7月31日に「きょうだい児のつどい」を行いました。「きょうだい児のつどい」は、あいあい教室に通う子どもの小学生以上のお兄さん・お姉さんにあいあい教室やライトハウスのことを知ってもらうために毎年開催している行事です。この日は9人のきょうだい児が参加しました。最初は点字体験からスタート。ライトハウスで働く視覚障がいの当事者職員に点字を教えてもらいました。点字一覧表を確認しながら点筆を持って点字を打つ表情は真剣そのもの。自分や家族の名前を打ち、張り切って先生に見せに行っていました。次に、アイマスクをしてボウリングをしました。アイマスクをしてボールを転がしたり、声や楽器の音でピンの位置を知らせたりして、ボウリングをみんなで楽しみました

その後はライトハウスの館内見学へ。まずは3階の情報ステーション、次に1階の用具販売を見学しました。3階の情報ステーションでは点字図書や拡大読書器、1階の用具販売コーナーでは、触って違いの分かるルービックキューブ等の玩具や音声読書器などを見せてもらう事ができました。

お昼は、普段あいあいの子ども達が食べている給食をみんなで食べました。すっかり打ち解けた子ども達は給食中もとても賑やかでした。食後はオリジナルうちわ作りをしたり、もう一度ボウリングをしたりして子どもたち同士で自由に遊びました。最後は全員で「こおりおに」をして大盛り上がり!帰りの会では「全部楽しかった」「つぎの『きょうだい児のつどい』も絶対参加したい」などの感想を聞かせてくれました。この日の交流をきっかけに、きょうだい児たちの縁がつながる機会になれば嬉しく思います。

真剣な表情で点字を打つきょうだい児たち

 

アイマスクをしてボウリング体験

 

情報ステーションを見学。みんな拡大読書器に興味津々

 

1階の用具販売で音声読書器などを見せてもらいました

 

(あいあい教室 桐原)