ダスキン・アジア太平洋障害者リーダー育成事業の研修生として、日本に来日されたアリユナさん。
笑顔がとっても素敵なアリさんは、モンゴルで英語を教える弱視の女性です。
視覚に障害のある学生に対して、より効果的な英語の指導法を学ぶことを目的に、9月から滞在されています。
日本に来て視覚障害の方が織りに取り組まれていることを知り、モンゴルでも紹介したい!と、FSトモニーに実習に来られました。

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裂き織のために、生地を切るアリユナさん。指で距離をはかり、紐状にカット。

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切った紐を使って、いよいよ織に挑戦!

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いい感じに織れています☆

モンゴルでの視覚障害の方のお仕事はマッサージが主で、作業訓練所ではフェルトを加工して、ルームシューズや遊牧民の方のテントを作ることもあるそうです。
トモニーでも取り組み始めたばかりの裂き織ですが、シンプルで奥が深く、とってもクリエイティブなお仕事だと思っています。
モンゴルの視覚障害の方達にも、織の楽しさを知ってもらい、そしてそれが収入につながるような仕組みになるよう、少しでも協力できればうれしいです。

(FSトモニー 古屋)