2026年1月9日(金) 情報ステーション 京大病院の設備見直し作業に参加しました
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昨年に、京都大学病院様から、「視覚障害を持たれている患者さんにも優しい病院づくりを目標に、院内の設備など見直しを行いたい」と考えておられる旨のご相談が京都ライトハウスに有りました。
ライトハウスとしても、是非とも協力させて頂こうと、事前相談にお伺いし、今回は当事者職員(全盲男性&弱視女性職員)と、実際に院内を見て回る“院内ラウンド”の実施を、病院スタッフの皆さんと行いました。病院としては、しっかりとチームを立ち上げられて、患者さんからのご意見・ご要望を確認したうえで、見て回るポイントなども計画されて取り組まれており、感心致しました。





以下、参加職員からの感想文です。★~★
★京大病院の職員の皆さんとお話しさせていただいて感じたのは、様々な場面での配慮です。再来受付の機械やお手洗いには杖立てが設けられており、眼科のエリアでは、目が不自由な人が見やすいよう大きな文字で表示されています。そして人による誘導が受けられるのは大変ありがたいことです。
他方、病院を訪れる患者の皆さんは、白杖を持っているとは限らず、誘導のための声かけが受けにくい場面も考えられます。そこで、視覚障害者の現状やサポートについて病院の色々な立場の方に知っていただいて、人によるサポートが受けやすい体制づくりが進み、眼科のある3階のエレベーターから眼科への導線が分かりやすくなると、さらに利用しやすくなるのではないかと感じました。
また、これは全国的なシステムの問題なのですが、マイナ保険証の暗証番号の入力は画面を見て行わなければならず、人の支援を受けようと思うと、暗証番号を人に伝えなければなりません。駅の券売機の画面横にある10個の数字ボタン(テンキー)のようなもので入力できると助かります。
今回、視覚障害者の利用しやすさの改善に向け、話し合いの場を持っていただき、視覚障害者の生の声を聞いていただけた事は大変大きなことです。こうした取り組みが広がり、病院が視覚障害者にとって利用しやすい場になればと願います。お忙しい中、ご対応くださった職員の皆様、本当にありがとうございました。★
現況、課題等をチームでまとめられて、来年度以降に改善を進められるとのことで、引き続き応援できるところはさせていただく思いです。優しい病院づくりが順調に進むことを祈念しております。 (情報ステーション 野々村)
