鳥居寮には、入所生の皆さんの通院や買い物、帰省などのてびきをお手伝いしてくださるボランティアグループがあります。その名も「てをとる」。36年の歴史があり、たくさんの方にご協力いただいています。今回は、みなさんと交流を深めるためのお出かけ企画です。
空は快晴、気温もぐんぐんあがりそうな5月下旬の午後。メンバーは、入所生8人、ボランティアさん5人、職員2人。ライトハウス近辺の西陣界隈そぞろ歩き。職員が観光ガイドを務めます。

ライトハウスを出発して、まずは千本えんま堂と釘抜き地蔵へ。えんま様のご利益にあやかりますようにと祈り、病気平癒のお礼札についている釘抜きを触ってみます。その後はバスで今宮神社へ移動。本殿参拝の後は、境内の重軽石(おもかるいし)、阿保賢(あほけん)さんを試してみます。お願いごとをした後は、軽いかな?重いままかな?

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(気持ちを込めて石をさわります)

そして、お待ちかねのあぶり餅。お店の縁側を抜ける風が気持ちよく、みなさん笑顔。きな粉の香ばしい香りと白みそ味に、みなさん大満足。

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(ボランティアさんと一緒に、にっこり「おいしい!」)

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(「初めて食べました!」)

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(「白みその味がいいですね」)

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(京都の味です。お口に合うでしょうか。)

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(「いただきます!」)

「こうやって歩けることが、うれしい」。
利用者さんが何度も言われた言葉です。ボランティアさんと一緒に、安心して楽しく出かける時間は、大切ですね。
本当にいい休日でした。

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(今宮神社の山門の前で記念撮影みなさんいい笑顔です)

(鳥居寮 京極)