職員全体研修「障害を知る~高次脳機能障害を知る」が、8月22日(火)、あけぼのホールで行われました。

挨拶される相談センター職員さん

 

 ライトハウスの年間研修計画の中の枠で「障害を知る」というテーマで、具体的な障害について学ぶコーナーがあります。今年も職員からリクエストを募った結果、標記のテーマについて研修することとなりました。

 部署別では、「ご利用者さんに脳性麻痺や高次脳機能障害を持つ利用者様の割合が多く、介助の方法やコミュニケーションの取り方など様々です。毎日関わっていても、この場面ではどういう対応が適切なのかと迷う瞬間があります。病気の知識や関り方を理解すれば、適切な行動ができ業務の質の向上に繋がると思い、あげさせてもらいました。」

 「標記障害は、記憶障害、注意障害、遂行機能障害、社会的行動障害など症状も多種多様で、対応の仕方についてもそれぞれ異なると思いますが、それぞれの症状における対応の仕方など学べたら大変参考になります。」

 「標記障害については、症状が多様で職員さんも対応が難しそうだという意見があり、教えていただければと思います。」

などなど多くの要望が集まりました。研修委員としても企画になるよう調べたところ、講師は、京都市地域リハビリテーション推進センターの相談員さんにお願いして、「地域ガエルのお出かけ講座」を利用することとなりました。

熱心に受講中です

 いつもは聞いて最後に質問するパターンですが、途中にケースについての問題提起が行われ、職員が考えを述べていくなど、学習の深まる取組となりました。あっという間の1時間でしたが、この研修を明日からの実践に行かしていこうと強く思いました。推進センターさん本当にありがとうございました。

 リハセンさんは、改築されて新規にスタートされます。京都市では、からだの動きに障害のある方の専門相談、地域リハビリテーションの推進を行う「京都市地域リハビリテーション推進センター」、精神保健及び精神障害者の福祉に関する相談等を受ける「京都市こころの健康増進センター」及び子どもの養護、虐待、こころやからだの発達等に関する相談等を受けて支援する「京都市児童福祉センター」(以下「3施設」という。)について、一体化施設の建築工事を進めており、令和5年10月に竣工を予定されているそうです。(開所日は令和6年1月を予定。)

 この度、一体化施設を市民の皆様に愛着を持っていただくために、「愛称」を募集されているそうです。

 (法人事務所 山下)