2020年12月17日(木) 京都府より絵本を寄贈いただきました
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株式会社莫設計同人 代表取締役 松村正希様および手作り絵本作家 村上祐喜子様から子どもの健全な育成に資する目的で京都府に寄付された『くじらのおなら』という絵本を当教室へ寄贈いただきました。
寄贈いただいた絵本にも登場する自然や動物等は、近くで見たり触ったりすることが難しいことが多いです。見えない・見えにくい子どもたちにとって、手元で絵本をゆっくり見ることや物語を通して色々な言葉や物に興味を持つことはとても大切なことです。山や川などの自然、動物の色々な姿などを知る機会となるよう、子どもたちと一緒にゆっくり楽しみたいと思います。本当にありがとうございました。
『くじらのおなら』※音声で聞くことができます
作:松村正希(京都産業大学宮木研究室) 絵:村上祐喜子・毛利泰房
出版社:京都新聞センター 本体:1,200円 出版年月日:令和2年8月15日
くじらが巨大なおならで空を飛び、海や山、川がゴミで汚れ、やせ細っている現実をみて愕然とした。山や川の仲間たちは、食べ物もなく、お腹を空かせ泣いていた。皆でゴミを集めてきれいにしよう。 今、地球規模で問題視されている海洋汚染や地球温暖化は、解決の見通しがたっていません。山や海などに浮遊しているプラスチックを生き物たちが飲みこんでしまうのを避けなければなりません。これらの問題を産大ゼミナール授業として、古賀彩愛・仲西真鈴・中山美朱紀さんらと一緒に考え、絵本作家・漫画家による愛くるしい絵とともに伝える、地球環境のことを考える絵本です。
(京都新聞企画事業株式会社より転載 https://kyoto-pd.co.jp/products/detail.php?product_id=2997)