京都ライトハウス通信 20114月20日 No.125  声援を背中で聞いて!!第28回視覚障害者京都マラソン大会  3月6日、第28回視覚障害者京都マラソン大会を、西京極総合運動公園陸上競技場および周辺道路で開催いたしました。  東は神奈川県、西は長崎県から集った137人のランナーが、声援と拍手の中、伴走者とタスキを絆に肌寒い都大路を駆け抜けました。12歳から78歳の、記録更新を目指す方から完走を目標にされる方まで幅広くご参加いただきました。10q男子全盲の部で大会新記録が生まれた他、盲ろう者の方や盲導犬と共に完走された方もおられました。毎年参加してくださる方や、大会側で組み合わせた昨年の伴走者との出場を希望される方もおられるなど、大会を通じてのつながりを感じ、嬉しく思っています。  女子プロ野球(京都アストドリームズ・兵庫スイングスマイリーズ)の選手の皆さんには、スターターや伴走など色々な形で大会を盛り上げていただきました。また小学生や一般市民の方を対象とした手引きや伴走の体験会の開催、毎回好評のうどんや足湯コーナーなど、選手だけでなくご来場いただいた方にもご参加いただける場を持つことが出来ました。沿道整理や式典での演奏など、本当に多くの方々に支えていただき無事に大会を終えられたことに感謝いたします。  最後になりましたが、大会の趣旨をご理解いただき、多大なご協力を賜りました京都陸上競技協会をはじめとする関係団体およびボランティアの皆さま、そして何より特別協賛として物心両面にわたるご支援を頂戴しました株式会社わかさ生活様に心より感謝申し上げます。   (木村 佳子)   このたびの東北地方太平洋沖地震により、お亡くなりになられた方のご冥福をお祈りするとともに、被災されました皆さまに心からお見舞い申し上げます。   京都ライトハウスでは、視覚障害のある被災者に役立てていただきたいと願い、本館事務所カウンター及び船岡寮に義援金の募金箱を設置しています。   ご協力の程、よろしくお願い申し上げます。 視覚障害者啓発事業第36回「あい・らぶ・ふぇあ」 「見えなくてもできること・見えないからこそできること」を感じて  第36回「あい・らぶ・ふぇあ」は、京都府や京都市など12件の後援、企業など15団体のご協力をいただき、大丸京都店の6階多目的ホールをお借りして今回も開催いたしました。1月20日から23日の4日間で来場者数は1800人という大変多くの方々にお越しいただき成功裏に終えることができました。  また、KBS京都テレビのニュース番組に実行委員が生出演する機会をいただき、「あい・らぶ・ふぇあ」の活動が宣伝できたことを含めて、視覚障害者のことを広く知っていただくことに大きな効果があったと実感しています。  そして、この4日間に開かれる絵画コンクールに京都市内8校から寄せられた、これまでに最高となる270点もの小学生高学年による絵画は、普段から障害者や高齢の方などに対する子どもたちの気持ちがとてもよく表わされているものばかりでした。会場を彩る絵画をご覧なられたご家族の皆さまは、子どもたちの成長を感じられたことと思います。  今回の企画展「京都の視覚障害者のあゆみ」では、盲人の父と呼ばれた鳥居篤治郎氏の活躍と功績を紹介すると共に、京都の視覚障害当事者団体と京都ライトハウスの発展の経過についても展示し、来日したヘレンケラーの京都での肉声音源などの資料も交え、普段、知る機会の少ない「京都における視覚障害者の歴史」に触れていただきました。  そして今日の視覚障害者の生活を知っていただくために体験コーナーを設け、「ユニバーサルデザインのある暮らし」をテーマに、「ユニバーサルデザイン・バリアフリー商品」に手で触れて確かめていただくことや、情報社会に視覚障害者がいかに対応しているかの紹介のためにテレビ画面の番組表を音声で聞ける「地デジ対応テレビ」・読み上げ機能のある携帯電話や音声パソコンなどを設置し、体験を実施しました。この期間中に行った京都府立盲学校の岸博実氏の「京都の視覚障害者のあゆみと鳥居篤治郎先生」と題しての講演のほか、松永信也氏の「ユニバーサルデザインのある暮らし」のお話、オカリナやお琴の演奏、盲導犬ユーザーS-udachiのライブコンサート、働く視覚障害者の授産製品販売、視覚障害者に関わるボランティア団体の活動紹介等は多くのことを理解していただけたことと感じています。  また、銅駝美術工芸高校2年生の研究発表「視覚障害者のためのデザイン」は新鮮で豊かなアイデアで社会作りをしようという確かな気持ちが伝わってきました。  ご来場くださいました皆さま、支えていただきましたボランティア関係者の皆さまに厚く感謝申し上げます。     (村山 京子) FSトモニーOBを訪ねてB 社会福祉法人共生シンフォニー 就労継続支援A型事業所「がんばカンパニー」 就労おめでとう!!上田晋也さん  FSトモニーの就労移行支援事業を利用されていた上田さんは、昨年4月に社会福祉法人共生シンフォニーが運営する就労継続支援A型事業所の「がんばカンパニー」に、利用者として就労をされました。  下肢に障害のある上田さんは、自家用車を運転して京都から滋賀県大津市の瀬田まで毎日通勤されています。  仕事は、事務職です。がんばカンパニーの全国展開されている商品であるクッキーの受注や出荷に関わる業務を行なわれています。上田さんにとっては初めて就いた仕事で、最初は右も左もわからず、電話対応の失敗などもあったようです。しかし、多くの同僚に助けてもらいながら、ひとつひとつ仕事を覚えていったそうです。  「仕事は楽しくやりがいも感じており、もっといろいろなことを覚え仕事の経験を積んでいきたい」と抱負を語っておられました。  就労継続支援A型事業所は、労働基準法の適応を受けることができる、まだ日本では新しい福祉での「働き方」です。障害ある方々にも、それぞれにあった多様な「働き方」があることは、とても大切なことです。上田さんがFSトモニーから新しいステージへと進まれ、働く喜びを手にされたことは、とても素晴らしいことと感じています。    (小谷 泰政) 船岡寮NOW 〜生演奏にうっとり〜  この2、3年で新しい職員が増えた船岡寮。昨年10月の「ライトハウスまつり」では、船岡寮から3人の新入職員がステージに上がり音楽の演奏を披露しました。そのイベントに参加していた利用者から一言。「船岡寮でも何かやって!」  それならと、1月22日の船岡寮新年会の場で、利用者の皆さんに演奏を聞いていただくことになりました。勤務後、集会室に集まり練習すること数回。当日は勤務の都合により、演奏する職員は4人。 トロンボーンは介護士の松井さん、ギターは相談員の重さん、パーカッション(打楽器)はいつも明るい太田さん、キーボードはしっかり者の私、平田です。 バイキング形式のお食事をしながら、『一月一日』と『となりのトトロ』の2曲を聞いていただきました。みんなで歌を歌い、私たち職員も一緒になって楽しい時間を過ごすことができました。  演奏後は「良かったわ」「今度は演歌もやって」などの嬉しい声が上がっていました。また次回、行事の際に演奏を披露して、皆さんに楽しんでいただけたらと思っています。 (平田 香織) 部署紹介 船岡老人クラブハウス  船岡老人クラブハウスは、視覚障害の方を中心にたくさんの仲間と一緒に活動しています。中でも社交ダンスクラブは23年間も続いているクラブです。他に、大正琴やカラオケ、英会話など10年以上続いているクラブもたくさんあります。最近ではヨーガやリコーダー、点字など新しいクラブも加わり、全部で20のクラブが活動しています。各クラブとも指導者さんとルームボランティアさんのご協力により、視覚障害者の皆さまに楽しく参加していただいています。現在、ルームボランティアが不足しており、募集中です。クラブ員の皆さまと一緒に楽しみながらお手伝いしていただける方、是非お待ちしています!! やってみようかなぁ、という方はライトハウス事務所までお声掛けください♪ ◆クラブ活動日                             ( )内は会場 月 火 水 木 金 土 第1週 カラオケ(1)(音楽室) 将棋(研修室3) 民謡(音楽室) − 語り部(研修室3) 英会話(研修室3) 第2週 カラオケ(2)(音楽室) 囲碁(研修室3) 大正琴(音楽室) 社交ダンス(ホール) (音楽室) リコーダー(音楽室) 第3週 オセロ(研修室3) ハーモニカ(音楽室) 詩吟(研修室3) − 朗読(研修室3) 点字(研修室3) 第4週 なつメロ(音楽室) 太鼓(音楽室)囲碁(研修室3) 太鼓(音楽室)川柳(研修室3) 社交ダンス(ホール) クラブ交流会(音楽室) ヨーガ(ホール) ◆クラブ活動時間  10時00分〜12時00分(英会話・リコーダー・点字)  10時30分〜12時00分(ヨーガ)  13時30分〜15時30分 (上記以外) 部署通信ライトハウスだより ☆法人事務所☆  「ちょっと来てミー」を終えて  去る2月3日、「地デジ」をテーマに用具ミニ展示会「ちょっと来てミー」を開催しました。アナログ放送終了まで残すところ数ヵ月となり、「地デジ対策は万全 !! 」と言われる方もありますが、今回は地デジ説明員の方に視覚障害者にとっての地デジの問題点や、視聴の方法、制度利用などの説明をしていただきました。地デジ放送を視聴するには専用のアンテナやチューナーが必要になりますが、高価な地デジ対応テレビを購入しなくても、一定の条件を満たせば、簡易チューナーの無償給付を受けられる場合があります。また、ポケットラジオを使いテレビ放送を聞いていた方は、ワンセグ用テレビを利用することもできるそうです。  地デジ説明会に引き続き、地デジ対応テレビの展示会を行いました。参加していただいた30人の方々に、地デジ放送の番組表等を音声で読み上げる機能を体験していただきました。実際にリモコンを持参して「ボタンが多すぎて使い方が分からない」という切実な声も聞かれましたが、ゆっくり、じっくり地デジテレビを体験することができて、「地デジの事がよく分かった」「また展示会を開いて欲しい」というご意見をいただきました。                (横田 光春)  ☆生活介護事業所 らくらく☆  「春の手作りスウィーツ」(木曜日編)!  「今日は何すんの?」「イチゴババロアを作る言うてたな」「ババロアってどんなんやったっけ?」・・・様々な会話が飛び交う中、どこからともなくキューピー3分クッキングのBGMが流れてきます。タカタッタタッタター♪♪  らくらくでは月に2・3回、おやつ作りのクッキングを午後のプログラムに盛り込んでいます。自分たちで作ったおやつをみんなと一緒に談笑しながら食べる事は、外出してお店で食べる事とはまた違った楽しみとして喜ばれます。その分、「うまく仕上げて!」と、スタッフもややプレッシャーを感じながら(?)準備をします。前の月から利用者さんにおやつの希望を聞きながら相談して、その後スタッフ間でも話し合い、試食も事前に行って本番に臨みます。  利用者さんと共に作業する時には、失敗談や気を付けるポイントをアドバイスしながら、それぞれ可能な工程を分担して、調理に取り掛かります。賑やかなグループもあれば、集中して寡黙に作業しているグループもあり、皆さんの個性がよく表れていると思います。  そして、バタバタしながらも無事出来上がったイチゴババロアを皆さんでいただきます。「もう食べてええの?」「どうぞぉ〜!」「イチゴのええ匂いがしたわ〜」「思ってたよりもあっさりしてたなぁ」・・・感想は皆さんいろいろです。「来月は何すんの〜?」  また季節感を感じられる事をできたらなと思いながら、らくらくの日々は続く・・・。 (大野木 達矢) 〜創立50周年記念式典 開催〜      日 時:2011年6月26日(日)          第1部 記念式典                13:20〜14:45          第2部 記念コンサート                15:00〜16:00      場 所:第1会場:京都ライトハウス ホール          第2会場:同 研修室1,2 創立50周年を祝う記念式典を執り行います。  第1部は、京都ライトハウスの運営にご支援いただいた方に感謝状を贈呈するなどの式典で、これまでの50年を振り返りつつ、より良いライトハウスに向けての新たな一歩のスタートです。  第2部は、記念コンサートを企画中です。  参列をご希望の方は、第2会場での参列となりますが、50名様お越しいただけます。 ご希望の方は、  【墨字の場合】@住所 A氏名 B電話番号 C所属(有れば) D手引きの同伴の有無を往復はがきに記載の上、お申し込みください。  【点字の場合】@からDを記載した文書でもってお申し込みください。 ※締め切りは5月25日(水)必着となります。なお、希望者多数の場合は抽選とさせていただきますのでご了承ください。(抽選発表6月上旬)   問合せ:50周年記念事業委員会(京都ライトハウス内)        (TEL 075-462-4400) 機器展示会〜生活を豊かにする機器用具展〜  見えない、見えにくい方のための機器展示会を開催します。展示品の詳細などについては6月にライトハウスホームページへ掲載します。  日 時:2011年7月10日(日) 10:00〜16:00  場 所:京都ライトハウス(全館にて開催) ■最新機器の展示=4階ホール  読書環境機器、生活用具など最新の機器を中心に展示し、メーカーによる商品の説明をします。 ■講演体験=3階閲覧室  視覚障害者用の携帯電話やサピエなどについての紹介や実物を実際に手にとって体験してもらえます。 ■各種相談=2階訓練教室  機器に関して利用できる福祉制度の説明や、地デジ対応についてなど、個別の説明をします。  ※1階では喫茶「きらきら」と用具販売も営業します。 恒例のミニバザーと体操教室  毎年恒例、情報部門の図書館バザー世話人会の皆さまによる「ミニバザー」を企画していましたが、このたびの東日本大震災の発生を受け、被災者支援のバザーとして取り組みます。今年は“50周年”の冠を付けて開催します。 また、好評をいただきました体操教室「中高年向け ストレッチ・いきいき筋トレ」を今年も行います。日頃、体を動かす機会がそれほどない方、若い方ももちろん大歓迎です。  皆さまのご協力とご来場を、よろしくお願いいたします。  日 時:2011年6月4日(土) 10:00〜15:00(12:00〜13:00休憩)  会 場:京都ライトハウス 4階ホール ■ミニバザー 13:00〜15:00 ※10:00〜12:00は視覚障害者の方専用の時間になります。 ■体操教室  1回目:11:00〜  2回目:14:00〜         指導:京都市いきいき筋トレ指導員              中田 美都里氏(京都ライトハウス音訳ボランティア)             ※参加無料。1回につき、40分ほどの予定です。             ※動きやすい服装、バスタオル、お茶など水分をご準備ください ミニバザーの商品募集中!!   商品は持ち込みが原則ですが、問い合わせ確認後はご送付いただいても結構です。  ・対象商品は新品に限ります(大型物品・書籍を除く)  ・食料品は賞味期限のご確認をお願いします(バザー当日から1ヶ月以上は保障されるもの)  ・古衣類はご遠慮ください。   問合せ・商品受付:3F情報ステーション(TEL 075-462-4426)            1F法人事務所(TEL 075-462-4400) ほうこく ■2010年度医療関係者向け研修会 〜医療現場から始まる支援〜  2011年2月20日に京都ライトハウスにて3回目となる医療関係者へ向けた研修会を開催しました。眼科医を初めとし19人の参加がありました。  今年は、視覚障害当事者・視能訓練士(※)・リハビリテーション指導員がパネラーとなり、医療と福祉の連携についてパネルディスカッションを行いました。当事者からは、医療現場でライトハウスを紹介され鳥居寮に来られて生活がどのように変化したか、視能訓練士からは、患者さんにどのような思いでライトハウスを紹介しているか、リハビリテーション指導員は、視覚障害者への支援について話したのち、参加者を交えて討論しました。福祉現場への期待や患者さんへの声かけなど、普段聞くに聞けないことを聞ける時間となりました。  その後、昼食をアイマスクで食べることや、説明することを体験しました。美味しく・安心して食べるためには、説明の大切さを実感されたようです。  午後からは、視覚障害リハビリテーションや福祉制度についての講義と、グループに分かれて交流会を行いました。参加された方々は、とても熱心にどの講義にも耳を傾けられていました。見えない・見えにくい人へよりよい支援を行いたい気持ちは誰もが同じであり、日々の現場で悩まれたりされていることを話しあえるよい機会になったと思います。  本年も、京都市と京都府眼科医会から後援をいただきました。 ※視能訓練士:眼科で医師の指示のもとに視機能検査を行う専門職で国家資格。 (神屋 郁子) ■ブラインドレストランを体験して  四条花見小路のイタリアンレストラン   「カーラ・ラガッツァ」でアイマスクを着用しての食事を体験しました。  この催しは、京都ライトハウス・京都府視覚障害者協会・紫野福祉センターで働く職員の厚生会が、2月26日に企画しました。参加者は入口で一斉にアイマスクをしてもらい、名前を呼ばれた人を係員が各テーブルに誘導し、誰がどこに座っているか分からない状態で始まりました。  ナイフとフォークで食べる洋食は、初めのうちは手応えがあり、肉や野菜を口に運べましたが、やがて手応えがなくなって、もう終わりかと何度も思いました。まだ残っているということで皿の中を探り回ってポツ、ポツと食べ、最終的には反則だがハンドの出番となりました。直接触れるというのは何とよく分かることか、手で探る良さを見直しました。次にスープが出てきましたが、これは一滴も残すことなくきれいにいただけました。  食事の間、隣の人や向かいの人と話をするのですが、年のせいか遠くにおられるような気がして、ついつい声が大きくなってしまいました。食事後に感想を語り合いましたが、耳と口にかなり神経を集中したこと、ほとんどの人が遠くにいるように感じたと言っていたことが興味深く感じました。今回のような経験は、視覚障害を理解する上で参考になりますし、食事だけでなく、いろいろな場面でアイマスク体験をするのもいいのかなと思いました。           (田中 正和) ■盲導犬ストラップ“ハナ坊”  ライトハウス事務所で秘かなブームの『盲導犬ストラップ・ハナ坊』。山科在住の井上隆さんが、ひとつひとつ手作りをされている清水焼のストラップです。手作りゆえに、ひとつずつ微妙に体格などが違い、とても温かみがあり柔らかい表情に癒されます。  井上さんの妻の久子さんはライトハウスが運営する視覚障害者の養護老人ホーム船岡寮で働いておられます。楽しそうに出勤する久子さんを見て「何か恩返しをしたい」と思いを持たれたそうです。  ご夫妻よりコメントをいただきました。「京都ライトハウス様には従来より大変お世話になっております。私どもの仕事は清水焼の小品も作っており、これで何かお役に立つ物ができないかと考えていたところ、盲導犬のストラップを思いつき、船岡寮の伊藤寮長にお話をさせていただきました。パッケージデザインなど相談いただき、ライトハウス事務所で販売し支援金としていただくこととなりました。好評を得ることができ、大変ありがたく思っております。これからも少しでもお役に立つことができるよう、皆さまにご協力をいただきながら、わずかずつですが少しでも長く続けていきたいと思っています。盲導犬ストラップ“ハナ坊”をお求めいただきました皆さまに、厚くお礼申し上げます。ありがとうございました」  今後、新しいバージョンの『ハナ坊』が登場するかもしれません。乞うご期待です! “こんなのあったら良いなぁ〜”など、アイディアをいただければ皆さんのリクエストにもお応えしていただけるそうです。  ストラップはライトハウス本館事務所にて1個500円で販売しています。大量生産はできないため、売り切れ御免です。皆さんもオンリーワン!(盲導犬だけに…)のかわいいストラップを見つけませんか?(太田 ともえ) ■エコ隊取り組み報告  昨年3月から、紙ゴミの分別収集をはじめて1年が経過しました。点字用紙やコピー紙、ダンボール、雑紙などに分別し、毎週リサイクル業者に回収していただいています。『エコかわら版』を発行し、職員が紙ゴミを資源として意識を持つよう啓発したり、紙ゴミの分別について詳しく周知するなどエコ隊の活動は着実に成果をあげてきました。これまでただ捨てていた「ゴミ」が「資源」に替わり、一般ゴミの減量にもつながると言うことで、全職員が協力し取り組んでいます。回収で還元された買い取り金は、ささやかですが船岡寮の改築資金に充てていきます。  また、紙ゴミのリサイクルの他にも、日々省エネに心がけ「電気のまめ消し」や空調の設定温度にも気を配るなど、地球環境を考えた取り組みをおこなっています。 エコ隊の取り組みは一定成果を上げ職員に定着して来ましたので、エコ隊としては解散し、4月からは法人事務所で取り組みを継続することになりました。  (高橋 弥生) おしらせ ■次の通り、職員人事を行いましたので お知らせします。 【退 職】2011年3月31日付 参与            加藤 俊和 鳥居寮主任(定年)      野崎 正和 船岡寮           吉田 清美 船岡寮           米田 麻友子 【採 用】2011年4月1日付 相談支援室長(嘱託)     坂田 博宣 鳥居寮(嘱託)        野崎 正和 船岡寮          稲田 雄亮 らくらく          藤井 志織 【昇 任】2011年4月1日付 <施設長> 情報製作センター所長    渡辺 昭一 <主 任> 鳥居寮     主任    久保 弘司 船岡寮     主任    太野垣 美奈 おれい <このコーナーは、5万円以上のご寄付、 ご寄贈いただいた方々をご掲載しています> 皆様からのご厚志はライトハウスの事業運営資金として活用させていただきます。ありがとうございました。 ■井上 隆様  11月4日 多額のご寄付を頂戴しました。 ■ECC地球救済キャンペーン事務局様  11月10日 多額のご寄付を頂戴しました。 ■伊東 宏様  11月24日 多額のご寄付を頂戴しました。 ■京都ウイメンズクラブ様  12月9日 多額のご寄付を頂戴しました。 ■(財)京都オムロン地域協力基金様  12月10日 多額のご寄付を頂戴しました。 ■(株)サン工芸様  12月15日 多額のご寄付を頂戴しました。 ■任天堂(株)様  12月17日 多額のご寄付を頂戴しました。 ■梅原 浩子様  12月21日 多額のご寄付を頂戴しました。 ■塚本やすこクリニック様  1月13日 多額のご寄付を頂戴しました。 ■北大路書房様  1月19日 多額のご寄付を頂戴しました。 ■富田 清邦様  2月18日 多額のご寄付を頂戴しました。 ■学校法人聖母女学院様  2月21日 多額のご寄付を頂戴しました。 ■丸清木材(株)様  8月28〜2月28日 多額のご寄付を頂戴しました。 (掲載が遅れまして申し訳ございませんでした) ■(株)わかさ生活様  毎月定期的に多額のご寄付を賜り、ありがとうございます。 ■(株)エーディックス様  スタジアムクッション970個のご寄贈ありがとうございました。 ■国際ソロプチミスト京都―みやこ様  11月2日 エンゼルフェスティバルにご招待いただきありがとうございました。 ■学校法人聖母女学院様  11月10日 梯剛之ピアノリサイタルにご招待いただきありがとうございました。   ご寄附ご寄贈ありがとうございます!  次の通り、数々のご芳志をいただきました。厚くお礼申し上げます。ありがとうございました。 (50音順・敬称略) 2010年11月1日〜2011年2月28日 寄付金 112件 3,666,144円 物品寄付・ご奉仕 157件  【寄付金】 浅山邦夫、荒木靖子、池田和夫、池西照子、今村正秋、上田徳重、大目昌子、(株)偕成社、梶寿美子、加藤博史、賀茂病院、木村宗泉、京都YMCA国際福祉専門学校、京都ハーネスの会、京都府共同募金会、京都ライトハウス・京視協分会、京都ライトハウス分会、桐山眼科医院、久佐の葉会、倉田時子、久我の杜ボランティアサークル虹のメロディ、国際ソロプチミスト京都−北山、小島律子、小林光子、小山靖子、コーラスさざなみ、サークルsee、坂本美江子、佐野眼科診療所、塩見正子、じゃいあんステップス、新谷洋子、新日本プロセス(株)、杉村美代子、鈴木紘一、高原邦子、竹内花子、谷川盛一、NPO法人たびびと、崔春夫、堤明子、同志社中学校・高等学校、土江田曜子、百々眼科診療所、中橋彌光、南波悠紀子、西村怜子、日本基督教団京都教会女性会、日本基督教団室町教会、二十歳の会、ハムスターズ、樋口富士子、平井欽二、福見久代、船岡老人クラブハウス社交ダンスクラブ、堀口皮膚科、本田貢司、松浦木実、松村織物(株)、丸尾眼科医院、山中春男、山本弘太郎、弓削経夫、ユニーズ、楽只地域女性会、リンクの会、匿名27件  【物品寄付・ご奉仕】 青山弘、芦田恵、あすなろ会、安楽寺、生島芙美江、池上明子、伊佐迪子、五十川富士子、磯部治、一谷孝、伊藤治子、井上里美、井上高行、井上千恵子、井上正子、今村久美子、上田澄江、(株)魚国総本社京都支社、浮守篤子、内田主男、内田務、宇野史子、(株)エヌ・ティ・ティ・ドコモ、オーガスティンジョナサン、大谷八重子、大西至、大野(株)、大原一晃、岡村壽子、岡本久栄、奥村久子、奥山晴生、乙訓点訳サークル、梶原清一、加藤紀江、川合正子、川戸正司、カンネベルクエリカ、北垣せつ子、北村貞人、北村浩尉、木下幸子、木村芳子、京都淀ライオンズクラブ、京都薫風ライオンズクラブ、京都産業大学新社会ボランティアサークル、(社)京都市シルバー人材センター、京都水産協会、京都青果協会、京都トヨタ自動車レクサス北大路、京都PANA-ALC、京都府立総合社会福祉会館、久保公人、(株)公益社、光華幼稚園、上阪禎子、小松朝子、サークルにじ、さえずり会、酒井秀夫、榊美智子、佐川せつ子、佐久間正雄、佐々江温子、佐々江満治、佐々木智栄子、佐々木陽子、澤義則、塩見章子、(株)実業エージェンシー、柴田慶子、(株)シミズ・ビルライフケア関西、下奥重望、下條英子、(株)朱常分店、白坂澄夫、白畠庸、城野時一、杉本倫子、鈴木さほ、住友生命保険相互会社営業総括部、学校法人聖母女学院、聖母学院中学高等学校ハンドベル部、高木暢子、橋桂子、高橋史明、竹内治代、田中耕一、田辺誠子、谷川正雄、谷口敏、辻謙一、辻田里津子、都築昌子、堤育子、点友会、東海和子、富村保子、鳥飼幸子、中江利彦、中島田鶴、中谷武司、南條康子、西尾昭子、西尾紀子、西村ゆり、野坂邦子、野間赳夫、畑勇子、服部令子、林晃次、馬場康子、広田智子、深尾幸枝、福島洋子、福中正美、福見久代、藤井綾子、藤野つるみ、藤村由喜子、藤山和子、舩越正己、堀井冨美子、堀居三枝子、前川加代子、前田ふじ子、前中知栄、松本すみ子、松本信郎、三浦豊子、三菱製紙販売(株)大阪支店、宮永まゆみ、村上直子、目黒正子、本草野政雄、森初子、森田澪、薮佳子、薮内真紀子、山下淳子、山下祐嘉里、山田恭子、山本早苗、山本珠子、湯浅昭次、横山邦子、吉田善次、読売テレビ放送(株)総務部、朗読グループあいあい、(株)わかさ生活、和田恭子、和田三重子、渡辺ツヤ子、渡部隆三、匿名5件 京都ライトハウス後援会より  次の通り、後援会費と運営資金寄付金を納入いただきました。会員の皆様のお名前を掲げ、厚くお礼申し上げます。ありがとうございました。 (50音順・敬称略) 2010年11月1日〜2011年2月28日 後援会費 98件 196,000円 運営資金寄付金 86件 1,569,625円 愛きもの、(医・社)アキタ眼科医院秋田絢子、旭新一、穴井利文、天川晃、池上和子、池田和夫、石居志郎、石郷岡均、石津利幸、石橋健、石原明子、泉礼子、伊勢清、磯岩美都枝、市木益次郎、稲葉公雄、井上勢津子、井村豊彦、岩田親良、岩見眼科岩見達也、上田直子、植田源子、漆間志信、襟川千春、大島仁、太田進、大橋東洋彦、小國健一、小古田初江、(医・社)柏井医院柏井眞理子、香島明雄、桂コンタクトレンズ(株)、加藤眼科医院、鎌野孝和、川畑春香、木崎勝夫、北川隆子、北野裕子、北村裕喜子、木村健一、京都友の会、久保澄子、久山眼科医院久山元、小泉京子、齋藤正一、酒井克之、榊美智子、榊田啓子、酒元人四、佐々木建三、芝田三佐子、杉田千衣子、杉村美代子、(医・社)隅田眼科医院隅田義夫、千保幸子、相愛幼稚園、そうまクリニック近藤直子、大道日出野、田芳子、高安文哉、竹内文子、竹下亘・八千代、竹村真貴、多田万砂子、田中嘉代、田中武、田中汎子、田中道明、田中眼科医院田中利和、谷道之、(医・社)千照会千原眼科医院千原悦夫、張佑子、塚本文啓、辻眼科医院辻俊明、常村弘志、百々眼科診療所百々由加利、富奥ケイ子、冨川桂子、鳥居在子、中川正敏、中島亀之助、中島眼科クリニック中島正之、中島好重、中谷臣、長渡研史、中西信八郎、ナカノ眼科、並河英津子、西田眼科クリニック西田恵理、沼眼科沼朝代、濱塚幸子、平松診療所平松君恵、藤井則之、藤本元美、北辰堂眼科クリニック中村佳子、細谷昌子、細谷知子、本田孔士、松浦木実、松ア修二、松村稔子、宮尾眼科宮尾洋子、村山誠己、守口康子、森田妙佳、森本節子、安間美津彦、山本多加夫、山本敏雄、横田弘子、吉田清繁、吉田千寿子、吉田眼科医院吉田誠、吉田眼科医院吉田雅子、依田医院依田純三 編集後記  この通信では新しいことへ挑戦する皆さんを発見していただけたでしょうか。マラソンで励まし併走する女子プロ野球の選手、就労して社会参加される人、障害のある方のことを知ろうとする人など活躍する分野は違えども、どこかに繋がりがあることは不思議です。3月の震災で被災された方ともどこかで繋がっているはずです。私もできることから始めようと思います。 (牧 和義)