第49回「あい・らぶ・ふぇあ」を開催しました

 「見えない・見えにくい」人たちのことを理解していただくための取り組みとして開催してきました「あい・らぶ・ふぇあ」ですが、第49回を迎えた今年度は、1月27日(土)・28日(日)に、昨年度同様、イオンモールKYOTOで開催しました。

 ご家族連れが多く訪れるショッピングモールでの週末開催であることを生かし、子どもさんでも気軽に体験いただける企画に取り組みました。

 「街中がこんな感じでみえるんだ」と題したコーナーでは、視野狭窄の眼鏡をかけて、普段歩いている歩道や、バスの系統番号などがどのように見えづらくなるのかを体験していただきました。また白濁の眼鏡をかけて、手元の書類や、壁に貼られた案内などがどのように見えづらくなるのか、どう工夫すれば読みやすくなるのかなどを体験していただきました。併せて、実際に視覚障害者をどのように誘導するかについても体験していただきました。

 「あ、初めてでも読めた!点字体験」では、机に置いたマグネットボードを使いながら、点字の仕組みについて学ぶ体験や、名前などを実際に点字で書いてみる体験もしていただきました。点字の一覧表をお持ち帰りいただく中で、「街中で点字を見かけたら、一度読んでみたいと思います。」というお声もたくさんいただきました。

 

 今回も「市民の皆さまに少しでも視覚障害について知っていただきたい」という私たちの思いに応え、多くの皆様のご協力をいただき実施することができました。二日間を通して約260名の方にご来場いただきました。

 来場いただきました皆さま、どうもありがとうございました。

視覚障害当事者の方が、丁寧に点字を教えてくださいました。

絵カードとボードを使って、点字を分かりやすく説明

見え方・誘導体験。子どもさんも見えにくさを体験。

巨大バスが登場!案内表示がどんな風に見えますか?

鈴入りボールでボーリング。親子連れも気軽に来場!

玩具や触る絵本。見えにくいお子さんも一緒に楽しく遊べます。