京都ライトハウス「鳥居寮」訓練修了生の会である「フェニックス会」では、11月11日(日)、「秋の集い」を行いました

午前は、鳥居寮 牧和義所長より「訓練の思い出」と題して、これまでの訓練での思い出や、鳥居寮の現状などについて語っていただきました。また秘蔵VTR(!)、99年度の修了式のVTRも上映。スクリーンの中の懐かしい顔ぶれにホッとするひと時でした。

続いて、会員でもある治部 龍治さんに、「さわるアートを作り続けて」というテーマで、お話いただくと共に、治部さんの作品「東京ツリータワー」を参加者全員で直接触って鑑賞しました。「画面に映るツリータワーは、視覚障害者にはどのようなものであるかがよくわからない。ぜひとも手で触れて感じてもらえるものをつくりたい」という優しい願いがこめられた力作でした。

午後からは会員以外の方にもご参加いただき、音楽グループ「うた草」をお迎えしての歌声喫茶。アコーデオンのリードで戦後のヒットした歌謡曲を中心に、参加者全員で合唱。その他にも「うた草」オリジナルの曲も数曲ご披露いただいたり、イントロ当てクイズなどもあり、参加者の皆さんの声がホールに響き渡る、素敵な時間を過ごすことができました。

参加者からのコメント

  • 「昔の修了生さんから最近修了された方までが心ひとつになり、声をそろえて懐かしい歌を歌うことができました。皆から元気をもらったような気がします。また次回の行事で皆に会えるのが楽しみです。」
  • 「鳥居寮を修了してもう10年以上が経ちました。このような行事で、昔訓練を共にした仲間に会えたり、今訓練に励んでいる方などに出会えたりする中で、また新たな力がもらえたような気がします。」