(「点字京都」3月号より抜粋)

京都ライトハウス北側の「千本北大路」交差点へのエスコートゾーンの敷設から1年。京都府視覚障害者協会生活環境改善部は視覚障害者の安全な歩行環境を目指して、引き続き設置要望活動を継続して参りました。このたび、新たに次の場所にエスコートゾーンの新設が実現し、2月末より運用が開始されましたので、お知らせします。

  1. ライトハウス南側の信号(ライトハウス南側から楽(らく)只(し)小学校に千本通を東西に渡る横断歩道上)
  2. 洛西寮最寄りの2か所(境(さかい)谷(だに)大橋(おおはし)東詰交差点及び「北福西(きたふくにし)町(ちょう)一丁目」西行バス停の東側で、いずれも境谷本通を南北に渡る横断歩道上)

エスコートゾーンとは

横断歩道の中央部に敷設された点字ブロックに似た点状の突起によるラインで、これを辿って歩行することにより、視覚障害者が横断歩道から外れることなく道路を渡れるように配慮された設備です。

今回、新たにエスコートゾーンが敷設されたことにより、横断歩道を安全に渡ることが可能となり、より安心してライトハウスや洛西寮に通うことができます。敷設いただいた京都府警察をはじめ、ご支援いただきました皆さまに感謝申し上げます。

*
エスコートゾーンを確認しながら横断歩道を渡る視覚障害者

ほっこりHOT千北「第52回エスコートゾーン」