプラスに持って行けるよう、引き続きあれこれ模索していきます。

さて、次はあのサービスを…。