12月20日(火)、鳥居寮年末の恒例行事「鳥居寮祭」が開催されました。会場は4階の「あけぼのホール」。当日は訓練生の皆さんや、ボランティアの方々を含めて、合計44名。いつもの厳しい?訓練とは違った和やかな雰囲気で、チーム対抗のゲームやいろいろな出し物で楽しい時間を過ごしました。
自己紹介のあとの個人の出し物は、落語、京都の歴史研究発表、ピアノ演奏、漫談と、今年はレベルが高い! 皆さんもだんだん盛り上がって来ましたよ。
企画運営は、訓練生有志と担当職員からなる実行委員会。当日までに何回も打ち合わせした甲斐もあり、交替で行う司会にも熱が入ります。

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実行委員さんによるゲームの進行。ちょっと緊張しているかな?

昼食もホールでいただきました。ビーフシチューにフライドチキン、サラダ、さらにデザートにはフルーツコンポートと、豪華版。いつもの食堂とは違う場所での美味しいお食事に、テーブルを囲んで皆さん和気あいあいと楽しんでおられました。

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皆で食べれば笑顔で話もはずみます。おかわりもたっぷりありましたよ

午後からは「創作」の作品紹介や、「音楽」のトーンチャイム演奏、さらにリオデジャネイロパラリンピックのこぼれ話など、盛りだくさんのプログラムが続きます。素晴らしい織物作品を手に取って感動し、真剣な表情での息の合った演奏に聞き入り、スポーツと海外の興味深いお話に皆さんの心は遥か海の向こうへ・・・。

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「音楽」での練習の成果を披露。澄んだ音色のトーンチャイムでした

4チーム対抗のゲームでは、「伝言ゲーム」「連想ゲーム」「○×クイズ」を行い、各チームが団結して優勝目指しがんばりました。「○×クイズ」では、「ライトハウスの階段は合計75段以上?」や「今7問め?」、「○○君の飼い犬の名は『ダミエ』?」など実行委員が知恵を絞った難問奇問が続出し、解答のたびに各チームとも大いに盛り上がりました。

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優勝チームの代表へ景品贈呈。いやあホントうれしそうですね

最後はプレゼント交換と、全員で「上を向いて歩こう」を合唱し、一体感が高まり終了となりました。ふだんは話す機会の少ない人とも交流ができ、みんなで一緒に楽しい時間を過ごせたのではないでしょうか。
また今回の寮祭では、実行委員以外にも、景品の購入やラッピング、飾りつけ、当日の受付や司会・ゲームの進行、後片付けなど、(当日都合で参加できなかった方も含めて)多くの利用者の方が協力して下さり、利用者・ボランティア・職員の、「参加者みんなでつくったすばらしい寮祭」になりました。
参加された皆さん、どうもお疲れさま。ありがとうございました。

(鳥居寮 原口)