京都市南区の小林鉄工所さんにお邪魔しました。11月の開催が予定されている「日盲社協点字出版部会研修会」のメインテーマの一つに、製版機の未来について、という点字業界のかなりの関心事があり、その事前学習にご教授を頂こうと訪れたものです。京都と共に、日本ライトハウス・テクティの金子所長さんに同行いただきました。

金子氏も思わず感心

 小林社長さんは、昨年に日本点字図書館の「第19回本間一夫文化賞」を受賞されるなど、日本の点字文化に多大な貢献をされています。京都ライトハウスでも製版機でお世話になり、種々の相談に乗ってもらっています。全国でも実質的に唯一無二の専門メーカーとして無くてはならない存在となっておられます。

賞状を持って微笑まれる小林さん

 小林鉄工所さんの将来構想をお聞きしたり、今実際に検討・製作されている新機器の数々、自動点字プリンターや高速点字名刺印刷機などを見せていただいたりしました。着想の斬新さ、技術の高度さ、点字機器への熱い思いに感心させられることばかりでした。

試作品を拝見

 ご多忙の中、お時間を頂き本当にありがとうございました。点字文化を今後もさらに発展させるために、超貴重な応援団と頼っておりますので益々のご活躍を祈念しております。

(点字製作 山本)