1月11日から1月14日の4日間、大丸京都店で開催いたしました第38回視覚障害者福祉啓発事業「あい・らぶ・ふぇあ」は、入場者が昨年度より3割以上増加し、約2,500人の方に来ていただくことができ、盛況のうちに終了することができました。

あい・らぶ・ふぇあ盛況に開催 オープニングでお琴を演奏された梶寿美子さんと熱心に聞き入る高倉小の生徒さん ボランティア連絡会のコーナーで勉強する高倉小の生徒さん

 今回は「ありがとうで始まるやさしい社会」というテーマを掲げ、日常風景を再現した会場内で、見えない・見えにくいことを体験していただくことをメインに位置づけました。家の中の台所、リビング、仕事部屋では様々な生活の工夫や機器を紹介し、手引や手引かれ体験もしていただきました。昨年好評だったブラインド喫茶はスペースを広げ、内容的も一部バージョンアップし、500名以上の方に体験していただくことができました。

体験をしながら一服、好評のブラインド喫茶ん 疲れた身体をほぐします。視覚障害者の代表職業、マッサージの体験コーナー

 また、ステージではガイダンスロボットの紹介やパラリンピック銅メダリストのお話、銅駝美術高校生の研究発表など、日替わりの催し物を行いました。

ロンドンパラリンピックで勝ち取った銅メダルを披露される和田伸也さん 何がどのように入っているのかな。視覚障害者の暮らしの工夫を知る「部屋」コーナー

 これらの体験や催し物を通じて、多くの市民の方に、視覚障害福祉に対する理解を深めていただけたのではないかと思っています。

 準備から当日スタッフ、そして後片付けまでご協力いただきました皆様方に心から感謝申し上げます。ありがとうございました。

生活介護事業所・らくらくの仲間が作った「あいらぶ貼り絵」