あいあい教室では、買い物やクッキングなど実際の生活に関わる体験を通して、自分でやりきった経験を重ね達成感や自信をつけていく活動として「生活体験」の取り組みをしています。6月の「生活体験」は、近くのお店やスーパーに行ってパンを買いました。

見えない見えにくい子どもたちにとって普段の買い物では、売っている物やレジでのやり取りなど、とても分かりにくいことが多いです。あいあい教室では、買い物のイメージが持てるように本物のお金や実物を使って丁寧に説明しながら自分で体験することを大切にしています。

買い物に行く前に、まずはお金の確認から。見えない見えにくい子どもたちは、ゆっくり触って大きさや形、特徴を知っていきます。「このお金、穴が開いてる!」「こっちの方が大きい」など、発見したことを嬉しそうに伝える子どもたち。実際にトング゙で挟んで、トレーに入れる事前の練習もしました。パン屋さんではトレーやトングを使って買い物することなど、実物を触って確認しました。

お金を財布に入れて出発!実際のお店ではドキドキする子もいましたが、自分で物を選びお金を払ってやり取りする買い物は貴重な体験となりました。

 

ルーペで拡大してお金の観察

 

友だちと手をつないでパン屋さんに出発!

 

トレーを持ってパンを探す子ども

 

トレーに乗せたパンをお店の人に渡します

 

レジでお金を払ったよ

 

(あいあい教室 廣瀬)