6月25日、NPO法人 神戸アイフレンドの主催する研修会に、あいあい教室所長の古川が講師として行ってきました。

テーマは「視覚障がい乳幼児の子育て支援のあり方」で、30名位の方が来てくださいました。内容は、視覚障がい乳幼児の発達の特性や関わり方、家族支援の大切さなどをあいあい教室の実践を踏まえてお話してきました。

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神戸アイフレンドさん作のチラシ

全盲の子ども、弱視の子ども、それぞれの発達の特性を踏まえたうえで、子どもたちに実際どう関わったらいいのか、あいあい教室の子どもたちの写真や動画を含めてお話しました。いつも、あいあいの子どもたちがいきいきと元気に遊ぶ姿をできるだけお伝えするようにしています。皆さんに、「こんなことやってみよう!」という前向きな気持ちが、少しでも伝わるとうれしいです。

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熱心な参加者の皆さん

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アイマスクをして、おやつの体験。見えないって、どんな気持ち・・・?

また、会場には、あいあい教室の玩具の教材なども展示させていただきました。皆さん、実際に手に取りながら見てくださいました。

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あいあい教室の玩具や教材。どこでもスーツケースに入れて持参します。

視覚障がいの子どもたちへの支援は、どうしたらいいのか?特に乳幼児期は、わからない・・・という声をよく聞きます。子どもたちの不安な気持ちに寄り添いながら、あせらずじっくり、前に進んで行けるように。そして、いろいろなことに悩んだり自分を責めているお母さんを支えること、そして家族を支えることの力に少しでもなれますように。まずは、あいあい教室の存在を多くの方々に知っていただくことが、大切だと思っています。

神戸アイフレンドの皆さま、どうもありがとうございました。

(あいあい教室 古川 千鶴)

神戸アイフレンド

視覚に障がいのある子どもたちとその家族のために、学習支援やさまざまな活動を行っているグループ。