2025年10月2日(木) 事務所 「木津川市の手話及び多様なコミュニケーション条例」意見聴取会に参加しました
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「木津川市 言語としての手話の普及及び障がいの特性に応じた多様なコミュニケーション手段の利用の促進に関する条例」(仮称)の第1回意見聴取会に参加しました。

これは、木津川市が令和7年度に「手話言語及び障害特性に応じた情報手段の促進に関する条例」(未定・仮称)の制定を考えておられ、制定において行政だけで検討するものではなく、当事者や支援者の意見を聞き検討するために各種団体に協力のお願いをされている流れの中で、京都ライトハウスにも依頼があり、微力ながら協力をさせてもらうことになったためです。

実は精華町でも同じような取組をされていて(こちらは全4回です)、こちらもハウスが協力をしています。その2回目に木津川市の方が研修・見学に来られ、ハウスが協力していることを知られて依頼となったようです。
令和7年に「手話に関する施策の推進に関する法律」施行されました。この法律では、手話が、これを使用する方にとって日常生活、社会生活を営む上で、言語その他の重要な意思疎通のための手段であるとしています。 国や地方公共団体は、手話の習得、使用や手話文化の保存、継承、発展、国民の理解と関心の増進のために取り組むこととされています。

条例が絵にかいた餅にならない様に、条例の具体化を真摯に進めたいという関係者の熱い思いを受けて、各地で条例づくりが進んでいます。一方、「多様な」という表現に個々の障害が埋没しないように、取り分け視覚障害者への情報提供が一段と進むよう、ライトハウスとしても声をあげていかねばと考えています。皆様のご意見を背景に、各自治体のこの種の取組に対する支援を、この地の当事者団体様と連携して継続していく思いです。
(事務所 山本)
