P1 京都ライトハウス通信152号 2018年1月1日発行 編集人 山本たろ / 社会福祉法人 京都ライトハウス 〒603-8302 京都市北区紫野花ノ坊町 11  代表番号 TEL 075-462-4400 FAX 075-462-4402 鳥居寮 TEL 075-463-6455   相談支援室・ほくほく TEL 075-462-0808  ライトハウス朱雀 TEL 075-803-1739 URL:http://www.kyoto-lighthouse.or.jp E-mail:info@kyoto-lighthouse.or.jp 郵便局振替口座  (後援会)01090-3-9080  (運営資金寄付)00960-5-153295 1979年(昭和54年)8月15日創刊  題字デザイン 増見家弘  目次 灯台守 @ 法人報告 第51回白杖デー 京都ライトハウスまつり2017 A 部署報告 B〜D おれい E おれい・お知らせ F 京ラの窓・編集後記 G 編集協力:株式会社ウィズ・クリエイト 灯台守 新年のごあいさつ   明けましておめでとうございます。皆さまには、お健やかに新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。  さて、皆さまにとりまして昨年はどんな年だったでしょうか。本法人の諸事業におきましても様々なことがありましたが、私が思い出す出来事の一つに、台風に伴う大雨の中で開催した「京都ライトハウスまつり」があります。あれほどの悪天候にもかかわらず、たくさんの方にご来場いただいたことは本当に驚きでした。私たちの施設は、視覚等に障害のある方、高齢の要介護・要支援の方はもちろん、地域住民の方々にどれだけ愛されるかが生命線であると思っています が、京都ライトハウスが障害のある方だけでなく、地域住民の方にもいかに親しまれ、愛されているかを垣間見た思いがしました。  本法人では、一昨年6月に「高齢者総合福祉センターライトハウス朱雀」を開所させ、法人の規模が一挙に膨らみました。膨らんだ法人の経営を早期に安定させることが喫緊の課題であり、私にとりましての当面の大きなミッションでありますが、この経営の安定化には、支援が必要な方だけでなく、地域住民の方々の本法人に対する親しみや信頼も不可欠と思っています。新年を迎え、これからも信頼され、愛される法人を目指して最善を尽くす決意でおりますので、皆さま方には、引き続き本法人の取組にご支援、ご協力を賜りますよう衷心よりお願い申し上げます。 2018年元旦  京都ライトハウス理事長 瀧本章 2P 法人報告 第51回白杖安全デー「誰もが安心して歩ける道・KYOから未来へ」 〜白い白杖や盲導犬を使っている人に声をかけてください〜  10月8日、秋晴れの大変良いお天気の中、第51回白杖安全デーの集会を京都府立盲学校体育館にて、開催いたしました。門川市長をはじめ京都府会議員・京都市会議員や関係機関の方々を来賓にお招きし、視覚障害のある方など総勢240人の方々にご参加いただきました。  駅ホームからの転落という痛ましい事故が続く中、今回の啓発活動は、京都市交通局、JR西日本・東海、近畿日本鉄道、阪急電鉄、京阪電気鉄道の協力のもと、各改札口等にて視覚障害者からのお願いのチラシをお配りしながらアピールしました。10月4日の地下鉄烏丸線四条北改 札口には門川市長も啓発活動に参加してくださいました。  集会では、視覚障害のある方々のお話を交えながらこの啓発活動の様子をビデオ上映しました。また、「最近ひとりで歩いている時に声をかけて下さる府市民の方が多くなった」との体験 談をお聞きすることができました。  このように多くの方々のご協力により毎年開催されている白杖安全デーを今後もよりいっそう充実させていきたいと思います。今後とも、ご協力をよろしくお願いいたします。 京都ライトハウスまつり2017〜笑顔でつなぐ ハウス×1000KITA〜 「京都ライトハウスまつり2017」大雨の中、開催いたしました。  台風22号の影響で、当日の朝まで開催が心配されましたが、皆さまの期待の声が大きく決行の運びとなりました。降りしきる雨の中にもかかわらず1000人近い方々が来場してくださいました。実行委員会では、ご来場の皆さまに喜んでいただける場となるよう何度も話し合いを重ねてきました。クラブハウスの皆さまや紫野高校などの活気あふれるステージ発表、館内で再会を喜ぶ方々の姿を見て、多くの人との繋がりや協力を得て、このまつりが盛会に開催できたことを本当に嬉しく思いました。どしゃ降りに負けずご支援いただいたボランティアの皆さま、ご出店・ご出演の方々、地域の皆さまなど多くの方々に本当に感謝し、厚く御礼申し上げます。 今回の「チャレンジ・ラン」は雨天中止となりました。  10月22日、前回以上の大会にすべく諸準備を重ねてきた第2回京都視覚障害者「チャレンジ・ ラン」は、おりから接近していた台風21号による風雨のため、やむなく中止を決定しました。  参加を楽しみにされていた選手の皆さま方、また応援ボランティアの皆さま方には誠に申し訳ございませんでした。自然の力には及ばず、今回の中止決定につきまして改めてご理解を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 3P 部署報告 情報ステーション 点字図書館 ライトハウス朱雀へ訪問  情報ステーションは全国的に見ても来館者が多い点字図書館です。以前は船岡寮の皆さんも毎日のように図書を借りに来られていましたが、朱雀に移られてからは少し場所が離れているため、今は電話でのやり取りが中心になっています。そこで9月6日、一足早く「読書の秋」を お届けしたいと思い、4月に続き2回目の朱雀訪問を行いました。  貸出担当者が利用者さんのお部屋にお邪魔して、図書の貸し出し希望などをうかがいます。お部屋は個室ですので、ゆっくりお話しすることができます。作者の生い 立ちや代表作品の背景、内容などを持参したノートパソコンで調べながら、貸し出し図書を決めていきます。当館にない本は、他の点字図書館に貸し出しを依頼します。  この日は音声ガイドの付いたバリアフリー上映体験会も行い、20人余りの皆さんが楽しそうに鑑賞されていました。  今後も情報ステーションを身近に感じていただきながら、読書をお楽しみいただければと思います。 情報製作センター 点字出版所 点字と録音で選挙公報を製作  10月22日投開票の第48回衆議院選挙に際し、当センターと情報ステーションが協力して、小選挙区・比例区・最高裁国民審査の公報(点字・デイジー・カセット)並びに氏名一覧(京都府分、点字)を製作しました。  今回は、比例近畿の点字データ・マザー音源を点字・録音で製作したほか、点字では京都・広島・香川の小選挙区・比例区・国民審査及び愛媛の比例区、滋賀の小選挙区公報を製作しました。録音では、京都・奈良の小選挙区・比例区・国民審査及び、宮崎の小選挙区並びに長野の比例区・国民審査、山形・三重の国民審査公報を製作しました。  約1週間で点字版12,981部、音声版テープ2,132部、デイジー版1,675部を製作いたしました。厳しい日程でしたが、チームワークで乗り越えてなんとか約束の期日に間に合わすことができました。 あいあい教室 視覚支援 グループ遠足に行きました!  10月は、市バスや嵐電に乗り、グループに別れて親子で遠足に出かけました。乗り物にワクワクのお友だちや、ちょっぴりドキドキのお友だち・・・。実際に乗ってみると、初めての体験で真剣な表情になったり、嬉しそうな笑顔になったりと、いつもとはまた違う素敵な姿が見られました。  水・木曜日グループは、お賽銭を持って御室仁和寺へ。山道のお社でお賽銭や鈴を鳴らしてお参りしたり、境内の散策をしたり、どんぐり拾いも楽しみました。  金曜日グループは下鴨神社へ。干支のお社や御手洗社でお参りをしたのですが、前の週に“神社ごっこ”をしていたので、本番も大成功!秋晴れの太陽が光る糺の森の中で、大好きな傘遊び(ビニール傘にキラキラテープをつけた手作り玩具)も満喫しました。  月・火曜グループは、あいにくの雨模様で、室内での“遠足ごっこ”となりましたが、館内探検やホール遊びを楽しみました。みんなで食べるお弁当も美味しくて、楽しかったね! 4P 部署報告 鳥居寮 障害者支援施設 iPhone ・iPad訓練  最近は、iPhoneやiPadを使って、生活の幅を広げていきたいというニーズが増えてきています。それをふまえ、鳥居寮でも昨年度より、iPhone・iPadを訓練科目の一つとして導入しています。  画面の状況や入力した文字などを「ボイスオーバー」という読み上げ機能を用いて音声で確認できたり、画面拡大やコントラストをつけるなどの設定をすることができ、見えない・見えにくい方でも操作が可能になります。  またカメラで映した洋服の色やお札の金額を識別するなど、視覚障害者用のアプリも増えてきています。どのような指の動かし方をするかなど一定操作に慣れていくことが必要ですが、使いこなしていけば、視覚障害というハンディを補ってくれる便利なツールになっていきます。  今後も、最新の機器を取り入れていくことで、利用者の皆さんの生活の幅を広げていく取り組みができればと考えています。 らくらく 生活介護事業所 ハロウィン仮装で練り歩き  10月31日はハッピーハロウィン!ということで、27日と31日にらくらくではハロウィン・パーティーを開催しました。デイルーム内には利用者の皆さんが作った手作りリースを飾り、ハロウィンにちなむゲームやクイズをしたり、皆さんで仮装を楽しみました。利用者さんの中には本格的な衣装を自前で用意してきてくださった方もいます。衣装はいろんな種類があり、魔法使いの衣装などハロウィンらしいものや、牛やカッパ・お姫様などのかわいい衣装もありました。利用者皆さんがさまざまな衣装に身を包んでいるデイルームは、別世界のような雰囲気を醸し出しています。数人ずつのグループに分かれて、仮装で館内を練り歩いたり、写真を撮ったりしました。デイルームでは「○○さん似合ってる!」「かわいい!」といった声が飛び交っており、喜んでいる人、得意げな人、照れ笑いを浮かべる人など、怖さとは無縁の明るいハロウィンとなりました。 FSトモニー 就労移行支援・就労継続支援(B型)事業所 はぁと・フレンズ・ストア ギャラリーに初出店 Reborn Carnival!(リボーン カーニバル)を開催  秋の気配が漂い始め、手作り雑貨のぬくもりが恋しくなりはじめる10月初旬。ギャラリーを貸し切って、トモニー初の自主製品の展示会を開催いたしました!  展示会のタイトルは「RebornCarnival!(リボーン カーニバル)」です。リボーンは「生まれ変わる」、カーニバルは「お祭り」を意味しています。  私たちの作る商品は、着られなくなった着物、読まれなくなった点字用紙、製本の余り紙等を再利用しています。役目を終えた素材たちが、みんなの愛とアイデアでかわいい雑貨に大変身し、秋の夜長に繰り広げる不思議で怪しいカーニバルをイメージしました。  おかげさまで、たくさんのお客様からご好評をいただき、開催期間が延長されるなど、とても実りのある展示会となりました。  これからも商品をきっかけに、京都ライトハウスやFSトモニーを知っていただき、楽しい輪が広がっていけばうれしいです。 5P 部署報告 相談支援室 ほくほく 京都市北部障害者地域生活支援センター 障害のある方の意思決定支援  京都市北部障害者地域自立支援協議会では北部圏域3つの支援センターで2ヶ月に1回勉強会を開催しています。9月は「障害福祉サービス等の提供に係る意思決定ガイドライン」について、読み合わせを行った後、自己決定や意思確認が困難な方の支援について意見交換を行いました。ガイドラインの基本的原則の中に「本人が安心して自信を持ち自由に意思表示できるよう支援することが必要である」とあります。  支援者が日常生活における場面において意思決定支援を継続的に行うことにより、本人の意思が尊重された生活体験を積み重ねることになり、自らの意思を他者に伝えようとする意欲を持ってもらうことにつながります。 言葉で意思表示ができない方の場合、本人のことをよく知る関係者が集まって、様々な場面での表情や感情、行動に関する記録等の情報に加え、生活史や家族関係等の情報も把握し、その方の意思を推定することが必要です。私たち相談員はあらゆる工夫をしながら、障害のある方の意思決定支援を目指します。 ライトハウス朱雀 高齢者総合福祉センター 敬老会  9月17日、敬老会を開催しました。当日は台風18号の接近があったにも関わらず、たくさんのご家族に参加いただき、喜寿、米寿、白寿をお迎えになられた利用者さんを、皆で盛大にお祝いしました。主役の9名の利用者さんには、長寿の秘訣など、これまでの人生を振り返るお言葉をいただきました。  昼食は、委託業者グリーンハウスさんの特製敬老会弁当、ご家族と一緒に楽しい時間を過ごした後は「うた草」さんによる敬老祝賀コンサートを行いました。楽器演奏とコーラスは、上品な音色と歌声に皆聞き入ってしまうほどでした。「うた草」さん、素敵な時間を本当にありがとうございました。  また家族交流会では、栄養士や看護師などの色々な職種から日々の様子をお伝えしたり、ご家族と日頃の思いを交換し合い、とても有意義な時間となりました。  敬老の日は、長い人生を歩んで来られた利用者さん、1人1人を敬い感謝の気持ちを伝える日です。来年もまた皆でお祝いいたしましょう。 6P おれい 京都ライトハウス法人本部 2017年9月1日?2017年10月31日 寄付金 42件 5,501,789 円 物品寄付・ご奉仕 146件 多額のご寄付を賜りました。 永和化成工業(株)様 京都ウイメンズクラブ様 (公財)京都オムロン地域協力基金様 コーラスさざなみ様 (株)創医様 任天堂(株)様 久野めり子様 ローム(株)様 (株)ワコール様 ありがとうございました。 寄付金 青山清子 池上明子 (株)イシダ ウサギヤ 梶寿美子 加藤博史 京セラ(株) 京都YMCA 京都から竹民謡会 公益財団法人京都新聞社会福 祉事業団 京都室町ライオンズクラブ コカ・コーラウエストベンディング(株) 久我の杜少年ボランティア(虹のメロディ) 国際ソロプチミスト京都ー北山 坂田薫 佐渡和代 寿司のむさし タキイ種苗(株) 土屋敏子 手銭秀夫 富村税理士事務所 松尾清三 宮川澄子 名所籌子 山田恭子 弓削眼科診療所 匿名 6件 物品寄付・ご奉仕 浅井史代 天岡宏 飯塚涼子 生島芙美江 井後あかね 石井良子 石川泰史 一谷孝 市邊愛佳 稲田秀治 井上ジュン 井上千恵子 井上正子 井原拓也 今井さか江 今井悟 内田主男 内田務 打谷慎二 宇野宏美 梅田智美 オーガスティンジョナサン 大久保和英 大澤みさき 大谷大学落語研究会 大谷八重子 大槻みゆき 大戸明美 大橋東洋彦 大屋光子 オールドサンシャイン 奥田まさ子 奥村久子 奥山晴生 小倉宏子 小倉百合子 海田礼子 加藤恭子 加藤紀江 金子欣珠子 鎌田啓子 刈谷朱里 川戸正司 河村峯子 菊沢喜八郎 木嶋和子 木瀬冨美子 北垣せつ子 北川吉子 北野久美子 北村喜久子 北村貞人 北脇圭二 木本多江子 京都産業大学新社会ボラン ティアサークル 京都PANA - ALC 京都府立大学邦楽部 久世敏代 倉橋泰子 後藤節子 小松朝子 さえずり会 榊美智子 佐久間正雄 櫻田朋子 佐渡一宏 佐渡和代 柴田慶子 島義人 清水明美 清水嵩平 (株)朱常分店 代表取締役社長 西廼直行 白坂澄夫 城野時一 杉浦洋子 住山旦子 瀬川嘉子 高木宏子 橋桂子 高橋美知代 滝村富子 竹岡俊昌 竹下八千代 谷口虹子 谷田守隆  辻謙一 辻美也子 点友会 東稔英 鳥飼伸之 鳥飼幸子 直井恵子 永井寿江 長曽葉子 中台不二子 中西博子 中根しづ子 中村京可 南條康子 西尾紀子 西島きよ子 西松義夫 西村ゆり 野口はる美 野間赳夫 林美智子 ハレルヤ会 一松睦子 平知可子 平場澪 廣瀬佳代 福見久代 藤井綾子 藤田慧子 藤野つるみ 古谷美千子 逸見邦子 細井周史 堀田陽子 ボランティアサークルにじ 堀口宣子 本沢芳子 桝井照子 松尾信藏 松本すみ子 的場美恵子 三木正子 宮川尚子 宮永まゆみ 村上直子 明治安田生命保険相互会社 京都支店京都北営業所 本草野政雄 森田徳子 森初子 八木光代 山下祐嘉里 山荘恵美子 山田恭子 山西利美 山本直子 横山邦子 吉田周二 吉田義子 吉田善次 立命館大学マンドリンクラブ 朗読グループあいあい 渡辺多鶴子 渡辺ツヤ子 渡部隆三 和田三重子 (50音順・敬称略) 京都ライトハウス後援会 応援いただきました会員の皆さまのお名前を掲げ、厚くお礼申し上げます。 2017年9月1日?2017年10月31日 後援会費 29件 58,000円 運営資金等寄付金 12件 56,000円 秋田里香 石川直子 伊藤英子 井上純一 岡野伊三郎 門松秋己 欅田レイ子 小島登美子 酒元モモエ 下山恵美子 杉山ひで子 竹田義行・恵美子 多田有輝子 田中正和 谷川美恵子 出口京太郎 徳岡暁波 徳田正子 内藤きよ美 中谷満千予 西村秀夫 日本基督教団室町教会 林靖彦 日置美代 弘田トモ子 藤林弘之 藤原小夜子 細井英夫 若松節子 (50音順・敬称略) 7P おれい お知らせ 協賛のおれい 京都ライトハウスまつり2017 ご協賛を頂戴いたしました皆さまにはご芳名を挙げ深く感謝申し上げます。 (順不同・敬省略) 株式会社 小林鉄工所 サイクルショップ エイリン サワ化粧品店 株式会社 サン工芸 株式会社 三光商事 参天製薬株式会社 有限会社 時代工房 有限会社 紫竹庵 株式会社 実業エージェンシー 株式会社 シミズ・ビルライフケア S・BLC関西社 株式会社 信天堂 株式会社 杉原商会 千本玉壽軒 大福餅 大和電設工業株式会社 株式会社 タケウチ ツヅキオートサービス デジカメプリント激安王 ローヤル23千北店 株式会社 内藤建築事務所 有限会社 NOW 株式会社 中川工業所 Natural Foods and Sake まほろば パン工房 ヒロ 有限会社 ひのでやエコライフ研究所 ふくしま鍼灸整骨院 ふたば書房 紫野店 船岡老人クラブハウス 北京亭北大路本店 三井田商事株式会社  株式会社 ミラノ工務店 メガネの井上 八百仙 山城紙業株式会社 レクサス北大路 近畿ろうきん 様 子どもたちの未来応援  近畿ろうきん様は「働く仲間のお金は働く仲間の暮らし(地域)を支え合うために循環する」ことを目的に、働く仲間がつくった金融機関です。「社会貢献預金・すまいる」は、多くの方々のご預金を通して「意思あるお金の流れをつくろう!」と「災害復旧」「エコ推進」「子どもたちの未来応援」「国際協力」の4つのコースに寄付をされています。この度、京都ライトハウスが「子どもたちの未来応援コース」に選ばれ、「あいあい教室」の方に多額のご寄付をいただきました。視覚に障害のある子どもたちの支援活動に利用させていただく予定です。どうもありがとうございました。 お知らせ ロービジョン相談の予約曜日が増えました  毎週水曜午後行っていますロービジョン相談が木曜午後も開設、週2日となっております。拡大読書器、遮光眼鏡、拡大鏡のご相談など見えにくさによる不便を解消するための道具の紹介やご相談がありましたら、お気軽にご相談ください。 水曜日・木曜日13時からと14時30分からお一人90分、予約制で費用は無料です。 連絡先:ロービジョン相談係  電話:075-462-4400 第43回視覚障害者福祉啓発事業 あい・らぶ・ふぇあ 遊んでワクワク!知ってナットク!〜見えない・見えにくい人たちとともに〜  「あい・らぶ・ふぇあ」は、たくさんの方々に「見えない・見えにくい」ことへの理解を深めていただくための催しです。 日時:2018年1月25日(木)?28日(日) 10時?18時( 最終日のみ17時) 会場:大丸京都店6階イベントホール 第47回「京都ライトハウスボランティア・利用者のつどい」ご案内 この催しは、ライトハウスの情報部門のボランティアとして長年ご協力いただいている方々に感謝状をお贈りする式典です。また、式典後には音楽を通じて視覚障害者等の支援に取り組まれ、船岡老人クラブハウスの指導者としてもご尽力されている西村ゆりさんより、演奏を交えてご講演いただきます。多数のご参加をお待ちしております。 日時:2018年 3月1日(木)13時?16時 会場:京都ライトハウス 4階あけぼのホール 1.式典 2.講演と演奏「人をつなぐ音、ともに生きる喜び?光の音符が贈る音楽の花束?」   講師:西村ゆり氏(「光の音符」代表) ※この催しに合わせ、京都ライトハウスオリジナル点字キャラクターから生まれた「THE DOTS クッキー」の販売も会場にて行います。 8P 京ラの窓 今年の抱負を書き初め風に!  新年を迎え、各部署の庶務担当者にこの1年の抱負や気持ちを語っていただきました。 「暖」 利用者も職員もみんなが暖かい雰囲気につつまれる、そんな情報ステーションでありたいと思います。  情報ステーション 入江政行 「平和」 世界平和!などと大それたことは考えていません。まずは自分の心が平和でありますように…と、一年を過ごしたいと思います。 情報製作センター 小山佳代 「新しい事にチャレンジ!」 学生の頃と比べると、年々腰が重たくなってきたなあと感じています。まず今年は軽めに趣味の範囲内から新しいことを見つけたいな…。 らくらく 永野慎祐 「見る」 全盲の私がなぜ「見る」なのか…。見えなくても他の感覚を使って周りを見て行動することを心がけたい、と思い、この言葉にしました。 鳥居寮 橋本匡子 「楽しむ」 順調なときもそうでないときも、そのひとときひとときを楽しむことができる大人に、今年こそはなりたいものです。 法人事務所 谷脇幸恵 「進取」 新年を迎えこれまでのような旧態依然とした生活ではいけないと感じ、何か新しいことに関心を持つように努めていこうと思います。小さくてもいいので目標を定め実現できるようにという意味でこの言葉を選びました。 FSトモニー 栗田宏一 「一陽来復」 悪い事ばかりは続かない、前向きに頑張る為の自分の信念でもあります。今年も自分に言い聞かせ頑張ります! 相談支援室 栗山拓也 「結」 まっとうすることと、つながること。取り戻していくこと。人生の実りある一年にしたいです。 あいあい教室 冨田裕美子 「縁」 一つひとつの出会いを大切にし、皆さまと縁を結び笑顔の輪ができるようにしていきたいです。 ライトハウス朱雀 津野巳佳 「繋ぐ」 様々な課題が山積する中、皆が力を出し合い、その力がつながり合った連係プレーになるよう尽力したいと思います。 ライトハウス朱雀 木原智徳 「人」 何をするにしても人との繋がりは大切な事でもあり、人と関わらない事では何も始まらない。人と関わる事によって自分自身学ぶ事がある。これからも色々な方と関わり自分自身のステップアップを図れたらと思いこの言葉を選びました。 ライトハウス朱雀 中村優 つながる京ラ 京都ライトハウス(京ラ)は色々な方とのつながりの中で、日々成長させていただいています。このコーナーではそんなつながりの一場面をご紹介できればと思います。 より多くの方とつながりたい 〜情報製作センターが3年連続で出展〜  毎年秋に開催される「全国ロービジョンフェア」には視覚障害者がほしくなる楽しい製品・便利なグッズが並びます。昨年も大阪の難波御堂筋ビルで開催され、京都ライトハウスからは情報製作センターが出展しました。布に点字を付けたドット・テイラー製品などを販売し、中でもピンクや緑の色鮮やかな各種地図が目を引き、お客さんがひっきりなしに来ておられました。  「日頃は電話で注文を受けることが多いのですが、ここでは実際に商品に触れていただきながら説明でき、リアルな声を伺えるのが貴重です」とセンター職員は話します。  また、この催しの案内は京都新聞などにも掲載され、一般の方や見えづらさを感じている方も来場されます。こうした場に出展することで、京都ライトハウスを知っていただき、幅広い方とつながれる機会になっているようです。 編集後記  FSトモニーで布雑貨を担当して早10年。この間学んだことは、「クリエイティブな好奇心は、明日を生きる力になる」ということ。みんなの作る幸せと、お客さまの使う幸せ。この二つを結ぶことが私の働く喜びです。 (古屋雅子) お詫び 前号の「灯台守」におきまして、鳥居篤治郎先生のお名前を誤って記載しました。関係各位、また読者の皆さまに謹んでお詫び申し上げます。