P1 京都ライトハウス通信153号 2018年10月21日発行 編集人 山本たろ / 社会福祉法人 京都ライトハウス 〒603-8302 京都市北区紫野花ノ坊町 11  代表番号 TEL 075-462-4400 FAX 075-462-4402 鳥居寮 TEL 075-463-6455   相談支援室・ほくほく TEL 075-462-0808  ライトハウス朱雀 TEL 075-803-1739 URL:http://www.kyoto-lighthouse.or.jp  E-mail:info@kyoto-lighthouse.or.jp 郵便局振替口座  (後援会)01090-3-9080  (運営資金寄付)00960-5-153295 1979年(昭和54年)8月15日創刊 題字デザイン 増見家弘 灯台守 @ 法人報告 第43回視覚障害者福祉啓発事業「あい・らぶ・ふぇあ」 A      京都ロービジョンネットワーク活動報告      交通安全の看板等の贈呈式 部署報告 B〜D おれい E おれい・お知らせ・職員人事 F 京ラの窓・編集後記 G 編集協力:株式会社ウィズ・クリエイト ■灯台守 ごあいさつ  本年4月1日付けで鳥居寮の所長に就任いたしました久保弘司です。  私は、これまで一指導員として点字やパソコンの訓練を担当してまいりました。このたび、指導員をはじめ栄養士や看護師などの職員が一丸となって良質な支援ができるようそれらを束ねていく所長という職に就くこととなり、その重責に改めて身の引き締まる思いでいるところです。  私は25年前に鳥居寮に入所し、訓練を受けた全盲の視覚障害者です。  大学生になるころまでは弱視として一般校へ通い、視覚障害を意識せずに過ごしました。やがてまったく見えなくなりました。ただただ心細く、「これからの自分はどうなっていくのだろう」と将来への不安ばかりがつきまとう日々を送っていました。「親には心配かけない」と気丈に振る舞ってもいました。  鳥居寮で訓練を受けていく中で、変化していく自分を発見していきました。見えなくても、練習していけばできるようになることもたくさんある。また同じ境遇の仲間との出会いにより、「自分らしく生きていける」と、あの心細さが消されていく一筋の光のようなものを見つけました。  私はこれらの経験を活かす仕事に就こうと決意しました。視覚障害リハビリテーション訓練の意義を多くの方々にどんどん伝えていくことが、私の大きな役割の一つだと思っています。多くの方と訓練という場で出会い、質の高いサービスを提供していく中で、その方々の笑顔に接することができますよう、同じ志を持つ若い職員たちとともに、がんばって参りたいと思っております。  今後も皆さま方のご指導、ご鞭撻、よろしくお願い申し上げます。 障害者支援施設「鳥居寮」 所長 久保弘司 P2 ■法人報告 ●第43回 視覚障害者福祉啓発事業「あい・らぶ・ふぇあ」 遊んでワクワク!知ってナットク!〜見えない・見えにくい人たちとともに〜  今回の「あい・らぶ・ふぇあ」は、1月25日から28日まで大丸京都店6階イベントホールにて開催しました。初日から雪がちらつく、寒さの厳しい4日間にもかかわらず、約1500名の方が足を運んでくださいました。  ステージでは、ディスクジョッキーでおなじみの谷口キヨコ氏(関西盲導犬協会理事)とシンガーソングライターの原田博行氏によるトーク&弾き語り、そして、京都府立盲学校講師の岸き しひろみ博実氏による視覚障害教育の歴史についての講演のほか、様々な催しを行いました。会場では、制定100周年の点字郵便や誕生50周年の点字ブロックに関する展示、ゲーム&キッズ・点字体験・ブラインド喫茶・誘導(手引き)・音の3Dシアターなどの体験コーナーを設け、多くの方に「見えない・見えにくい」ことへの理解を深めていただきました。  会場には、「見えない・見えにくい人も共にくらす明るい社会」をテーマに小学生の絵画180点が飾られ、視覚障害ボランティアサークルの展示なども行いました。  今年も準備から多くの行政府・団体・企業・ボランティアの方々にご支援・ご協力いただきました。本当にありがとうございました! ●京都ロービジョンネットワーク活動報告  「京都ロービジョンネットワーク」は、京都府内の医療、教育、福祉及び視覚障害者当事者団体が連携し、見えにくい・見えない方へ、支援に関する情報を提供することで、その方の生活の困難さを取り除き、望む生活を実現することを目的に、昨年4月に設立し一年を迎えます。  皆さまのお手元にこの京都ライトハウス通信が届くころには、医療機関に受診された方が、次のステップに踏み出すことができるよう、患者さんに手渡されるリーフレット『さくら』が完成し、受診の際には手渡された『さくら』を介して、総合相談窓口をご紹介いただくシステムが動き出すこととなります。  構成団体である京都府眼科医会の先生方や医療関係者を対象に『さくら』のお披露目も含めて、5月に研修会を開催する予定です。京都府内のどこに住んでいても相談やアドバイスを受けることができるよう、ネットワークを強めていきたいと考えているところです。 第1回京都ロービジョンネットワーク研修会 日時:5月13日(日)13時〜16時(予定) 会場:京都ライトハウス4階 あけぼのホール 内容:基調講演 山縣祥隆先生「ロービジョンケアの基礎と実践」ほか 対象:眼科医、視能訓練士、看護師、その他医療関係者 ●交通安全の看板等の贈呈式  2017年度は、視覚障害者の歩行の安全を守るための啓発活動の拡充を、各警察署のご支援を受けて市内各区で行っていますが、この度、京都ライトハウス本館周辺の安全啓発活動を 推進するために、京都グレースライオンズクラブ様から京都ライトハウスへ交通安全の看板等の贈呈があり、2月27日、あけぼのホールにて贈呈式がありました。  ライオンズクラブの方々、京都府北警察署長、京都市北区役所、地元の消防団や交通安全会などの皆さまをはじめ、楽只小学校の児童さんにもご参加いただきました。式典では警察音楽隊の演奏や、北区の視覚障害者自身によるヒヤリ体験の実演なども行われ盛り上がりを見せました。最後にライトハウス前や千本北大路交差点で看板の設置や街頭啓発活動が行われました。  このような各方面からのご尽力に厚く御礼申し上げますとともに、視覚障害のある方々の安全が各地でさらに向上するよう努めてまいります。今後とも、皆さまのご協力をよろしくお願い申し上げます。 P3 ■部署報告 ●情報ステーション(点字図書館) ボランティアの皆さんに感謝状  3月1日、第47回「ボランティア・利用者のつどい」を開催し、80名を超える方が参加してくださいました。  第1部は情報部門のボランティアとして長年活動していただいている方々に感謝状をお贈りする式典です。節目を迎えられた17名の方々に瀧本章理事長から感謝状が贈られました。また、利用者を代表し、大橋東洋彦さんと櫻田朋子さんが日頃の思いとボランティアの方々への感謝の気持ちを述べられました。  第二部は、「人をつなぐ音、ともに生きる喜び?光の音符が贈る音楽の花束?」と題し、西村ゆり先生をはじめとする「光の音符」の皆さまが演奏会を催してくださいました。   美しい独唱・二重唱、そして参加者の皆さんに声をかけながら会場を回られるなど、和やかな雰囲気の内にプログラムは進行していきます。曲目の間には、20年を超える「光の音符」のあゆみもご紹介くださいました。「今日の日はさようなら」を会場全体で熱唱し、素敵な時間のフィナーレとなりました。 ●情報製作センター(点字出版所) 「京都ライトハウス点字普及イベント」開催  11月29日、情報ステーション・鳥居寮と共に、点字をアピールするイベントを行いました。参加者は55名でした。  墨字の読み書きが難しい視覚障害者にとって、点字は唯一自由に読み書きできる文字でありながら、その習得には様々な困難があります。ユーザーが減少している原因の一つとなっています。  特に、中途失明者に、点字やその学習について関心を持ってもらうことを目的として、京都ライトハウスでは点字普及イベントを、毎年、11月1日の「日本点字制定記念日」の前後に開催しております。  今回は、京都府立盲学校数学科教諭の藤井則之先生にご講演いただきました。先生は、教員生活半ばで視力低下を経験されながらも点字を習得して教職を続けておられます。点字との出会いによって生きる上での自信に繋がったことなど、感動的なお話しをいただきました。  その後は鳥居寮における点字指導の実践報告、参加者との懇談を行いました。また、大きなサイズの点字図書などを並べて、皆さんに手に取っていただきました。 ●あいあい教室(視覚支援) “図書館体験”を行いました!  2月22日に親子で3階の情報ステーションへ行き、シールラリーをしながら見学を行いました。これは、図書館の機能などについて親子で体験しながら知ることを目的に企画したものです。  当日は2グループに分かれ、それぞれ図書館職員に“ガイドさん”として3階を案内してもらいました。子どもたちはシールラリーのカードを首から提げ、少しドキドキしながら見学へ出発!図書館で点字の付いた絵本を手に取って見たり、デイジー録音図書のCDでアニメ等のお話を聞きました。  いよいよ最後は図書館で本を借りる体験です。好きな物を1つ選んでカウンターへ持っていき、自分の名前を伝えて、それぞれ本を借りました。自分で本を借りた子どもたちからは、思わず嬉しそうな表情がこぼれていました。  今回の体験をきっかけに、子どもたちの本への興味や、“見たい” “知りたい”気持ちがもっと広がってほしいと思います。 P4 ■部署報告 ●鳥居寮(障害者支援施設)  ストレスケア講座で、聴く・話す時間を共有 2月7日、眼科カウンセラーの田中桂子氏を講師にお迎えし、ストレスケア講座を実施、訓練生22名が参加しました。心のお疲れ度チェック・体調管理のポイント・睡眠・依存症・家族との関わり方など、たくさんのエッセンスが盛り込まれた講座でした。「?啄同時」という言葉を例えに、周りにわかってもらうためのヒントをご提案いただきました。  3つのグループに分かれてのフリートークでは、見え方の変化についての不安、お疲れ度が危険信号、私って依存症かも、買い物依存の経験、自己否定やイライラポイント、落ち込むとどうにもならないなど、率直な言葉がたくさん聞かれました。睡眠前に温かいミルクを飲むことは取り入れたい、ストレス発散法のシェアなど前向きな声もありました。  思い出し、分かち合えることで小さな安心につながるような機会を、今後もつくっていきたいと思います。 ●らくらく(生活介護事業所) 年の初めの運試し  毎年恒例の初詣、行き先は北野天満宮で、小グループに分かれて複数の日程を組んで実施しました。今年は暖かくて雪も降らない、絶好の初詣日和が続きました。  楼門には柴犬を描いた大きな絵馬が飾ってあり、境内に、「水みずう占ら みくじ」がありました。おみくじの紙を水 に浸けると文字が浮かび上がってくるというもので、境内には小川や池も作られており、何が出てくるだろうとワクワクしながらおみくじを小川の流れに浸しました。「あっ、浮かんできた!」、利用者さんも職員も目新しいおみくじに喜んでいました。良いおみくじを引いた人もいれば、残念なおみくじを引いた人もいましたが、みなさん揃って良い年になるように天神様にお祈りしてきました。  最後のグループが、咲き始めた梅の香りを楽しみながら今年の初詣を終えました。 ●FSトモニー(就労継続支援事業所) アビリンピック京都大会 DTP部門金賞受賞!    2月3日、第15回アビリンピック京都大会が行われました。  DTPとは、編集、デザイン、レイアウトなどをコンピュータで行う作業です。大会では時間内に指定の作業を行い、技術や芸術性を競います。  今回、みごと金賞を受賞されたFSトモニー利用者の唐も ろこしなつ土奈津さんに受賞の感想をお伺いしました。  「参加者数は昨年の倍の人数だったため、大きな緊張感のなかで競技に挑みました。金賞をいただくことができたのは大変励みになりましたが、まだまだ自分のスキル不足を痛感する部分が多く、今後の課題を認識できた貴重な機会となりました。  アビリンピックは様々な障害を持つ人々が集まり、その技能を競います。私をはじめ皆に共通するのは『働きたい、社会参加したい』という思いです。  働くということにおいては、障害があるがゆえにできないこともあるかもしれない。でも工夫や少しの配慮でできることもたくさんある。それを社会全体が寛容な心で応援してほしい。私が常に願っていることです」 P5 ■部署報告 ●相談支援室 ほくほく(京都市北部障害者地域生活支援センター) 京都市障害者相談員研修会に参加  2月12日京都テルサ大会議室にて行われた研修会に参加しました。  初めに過去当時、京都市保健福祉局障害保健福祉推進室中田企画課長さんによる「障害者施策について?高齢化が進む中で?」と題した講演がありました。身体障害者手帳取得者は30年前に比べ倍増、そのうち半数以上が75歳以上の方、療育手帳保持者、精神保健福祉手帳保持者も高齢化が進んでいるとのお話しでした。障害者総合支援法改正の中で、障害福祉と介護保険サービスを相互に利用できる「共生型」サービスが取り入れられようとしていますが、実際どれだけの事業所が取り組んでいくのかは不明とのことでした。  その後、身体、知的、発達・精神それぞれの障害者相談員さんから事例報告があり、日頃電話で丁寧に対応されている様子を知ることができました。  最後に各圏域に分かれ、北区・左京区圏域の相談員さんと支援センター「らしく」「きらリンク」「ほくほく」職員 が意見交換を行いました。その中で「毎年新しく発行される『障害保健福祉のしおり』を障害者相談員全員に配布できないのか」「相談や区役所窓口に行けない方のために配布できないものか」「発達相談員の電話番号をお知らせするチラシはあるが、身体、知的はないので、作ってもらえないだろうか」等、積極的な意見が出されました。 地域の身近な相談機関として相談員さんともつながり、顔の見える関係作りを通して困っている方々の支えになっていければと思いを新たにしました。 ●ライトハウス朱雀(高齢者総合福祉センター) 節分豆まき大会  2月3日、ライトハウス朱雀で節分豆まき大会を開催しました。職員とデイサービスの利用者さんが扮装した赤鬼、青鬼が各階を回ります。新聞紙を丸めて作った大きな豆を鬼へめがけて投げ、「鬼はー外!」「福はー内!」と、皆さん大きな声を出しておられました。始めは怖がっておられた利用者さんも、後半は楽しんで自分から「豆なげるでー」と鬼に向かって豆を投げつけておられました。とびっきりの笑顔、俊敏な動き、大きな声、普段では見られない利用者さんの姿に、職員も一緒になり楽しませていただいた1日でした。  今年度も、活気あるイベントやレクレーションを皆で企画し、利用者さんのとびきりの笑顔を引き出せるよう、職員 一同頑張っていきたいと思います。 P6 ■おれい ●京都ライトハウス法人本部 2017年11月1日〜2018年2月28日 寄付金67件 2,436,005 円 物品寄付・ご奉仕 197件 多額のご寄付を賜りました。 ECC地球救済キャンペーン事務局様 伊東宏様 宇野宏美様 (株)北大路書房様 京都ライトハウス・京視協分会様 (株)サン工芸様 真宗大谷派宗務所様 (株)つえ屋様 中西博子様 松尾清三様 南秋光様 茂木幹央様  ありがとうございました。 ●寄付金 青山清子 今井さか江 今村貞夫 オカリナサークルトトロ (株)偕成社 加藤博史 川上武司 京都から竹連合会 桐山眼科 (株)グリーンハウス 小伊藤直哉 サークル・シー JRPS京都支部 正派ゆきの会 玉井正彦 崔春夫 同志社高等学校宗教部木村良己 同志社中学校 鳥居寮点字サークル 夏梅誠一 南波悠紀子 西村怜子 日本キリスト教団京都丸太町教会 長谷川芳孝 春田泰文 樋口富士子 福見久代 福本祐代 藤井和夫 船岡老人クラブハウス社交ダンスクラブ 保坂教子 堀口皮膚科 水野菊子 ミヤ眼科医院 宮田和子 安間美津彦 弓削堅志 弓削由佳 ユニーズ京都 渡辺信一郎 匿名 10件 ●物品寄付・ご奉仕 阿久津敏子 浅井史代 あすなろ会 天岡宏 飯塚涼子 生島芙美江 井後あかね 石井良子 石川泰史 一谷孝 市邊愛佳 稲田秀治 井上ジュン 井上千恵子 井上正子 井原拓也 今井さか江 今井悟 (株)魚国総本社京都支社 内田主男 内田務 打谷慎二 宇野宏美 梅田智美 オーガスティンジョナサン 大久保和英 大澤みさき 大谷八重子 大槻みゆき 大戸明美 大橋東洋彦 大屋光子 奥田まさ子 奥村久子 小倉英子 小倉宏子 小倉百合子 乙訓点訳サークル 海田礼子 加藤恭子 加藤紀江 金子欣珠子 鎌田啓子 刈谷朱里 川戸正司 河村峯子 菊沢喜八郎 木嶋和子 木瀬冨美子 北垣せつ子 北川吉子 北村喜久子 北村貞人 北脇圭二 木村眞智子 木本多江子 京都産業大学新社会ボランティアサークル 京都水産協会会長池本周三 京都青果協会会長内田隆 京都橘大学吹奏楽部 京都PANA―ALC 京都府視覚障害者協会 久世敏代 倉橋泰子 (株)公益社 後藤節子 小松朝子 さえずり会 榊美智子 佐久間正雄 櫻田朋子 佐々木克巳 佐々木智栄子 佐渡一宏 佐渡和代 柴田慶子 島義人 (株)シミズ・ビルライフケアS - BLC関西社 清水明美 清水嵩平 下奥重望 下條英子 (株)朱常分店代表取締役社長西廼直行 白坂澄夫 城野時一 杉浦洋子 杉本康明 住友生命保険相互会社営業総括部 住山旦子 瀬川嘉子 (株)タイムズコーポレーション 高木宏子 橋桂子 高橋美知代 滝村富子 竹岡俊昌 竹下八千代 田中桂子 谷口虹子 谷田守隆 塚本慶子 辻謙一 辻美也子 点友会 東稔英 冨田圭子 鳥飼伸之 鳥飼幸子 直井恵子 永井寿江 長曽葉子 中台不二子 中西博子 中根しづ子 南條康子 西尾紀子 西島きよ子 西松義夫 西村貞子 西村ゆり 仁藤麻衣 日本盲人会連合録音製作所 野口春美 野間赳夫 八田典子 林美智子 ハレルヤ会 一松睦子 平井健次 平知可子 平場澪 福寿園 福見久代 藤井綾子 藤田慧子 藤野つるみ 古谷美千子 逸見邦子 星野眞子 細井周史 堀田陽子 ボランティアサークルにじ 堀口宣子 本沢芳子 桝井照子 松井幸子 松尾信藏 松尾清三 松本すみ子 松本信郎 的場美恵子 三木正子 三菱製紙販売(株)大阪支店 ミニストップ(株)営業本部 (株)三宅時計舗 宮永まゆみ 村上直子 本草野政雄 森田徳子 森初子 八木光代 藪佳子 山下祐嘉里 山荘恵美子 山田恭子 山西利美 山本早苗 山本直子 楊正武 横山邦子 吉田義子 吉田善次 読売テレビ放送(株)総務部 朗読グループあいあい 渡辺多鶴子 渡辺ツヤ子 和田三重子 (50音順・敬称略) ●京都ライトハウス後援会 応援いただきました会員の皆さまのお名前を掲げ、厚くお礼申し上げます。 2017年11月1日〜2018年2月28日 後援会費 55件 110,000円 運営資金等寄付金 43件 802,000円 多額のご寄付を賜りました。 山口英太郎様 ありがとうございました。 荒木靖子 池田栄美 池田燎亮 石原明子 植田源子 襟川茂 襟川千春 大島久子 小國健一 小古田初江 小澤英明・左千子 勝間寛治 鎌野孝和 河村佳代子 北村裕喜子 京都友の会 小池一三 合志正三 斉藤和子 齋藤正一 榊美智子 P7 (京都ライトハウス後援会のつづき) 酒元モモエ 迫川悦栄 塩見章子 芝田三佐子 白畠庸 滝川ちどり 竹上恵子 竹下八千代 竹下亘 竹村成子 田中禎子・親子 つかもと眼科医院 綱木和美 常村弘志 露木佳子 栂野たね子 富奥ケイ子 冨川桂子 仲瀬素市 並河英津子 奈良いずみ 丹羽登茂子 濱塚幸子 稗田牧 弘田トモ子 藤井則之 藤代禎子 前田修二 松ア修二 水野雅文 道場恵美子 光川澄子 簑田忠博 宮城由紀子 宮崎裕士 村井和史 森睦子 山田和子 山本光子 吉田清繁 渡辺研 渡邉博昭 渡辺弘美 (50音順・敬称略) ※今号には後援会からのお願いを同封させていただきました。 ■おれい お知らせ ●後援会様の車両ご寄贈に感謝(ムーヴ)  昨年、京都ライトハウス後援会様にご助成いただき購入しました車両も、早いもので半年が経ちました。新車で迎えた今年の冬は、例年よりも気温の下がる日が続き、時には大雪のニュースを聞き、京都市内から京都府北部地域に出かける折りは、日々、天気予報と相談という状態が続きました。  そのような中でも、利用者さまのご自宅を訪問し、白杖歩行訓練やパソコン訓練、また関係 機関の皆さまからの手引き講習などに対応することができました。車両の左右には京都ライトハウス後援会ご寄贈という文字を入れています。これからも多くの皆さまのご支援をいただきながら、京都府内、京都市内の見えにくい・見えない皆さまの支援・訓練にあたってまいります。  暖かい皆さまのご支援に感謝いたします。 ●ミニバザーを開催します! 日時:6月2日(土) 10時〜12時(視覚障害者専用バザー) 13時〜14時30分(一般向けバザー) 利用者の皆さまも、もちろんどうぞ 会場:京都ライトハウス 4階あけぼのホール 収益は、ボランティア活動に必要な参考資料の購入等に充てられます。 「商品提供のお願い」 〈対象商品〉 新品のみ。箱付き大歓迎!(大型物品・書籍を除く) 食料品は、賞味期限がバザー当日から1ヶ月以上保障されるものに限ります。 衣類は、タグ付きなど購入時の状態をとどめているもの。(古衣類は販売不可) 〈受付場所〉 ライトハウス3階「情報ステーション」受付カウンターまで。 (1階事務所では受け付けておりません) *物品は持ち込みが原則ですが、お問い合わせ確認後はご送付 いただいても結構です。なお、送料はご負担願います。 〈問合せ〉情報ステーション図書館バザー世話人会 電話075-462-4579 ●職員人事 次の通り、職員人事を行いましたのでお知らせします。 【退職】2017年12月31日付 朱雀特養 大西加世子 【退職】2018年2月28日付 朱雀特養 大山美津子 【退職】2018年3月31日付 鳥居寮 所長(定年) 牧和義 朱雀養護(定年) 内海緑 情報製作 所長 渡辺昭一 朱雀デイ 高柳智嘉子 【採用】2018年1月1日付 朱雀特養 野村佳奈 【採用】2018年4月1日付 法人事務所 田中恵美子 朱雀養護 本多由祈 朱雀デイ 伊藤澄子 【異動】2018年4月1日付 情報ステーション 黒田菜月(情報製作から) 情報製作 中西理菜(FSトモニーから) FSトモニー 小山佳代(情報製作から) 朱雀養護 副施設長 施設事務所 副所長(兼職) 北村和子(法人事務所から) 【昇任】2018年4月1日付 鳥居寮 所長 久保弘司 朱雀特養 副主任 朱雀デイ 副主任(兼職) 朱雀養護 副主任(兼職) 岡部朋子 朱雀特養 副主任       施設事務所 副主任(兼職) 下梶竜也 【施設長兼職発令】 2018年4月1日付 情報製作センター所長事務取扱 山本たろ(総務情報部部長)(法人事務所所長事務取扱) 相談支援室担当所長事務取扱 橋一夫( 障害支援部部長)(FSトモニー所長事務取扱) 施設事務所 所長 小山恵美子(特別養護老人ホームライトハウス朱雀施設長) 施設事務所 担当所長事務取扱 伊藤康子(高齢支援部部長)(盲養護老人ホームライトハウス朱雀施設長) 【副施設長兼職発令】 2018年4月1日付 情報製作 副所長(兼職) 松田裕美(情報ステーション副施設長) ●FSトモニーは2018年4月1日より事業形態を変更します ・就労継続支援(B)型事業は定員30名とします。 ・就労継続支援(A)型事業を定員10名にて新たに開始します。 ・就労移行支援事業を閉鎖します。 新しく開始する就労継続支援(A)型事業の詳細は改めて皆さまにお伝えさせてもらいます。 P8 ■京ラの窓 ●想いを込めて 節目歌 京都ライトハウスに勤めて20年目・10年目の節目を迎える職員が、想いや意気込みを川柳・短歌にしたためました! 見えにくい  人の未来に  灯をともす 20年間、この気持ちを忘れずにやってきました。そしてこれからも…。 (鳥居寮 橋本匡子)20年目 花舞いて 新たに思う また一歩 春になり、花が舞うのを見ると「1年経ったなぁ」と思います。そして10年経った今、また改めて頑張ろう!という気持ちを噛みしめています。 (情報製作センター 中西理菜)10年目 十年目 初心忘れず がんばろう! 知らないあいだに10年が過ぎましたが、いつまでも初心を忘れずに努力を心がけたいです。 (鳥居寮 和多田芳美)10年目 あるじなき 庭にひと枝 香る白梅 たくさんの出会いとお別れ一つの思い出は今も船岡の花々の香りとともにあります。 (朱雀養護 岡本博美)10年目 対話には 大事な何か ほくほくに 「ほくほく」には、豊かに、暖かくというイメージもあります。ピアカウンセリングもそのようにという思いをこめました。 (ほくほく 小寺洋一)10年目 寄り添って 共感し合い支え合う トモニ感じる働く喜び 10年前もこれから先も、これが私のモットーです! (FSトモニー 橋本麗美)10年目 ●つながる京ラ 京都ライトハウス(京ラ)は色々な方とのつながりの中で、日々成長させていただいています。このコーナーではつながる京ラ そんなつながりの一場面をご紹介できればと思います。 貼り絵が育む地域とのつながり  ライトハウス向かいの楽只小学校では毎年2月に図工展が開かれます。子どもたちの作品と共に、地域の人たちの作品も展示されます。その中にライトハウスの「らくらく」利用者さんの貼り絵もあり、今年は干支の戌の絵など3点が出展されました。  貼り絵は熟練ボランティアの方が原画を描き、絵の輪郭が手で触れて分かるよう大学生のボランティアさんが原画に細い組みひもを貼り、その中に利用者さんがちぎった折り紙を貼って いかれます。  利用者さんのお1人・荻原さんの貼り絵との出会いは「らくらく」に通い始めた10年余り前。「紙を貼るのが好き。手を動かすので健康にいい」と話される顔には喜びが滲みます。  楽只小学校の先生は、貼り絵を目で見るだけではなく優しく触れて「きれい」「どうやって作ってはるんやろ」…と子どもたちが話しているとおしゃっておられます。  ライトハウスの玄関横にも飾られている四季折々の貼り絵、皆さんの力と利用者さんで作った作品を楽しんでください。 ●編集後記  「あい・らぶ・ふぇあ」の体験コーナーで視野狭窄の眼鏡をかけ、桃味の飴を選んだはずが、まさかの葡萄…。あら?というつぶやき。水の入った紙コップのかさかさという音は、残りが少ないよという合図。普段なら気にもとめなかった日常の音。「見えない・見えにくい」ことへの気づきがありました。 (黒田菜月)