あいあい教室では今年も6~7月にかけて、保護者や並行通園・通学先(地域の保育園・幼稚園・こども園・通園施設・学校・放課後等デイサービス等)の先生方を対象に、「視覚障がい疑似体験会」を行いました。児童で3回、放課後等デイサービスで2回、計5回の体験会を行い、関係機関47ヵ所65名、保護者38名の参加がありました。アイマスクや弱視シミュレーションメガネで館内を移動したり、子どもたちの普段の遊びや生活動作など、見えない・見えにくい体験を通し、視覚障がいについて一緒に考える機会となりました。

この体験会で子どもの見え方や困り感、必要な環境面の配慮、適切な支援などについて考え、周りの大人が共通して理解を深めることができました。また、保護者と関係機関の先生方が一緒に体験することで、連携する大切さを改めて実感する貴重な時間となりました。

アイマスクで食事体験
アイマスクで食事体験
シミュレーションレンズを付けて手遊び
シミュレーションレンズを付けて手遊び