冬らしくなってきた12月。朝の会では、季節に合わせた歌や手遊びをしています。今月は“いとまき”の手遊びで出てくる歌詞を実体験しようと、毛糸を触って観察してから実際に手遊びをしました。毛糸の玉から1本の細い毛糸をつかんで引っ張ったり、“い~と~まきまき”の歌詞のように毛糸を自分の手に巻きつけてみたり、最後は“で~きたできた毛糸の帽子”で、毛糸で編まれた帽子や靴下を触りました。

幼い頃からよく聞く歌や手遊びですが、実際がどうなっているのか遊びながら自分の手で触れること、実体験をしてみることで、子どもたちの気づきや発見にもつながります。どれだけ引いてもずっと伸びてくる長い毛糸に夢中で引っ張り出す子どもや、自分の手に毛糸を巻き付ける体験をして「手がぎゅってなる!」と楽しむ子どもの姿がありましたよ。毛糸を長く長く引っ張り続けることで、両手を左右にぴんと伸ばす動きや糸を眼で見てたどる機会にもつながりました。子どもたちの“楽しい!”“わかった!”の気持ちに向かって、次はどんな遊びをしようか大人も楽しみです♪

手に毛糸を巻きつけるのが楽しくて思わず立ち上がったね!

 

そっと毛糸に触れて、確かめて

 

慣れると安心、毛糸をピンと伸ばすのが面白いね!

 

毛糸玉から毛糸をどんどん伸ばしてみよう!

 

(あいあい教室 谷口)