京都ライトハウスのマンスリーコラム「ほっこり・HOT千北」。

第35回目は「京都市立 楽只小学校」を紹介します。

楽只小学校はライトハウスから千本通りを挟んで東側に位置し、ライトハウスの正面玄関を南に下がって、横断歩道を東に渡ったところに楽只小学校の門があります。

明治6年に開校され、今年 創立139年。 現在、53名の児童が在籍しておられます。校門には立派な桜の木があります。

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校門入ってすぐ、ライトハウスも見えます

楽只小学校とライトハウスとの交流は長い間続いています。例えば、船岡寮ですと、毎年3月、7月、12月に1・2年生が船岡寮に来て下さり交流会が開かれます。これは何十年と続いている行事です。その他、ライトハウスまつりで使用するイスを借りたり、運動会用の道具を借りたりなど、各部署でお世話になっています。

下の写真は今年3月にあった船岡寮での交流会の時のものです。お年寄りの笑顔の素敵なこと!!

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見て下さい!お年寄りのこの笑顔!

3年生から始まる「総合的な学習の時間」では、各小学校の実情に応じて計画を立てているのでそれぞれ特色が出るそうです。楽只小学校の3・4年生では主に地域(「ひと」や「まち」)のことを学習し、その学習を通じて自分たちの生き方を考えています。「Let’s ボランティア」(夏休み中に実施)という周辺施設での職場体験や、配食ボランティア(土曜日)などを実施されています。ライトハウス(生活介護事業所「らくらく」)も職場体験先になっています。

また、3・4年生合同で楽只小創始者 益井茂平翁と、ライトハウス創設者 鳥居篤治郎先生の劇を隔年で行い、4年生は3年生時の経験を生かして教えているそうです。

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校舎と校庭 耐震工事もバッチリ

ライトハウスとのお話ばかりになってしまいましたが、部活動にも力を入れておられます。女子バレー部、サッカー部、タグラグビー部、文化部(ダンス、器楽)があり、3年生以上の児童が参加します。掛け持ちで部活動に参加している児童もいるそうです。

取材日にはタグラグビー※が行われていたので、見学させて頂きました。(※タックルする代わりに腰に付けたタグを取ります)

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熱気がすごい!!

最後になりましたが、取材に協力して頂きました成實校長先生、職員のみなさま、児童のみなさま、ありがとうございました。成實校長先生曰く、楽只小学校の児童は心やさしい子どもばかり…とのこと、自ら考え行動する力と人権を大切にする子どもに育って欲しいと教育に取り組まれています。

情報

所在地:京都市北区紫野西舟岡町2
電話:075-451-0044
HP:http://cms.edu.city.kyoto.jp/rakushi-s/
取材日:2012年6月12日
写真掲載の許可を得ています。