P1 京都ライトハウス通信163号 2020年10月21日発行 編集人山本たろ/社会福祉法人京都ライトハウス 〒603-8302京都市北区紫野花ノ坊町11 代表番号 TEL075-462-4400 FAX075-462-4402 鳥居寮 TEL075-463-6455 相談支援室・ほくほくTEL075-462-0808 ライトハウス朱雀TEL075-803-1739 URL:https://www.kyoto-lighthouse.or.jp E-mail:info@kyoto-lighthouse.or.jp 郵便局振替口座 (運営資金寄付)00960-5-1532951979年(昭和54年)8月15日創刊 題字デザイン 増見家弘 目次 灯台守  @ 法人報告 A 部署報告 B〜D おれい  EF お知らせ F 京ラの窓 G QRコード ※QRコードは(株)デンソーウェーブの登録商標です。 編集協力:株式会社ウィズ・クリエイト ■灯台守 ごあいさつ  本年4月1日付で盲養護老人ホームライトハウス朱雀の施設長を拝命した木原智徳と申します。私は20数年前にライトハウス朱雀の前の施設の船岡寮に入職し、介護職員として勤めていました。当時は寮母さんと呼ばれていて、男性の介護職員は一人だけでした。その後、2004年にライトハウス本館の建て替えがあり、準備室への異動を経て新規オープンした1Fの身体障害者デイサービス(現在は生活介護事業所)らくらくでさまざまな年齢層の方たちと共に12年ほど過ごしました。そして、2016年に船岡寮から朱雀への建て替えがあり、再び高齢施設へ移転直前に戻ってきて生活相談員をしてきました。  これまでにいろんな経験をさせてもらったつもりではありましたが、今年ばかりはそれらの経験値では太刀打ちできないくらいの大きな壁の前に立たされた心境です。施設長という大役もさることながら「新しい生活様式」という今まで培ってきた文化とは相反するスタイルに戸惑うばかりです。生活の中の「何気ない活動」を支えることが役割だと思ってきました。ご利用者さんやご家族さん、そこに携わる方たちがハッピーになれることを共に選んだり準備することを自身の喜びに感じてきました。何も「活動」ができなくなったわけではありませんが、閉塞感を工夫しながら明るい未来へ向けて職員スタッフと模索していけたらと思います。  この中京区で5年目に入ったライトハウス朱雀が、60年近い歴史で育んだ京都ライトハウスがある北区のように、白杖1本で人に寄り添った声かけのある町になる日を目指して。 盲養護老人ホームライトハウス朱雀施設長 木原智徳 写真@ 利用者のつどいで話をしている施設長 写真A 食堂で上菓子を楽しむ利用者さんたち 写真B 誕生会でお祝いを渡す施設長 P2 ■法人報告 今年度の鳥居賞は茂木幹央様、鳥居伊都賞は鈴和代様が受賞されました。  7月14日に、京都ライトハウスにおきまして、第38回鳥居賞及び第24回鳥居伊都賞選考委員会を開催し、慎重に審議した結果、鳥居賞に茂木幹央様が、鳥居伊都賞に鈴和代様が全員一致で推挙されました。  ご存知のように、鳥居賞は、1983年に京都ライトハウスの創設者であります鳥居篤治郎先生の13回忌に当たり創設されたもの、鳥居伊都賞は1997年に新設されたもので、視覚障害者福祉の発展に大きく寄与し、夢と希望を与えられた方、またその方を支えてこられた方を表彰するものです。  今回、鳥居賞を受賞されました茂木幹央様は、国立東京視力障害センターの厚生教官を務められ、視覚障害者として初の法務省法務事務官を兼務された方です。埼玉県にはじめて「盲養護老人ホームひとみ園」を完成させ、以来40年、就労施設や身体障害者のためのケアホームなど9種の社会福祉事業を行っておられます。また、演劇活動支援にも力を入れられ「全国盲人演劇祭」をスタートされるなど文化面でも活躍されました。 写真上 第38回鳥居賞を受賞された茂木幹央様 写真下 第24回鳥居伊都賞を受賞された鈴和代様 京都ロービジョンネットワーク活動報告  京都府眼科医会様ご紹介のもと、7月に京都府薬剤師会様を通して、京都府薬剤師会会員の調剤薬局、薬店1,020店舗へリーフレットさくらを配布させていただきました。この間、薬局に「さくら」が置いてあり、見えにくい父のことを想い連絡をして下さり主治医に繋がったというご相談がありました。薬局に来られた見えにくさでお困りの患者様やご家族、知り合いの方々など、たくさんご相談につながることを期待しております。  今後とも、リーフレットさくらの普及拡大を図り一人でも多くの見えにくさでお困りの方に「良かった」と思っていただけるよう活動を進めてまいります。 P3 ■部署報告 情報ステーション 点字図書館 本館3F 読み書きサービスについて  7月1日より新型コロナウイルス感染症対策を講じた上で、読み書きサービスを再開いたしました。  ご利用可能日時は、月曜日から金曜日の午前10時から午後4時までです。また、長時間の滞在をお控えいただくため、一日につき一回、30分以内でのご利用をお願いしております。  読み書きサービスをご利用希望の際は、事前に情報ステーションの開館時間内に利用者専用電話番号(075−462−4426)までご連絡をお願いいたします。電話連絡なしでご来館の場合、不要な待ち時間が生じたり、ボランティア不在等の理由でお断りすることがございますのでご注意ください。  ご来館前には体調確認と検温、およびマスクの着用をお願いいたします。風邪の症状が現れているときや少しでも体調に不安を覚える場合は、無理をなさらずにご来館をお止めください。ご予約をキャンセルされる場合も、お手数ですが情報ステーションまでご連絡をお願いいたします。  今後、サービスの変更時には、京都ライトハウスホームページや利用者専用電話番号でお知らせいたします。 写真 感染症対策として室内にビニールカーテンを設置し、二方向の窓を開放しています 情報製作センター 点字出版所 本館3F ワコール労働組合様ご援助の『色の言葉選び辞典』を全国の盲学校・視覚障害者情報提供施設へ寄贈  ワコール労働組合様は、組合員の皆さまのカンパを原資として、京都ライトハウスが行う点字図書出版事業を中心に、1982年から継続してご援助をいただいております。  今回は『色のことば選び辞典』(点字版全3巻、マルチメディアデイジー版全1巻)の製作にご援助いただきました。私たち視覚障害者にとって縁遠いものと思われがちな“色のことば”。でも、色は人の心を楽しませ、洋服のコーディネートなど日頃の生活でも大事なツールではないでしょうか。例年同様、全国の盲学校・視覚障害者情報提供施設への図書の配布に際し、多くの学校・施設からご希望をいただきました。厳正な抽選の結果、7月中旬に70施設に送付しております。  送付後、8月5日にはワコール本社にてワコール労働組合様に感謝状の贈呈を行わせていただきました。ワコール労働組合中央執行委員長廣瀬一真様より、「京都ライトハウスの取組ついては高評価をしており、支援の長い歴史も理解していますので、来年度も何らかの形で引き続き援助を続けていきたい」とお言葉をいただきました。ご援助いただきましたワコール労働組合様に心より感謝申し上げます。 写真 感謝状贈呈式 ワコール労働組合廣瀬執行委員長(左)と瀧本理事長(右) あいあい教室 視覚支援 本館2F みんなで育てる“あいあいの木”  この春、放課後等デイサービスの居室の壁に一本の大きな木が立ちました。休校期間に“こんな時だからこそ笑顔を届けたい”と、子どもたちと作った“あいあいの木”。幹や枝に見立てた段ボールを壁一面に繋げて貼り、高さは天井近くまで、幅は3m程ある大きな木になりました。春は障子紙を薄紅色に染めて、桜の花づくり。できあがった花は思い思い好きな所に貼り、みんな嬉しそうな様子でした。春から夏への移ろいに合わせて、あいあいの木も新緑に衣替え。牛乳パックで模った大小さまざまな形の葉っぱにちぎった紙を貼り、初夏の装いに大変身しました。これからもみんなで考えながら四季折々の木を作り、思い出を重ねていきたいと考えています。 写真 居室の壁を鮮やかに彩る青葉の木 P4 ■部署報告 鳥居寮 障害者支援施設 ひろがる点字の活用法  京都市では2018年4月より点字ディスプレイの給付対象者の要件が緩和され、視覚障害者手帳2級以上の者が給付対象となりました。鳥居寮の点字訓練の中でも、点字ディスプレイの操作練習を希望される方も増えてきました。点字ディスプレイの魅力は、点字の本をサピエからダウンロードして手軽に読めることです。紙に書かれた点字と同等の速度で読んだり、タイピングができるようになると、シーンや用途に合わせて、紙とディスプレイの使い分けも可能になります。読書ではジャンプ機能や検索機能が便利です。メモの保存もショートカット活用でさくさくできます。  アナログのイメージが濃い点字ですが、点字ディスプレイの普及により若い世代からさらなる点字の活用法がひろがりつつあります。 写真 点字ディスプレイに表示されている点字を読んでいる様子 らくらく 生活介護事業所 本館1F らくらく「夏祭り」  らくらくでは8月18日から1週間、らくらく夏祭り週間として午後のレクリエーションで夏祭り行事を行いました。  出店のイメージで、かき氷・くじびき・ヨーヨー釣り・射的のコーナーを作り、はっぴや鉢巻きをした利用者のみなさんに順番に回ってもらいました。  ヨーヨー釣りでは、実際のお店と同じくひもがちぎれたらそこまでという、らくらくとしてはシビアなルールでしたが、皆さん真剣に取り組まれ、10個以上も釣り上げられる方もおられ、とても盛り上がっていました。  かき氷はブルーハワイ・いちご・メロン・レモン味に練乳トッピングもあり、3杯以上もおかわりされる方もおられ、いろんな味を楽しまれていました。さらに、今回はかき氷機をきらきらから業務用のものをお借りして作ったため、お店のようなできあがりで「氷がめっちゃなめらかやわ〜」と、とても喜んでいただけました。 写真 ヨーヨー何個釣れるかな? FSトモニー 就労継続支援事業所 本館4F 夏をみんなで楽しみましょう!「恐竜アタック25Ver.TOMONY」  8月14日、あけぼのホールにて、「密」を避けながら久々の行事を行いました。4チームに分かれて恐竜クイズに答え、職員自作の「アタック25パネル」の争奪戦。知らない恐竜の名前を、勘を頼りに答えたり、パネルはどこにしようか?と悩んだり、マスク姿でわいわい・ガヤガヤとにぎやかに、超難問の恐竜クイズに挑みました!  激戦の末、16枚のパネルを獲得した緑チームが優勝!お決まり通り、獲得したパネルを開けて、最後の問題。「さて、この恐竜は何でしょう?」見事正解した優勝チームには豪華(?)賞品を進呈しました。  さて、ゲームの後は、お待ちかねのランチタイム。最近では新型コロナの影響で、食堂での「密」を避けるため、昼食は時間差にしています。久々に、みんな揃っての昼食でした。が、おしゃべりは厳禁!それでも、恐竜にちなんだ「骨付き肉巻きハンバーグ」にかぶりつき、皆さんの笑顔が見られました。  最初から最後まで、恐竜をテーマにした行事。皆さんに、「楽しかった〜」と言っていただき、職員も嬉しかったです。早くコロナが終息し、またみんなで楽しい行事をたくさんしたいですね。 写真@ 力作のパネルは全部で101枚=25枚×4チーム+アタックチャンス用1枚 写真A 最後の問題はパネルにちらっと見えている恐竜の名前 写真B 原始時代を思い出して?仲良くカブリッ! P5 ■部署報告 相談支援室 ほくほく 京都市北部障害者地域生活支援センター 本館2F ロービジョン相談を行っています。  ロービジョン相談では、見えにくいことでお困りの方を対象に、お話をゆっくりお伺いしながら、見え方に合った視覚補助具のご紹介や使い方のアドバイスを行っています。例えば、新聞や本が読めなくなったなどの場合、文字を大きくすると見えやすくなることが期待されます。そのため、拡大鏡や拡大読書器などで実際に見たいものを見て試していただきます。  また、まぶしさや白っぽく見えるなどの場合は、遮光眼鏡をかけることで改善されることがあります。遮光眼鏡は様々な色の種類があり、合う色はお一人お一人異なるため、実際に何色か試していただきます。見え方によっては、これらの補助具を使っても解消できないこともありますが、その際は補助具に代わる方法がないかを一緒に考え、ご提案させていただくよう努めています。ご相談の中で、「見えにくいことでできなくなったことが増え、気力も失ってしまった」と悲しそうにお話されることが多くあります。そのような方にロービジョン相談を通して、再びできるようになる方法を見つけていただき、活き活きと自分らしく生活していただけるようお手伝いできればと考えております。 ライトハウス朱雀 高齢者総合福祉センター 窓越し&ビニールカーテン越し面会  新型コロナウイルス感染防止のため、ライトハウス朱雀では、3月中旬から家族様やご友人の方々の面会制限を実施させていただいていました。   5月21日に京都府の緊急事態宣言が解除されたことや京都府内の感染者数が減少していること等を考慮し、6月3日から、家族様に限って、1回15分ではありますが、本人様との窓越し面会を実施させていただくことになりました。  そして、7月10日からは、同じ室内に入っていただき、ビニールカーテン越しでの面会方法に変更しています。感染予防に努めながら、少しずつでも解除していけたらと考えてはいますが、京都でも再び感染者数が増加していることが、気になります・・・。  しかし、少しでも本人様・家族様に喜んでいただけるような取り組みが今後も実施していけたらと思います。 写真@ ビニールカーテン越しに面会をされる利用者様と家族様 写真A 久しぶりの面会で喜んでおられる利用者様と家族様 P6〜P7 ■おれい 京都ライトハウス法人本部 2020年6月1日〜2020年8月31日 寄付金39件 8,270,176円 物品寄付・ご奉仕 57件 多額のご寄付を賜りました。 浅見礼子様 大八木明様 京都医療生活協同組合中野眼科様 国際ソロプチミスト京都‐北山様 寺田寧子様 栂野宏様 松尾清三様 ワコール労働組合様 匿名 2件 ありがとうございました。 寄付金 あいあい教室保護者会 浅野美和子 石井直子 今井悟 今井茂野 大槻登 小野仁之 木戸口孝 心城院 鈴木典子 竹下八千代 東稔英 富田隆介 中村節子 西口都志子 西村隆正 野口美香 橋本イツ子 廣藤千代子 前田修二 南秋光 明神悦子 村井こころのクリニック 村井俊彦 茂木幹央  匿名 3件 (50音順・敬称略) 物品寄付・ご奉仕 相河健志 浅見礼子 今井さか江 泣Cマイ・メディカル・ケア 大久保和英 大橋東洋彦 柏谷俊邦 片岡敏明 滑剴c電機 木本多江子 京都国際社会福祉協力会 京都紅茶倶楽部 京都トヨタ自動車 レクサス北大路 こじまみよこ 後藤節子 近藤敏宏 佐渡一宏 佐渡和代 佐野秀男 島義人 潟Vミズ・ビルライフケアS-BLC関西社 水津樹 橋美知代 高元登世美 滝村富子 瀧本露喜 潟^ケウチ 竹岡俊昌 点友会 東稔英 中田徹夫 中地フキコ 西村喜代子 西村晃一 西村史子 林紘子 林美智子 平知可子 平場澪 廣藤千代子 futarinote(ふたりのーと) 古谷美千子 南秋光 且O宅時計舗 茂木幹央 森田悟史 八木光代 山荘恵美子 吉田瑠璃子 渡辺ツヤ子  匿名 5件 (50音順・敬称略) 京都ライトハウス後援会 応援いただきました会員の皆さまのお名前を掲げ、厚くお礼申し上げます。 多額のご寄付を賜りました。 梅原悦子様 梶寿美子様 小西昭三様 杉山都子様 染谷陽一様 馬場千恵様 ありがとうございました。 2020年6月1日〜2020年8月31日 後援会賛助金 230件 1,656,510円 青井韶一 明石勝行 明石隆子 宗教法人阿含宗 浅井美代子 浅川三津子 芦田賀寿夫 芦田文子 阿部晶子 荒木あき子 荒木保枝 荒田考平 池田ちづ子 池田寧子 池西照子 石川直子 石倉祐子 石黒メディカルシステム梶@石黒忠夫 石田貞江 一谷孝 井上要 井上雅代 猪田晃次 今西二郎 今村幸子 岩崎篤弘 岩田眼科医院岩田親良 宇千代子 内田務 梅田修 江守英子 エンジョイ・ホースライブラリー中島弥生 大久保和代 大槻登 大西敬子 大西みち子 大村悦子 岡田多栄子 岡本喜代子 岡山拡大写本の会 奥村久子 尾嵜匡代 小田淑子 小野仁之 角田公美 梶政彦 梶原健午 加藤恵美子 加藤克巳 加藤仁司 門松秋己 蒲田良子 香山良樹 川合正子 川勝玲子 川口久惠 河田一正 岸田典子 北村裕喜子 北脇薫 北脇圭二 木下克代子 木下幸子 木下茂 貴寶院邦彦 貴寶院英代 京都むらさきライオンズクラブ 久坂夏子 日下部九州男 久世尚 朽木久子 久保賢治 久保佳子 熊本侑子 倉田京一 黒中加代子 小島登美子 小久仁子 小西昭三 五味和江 近藤系子 斉藤信吾 さえずり会 酒井久江 榊美智子 坂本正伸 酒元モモエ 佐々木玲子 作花済夫 佐野眼科診療所 佐野裕志 澤冨士栄 塩田悦子 篠田泰明 柴田久子 志水政子 下地幸夫・和子 杉浦洋子 鈴木君江 鈴木茂嗣 鈴木昌子 須田嘉代 砂川昇 千保幸子 曽根隆 竹村忠義 多田有輝子 田中幸子 田中武 田中久子 田中有美子 鞄c中長奈良漬店 谷岡賢一 谷村栄子 田畑好子 玉田和江 田村悦子 田村正行 崔春夫 張文玉 築柴恵美子 土田登美子 土田晴久 堤明子 常田道子 常見修平・泰子 坪田英機 東江義一 栂野たね子 徳賀民子 徳田正子 内藤きよ美 鞄燗。建築事務所 内藤俊夫 中井英明 中川真一 中出美智子 中根しづ子 中原布美子 中町松枝 中村恭子 成田松代 西口都志子 西田文子 西畑貴好 西原勝則 西村敦子 西山友貴 丹羽登茂子 野口春美 能澤義和 野村祐代 橋本義彦 林美智子 林野正子 原田幸子 原田佳子 平松治子 平山晴子 廣藤千代子 吹上弘之 福島和明 福永益子 藤ア文子 藤村和正 古澤晶子 逸見邦子 本沢芳子 本庄史子 前川由美子 前田雅美 増田駿 増田壽美子 松井幸子 松下久栄 松村ヨシ子 松本健二 眞鍋清子 三浦豊子 三木一弘 三木正子 三崎博美 水口幸一 南大路久子 宮川澄子 宮崎尚子 宮ア又行 宮本政和・美千代 村井俊彦 村上理 村上みえ子 村上留美子 元岡翠 森利雄 森田睦子 森田洋一 森本和子 森 本光子 ヤサカ商事且R科オートスタンド 矢島貴子 矢嶋幸子 安武剛一 安間美津彦 山下美千代 山田和子 山田恭子 山本珠子 湯川尚子 横山和子 吉武顕 わいわいネット 脇本卯月 和久田道子 和田一洋・恵子 渡邉一夫 渡辺研 渡辺弘美 匿名 8件 (50音順・敬称略) ■おしらせ 点字普及イベント中止のお知らせ  京都ライトハウス点字普及委員会(担当:情報ステーション・情報製作センター・鳥居寮)では、日本の点字制定記念日である11月1日にちなみ、一般市民や視覚障害のある方への点字の普及、府内点訳グループの交流の促進等を目的に、「点字普及イベント」を毎年11月に開催してきました。しかし今年は、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から開催を予定しておりました当イベントの中止を決定いたしました。  楽しみにしてくださっていた皆様には誠に申し訳ございませんが、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。 年末年始の休館・休業のお知らせ  本館休館中は宿直および日直も不在です。年始は1月4日(月)9時に開館しますが、日直対応とさせていただきます。  1月5日(火)より通常体制となりますので、よろしくお願いいたします。 ★本館休館 窓口・貸会場 12月28日(月)18時〜1月3日(日) ★各サービスの休業 情報ステーション・読み書き 12月26日(土)〜1月6日(水) 貸出し 12月29日(火)〜1月4日(月) 対面読書 ※対面読書は休止中 きらきら 12月25日(金)〜1月4日(月) パソコン相談 12月25日(金)〜1月4日(月) 眼科相談 12月24日(木)〜1月12日(火) ロービジョン相談 12月25日(金)〜1月5日(火) 職員人事 次の通り、職員人事を行いましたのでお知らせします。 【退職】 2020年7月31日付  朱雀特養 武田真歩 朱雀特養 末松亮平 【退職】 2020年8月31日付 情報ステーション 山科文加子 【退職】 2020年9月30日付 朱雀養護 大木文女 法人事務所 北川靖子 【採用】 2020年9月1日付 あいあい教室 本堂恵太 【採用】 2020年10月1日付 朱雀養護 渡邉芳己 朱雀養護 黒岩李紗 朱雀特養 平野真季 朱雀デイ 上田賀津江 法人事務所 亀山千恵子 法人事務所 山下直枝 P8 ■つながる京ラ   パソコン相談から見えてくる人とのつながり   視覚障害者が生活をしていくうえで、欠かせなくなりつつあるのがIT機器ではないでしょうか。京都ライトハウスの喫茶コーナーの一角にパソコン相談の部門があります。どんな方がライトハウスとつながっているのでしょうか。担当の方にお話を伺いました。  体験時間は1時間の予約制。マンツーマンで教えています。ご利用の方のご希望もさまざまです。「パソコンそのものに初めて触れられる方もおられれば、スマホやタブレット端末など、最新の機器についてご相談に来られる方もいらっしゃいます。ご本人に寄り添いながら体験をおこなっています」と担当の伊藤さん。パソコン相談がきっかけでライトハウスの他の事業所につないだケースもあるとのことでした。利用者さんにとって、ライ トハウスの窓口の役割も果たしていますね。  多くの視覚障害者の方が京都ライトハウス、社会とつながってほしいと思います。 写真左 ふれあいカフェきらきらの奥の相談スペース 写真右 パソコンの文字入力練習をしている利用者さん パソコンでつながる  パソコンを使用する際は、画面の情報を音声で読み上げてくれる「スクリーンリーダー」というソフトを使用し、入力した文字や画面に表示される内容を音声で聞くことができます。また、マウスなどは使用せず、すべての操作をキーボードで行っています。 スマホでつながる iPhone編  iPhoneには視覚障がい者の方も使えるよう、VoiceOver(ボイスオーバー)という画面読み上げ機能が備わっているので、画面に出ている情報、今選択しているものの情報を読み上げてくれます。文字入力は画面内のキーボードも使いますが、Bluetoothの外部キーボードも使用します。 新型コロナウイルスに警戒を! 大切な人を守るため対策をお願いします。 手洗い 手洗いは水と石鹸を使い、30秒程度かけて丁寧に洗いましょう。 消毒 備え付けの消毒液がある所では、手指の消毒をお願いします。 外出時や屋内での会話の際はマスクの着用 外出時や屋内でも会話をするとき、人との間 隔が十分とれない場合は、症状がなくてもマスクを着用しましょう。 距離をとろう 人との間隔は、できるだけ2mは空けましょう。 「3密」を避けよう 密集・密閉・密接 QRコード 京ラのフェイスブックです イベント等のお知らせや、各事業所の日常をはんなりとお伝えしていきます。 編集後記    密集、密閉、密接の「三密」を避けること、と言われるようになってからすっかり久し くなりました。  密という字は「ひそか」とも読みますが、コロナ禍で知らず知らずのうちに「密か」と 化した出来事や情報が少なからずあるように感じています。  そういった密かなものの声に、気付くことができるようになりたいです。 (山科文加子)