京都ライトハウス通信119号 第27回鳥居賞 愼 英弘氏、第13回鳥居伊都賞 近藤 系子氏 受賞される  9月11日、京都ライトハウスに於いて、鳥居賞・鳥居伊都賞の伝達式が行われ、狩野勝也 故鳥居篤治郎先生遺徳顕彰会代表から第27回鳥居賞受賞者の愼 英弘氏、および第13回鳥居伊都賞受賞者の近藤 系子氏へ、それぞれ賞状と記念品・副賞が贈られました。  選考経過につきましては、去る7月28日に開催の選考委員会に於いて、京都ライトハウス理事会から推薦のあった候補者の中から慎重に審議した結果、次の功績により今年度の受賞者と決定された次第です。  愼 英弘氏は、在日外国人二世として生まれ、8歳の時に病気で失明、大阪市立大学大学院で博士課程を修了され、論文執筆を続けられるなどの努力を重ねることにより、視覚障害と在日韓国人という二重の壁を乗り越えられて、現在は四天王寺大学大学院人文社会学研究科教授として活躍されています。研究活動は、自らが置かれた当事者の視点から福祉問題にメスを入れ、法制度から取り残された人たちの救済を最優先にされ、法の不備と救済を訴えた在日無年金障害者訴訟では、原告の理論的支柱となっておられます。また、社会に訴える術に乏しい盲聾者の自立と社会参加にも積極的に取り組み、著作を通して、法制度の整備の必要性を訴えるなど、常に福祉の谷間に置かれた人たちに目を向けてこられたことなどが鳥居賞にふさわしい業績とされました。  近藤 系子氏は、神戸市視力障害者福祉協会会長の近藤 敏郎氏のご妻女で、近藤氏がご自宅で「夕星歌謡教室」を開いておられた1963年に結婚されて以来、半世紀近くにわたって陰の力となってご主人の活動を支えてこられました。視覚障害者がポピュラー部門で歌謡教室を主宰されるという、これまで和楽中心であったこの分野に於いて非常に先駆的な活動をされ、自立した職業として歌謡教室を発展することができたのも系子夫人の支えがあってのことでした。また、近藤氏が日盲連の音楽家協議会を長年にわたって頑張ってこられたほか、兵庫区視力障害者福祉協会会長などの要職を歴任され、障害者福祉の向上にご尽力されてきたことを、夫人として献身的に支えてこられたことが鳥居伊都賞にふさわしい業績とされました。  今年は受賞会場をより広いホールに移し100人を超える方々にお集まりいただきました。  以下、愼 英弘氏と近藤 系子氏が受賞者挨拶された内容の一部を掲載いたします。 愼 英弘氏の挨拶  このように大きな賞をいただけるとは全く思っていなかったので、事務局から連絡をいただいたときは本当にびっくりしました。こんなうれしいことはありません。選考委員会からは様々な社会活動を評価していただいたようです。常々思っていることは「情けは人のためならず」ということで、そのように考えて活動してきました。反対の意味で解釈される人が多いですが、情けは巡り巡って自分のためになるという意味が本来です。やっている間はものすごくしんどい。盲聾者の制度改善の取り組みをしているとき、研究会にほとんど出られない状況でした。しかし自分のためになると確信を持って支援してきました。その取り組みを経験したことによって論文も数編書けたし、著作も出版でき、無年金問題でも7、8本の論文も書くことが出来ました。いろんなことをしてきましたが、自分のためにしてきたことで今回の受賞も本当にうれしい。今後も賞に恥じないように信念を持って活動していきたい。研究にもまい進していきたい。本当にありがとうございました。 近藤 系子氏の挨拶  夫が高いところで賞をいただくのはよくあるが、私自身は初めてです。大勢の方の前で話すのも初めてで戸惑っています。連絡をいただいたとき、鳥居賞は知っていたが伊都賞は聞いたことがありませんでしたので、どうして良いかわからない。夫に相談してみると、それは大変な賞や、と教えてくれました。視覚障害者の伴侶と言われる人は、皆同じ立場にあるのではと思います。私は、支えるといっても、夫に生活をさせてもらっています。他の伴侶の人からも「何であの人が」と思われたのではと心苦しいです。  私のしてきたことは、夫が新しい職業ということで、皆さんにお褒めいただいていますが、手伝いは確かに大変です。流行歌なので、毎月新しい歌が出てくる。最初は大変でした。でも今は、他に点訳ボランティアなど支える人がたくさん居てくれている。私が一番得している、というくらい皆さんに支えてもらっている。職業を支えたというのは、私には似つかわしくないと思っています。  点字毎日の元編集長の大野先生にかわいがってもらいました。先生も奥様といつも一緒におられた。同年代の者にとっては、その奥様が視覚障害者の妻の鏡と思いながら、皆で励まし目標にしてきた。違うところは、奥様は控えめな方。私は大きな声で、でしゃばりです。私自身は視覚障害者の妻としての天性があるのではと思います。声は大きいし、仕事メーカーという名前がつくくらい、よく気がつくほう。自分でしてしまう。これで良いかと思いながら進んできました。今回の受賞は、それを認めてもらったのかと思えて本当にうれしい。後期高齢者に入りました。元気ですねと言われる。この元気な部分を皆様にお分けすることが出来たら良いと思っています。今日はありがとうございました。  休憩後、愼 英弘氏の記念講演「ともに生きる社会―何が本質的で、何が副次的か」が行われました。最初に、「盲目は不自由なれど不幸にあらず」について点字毎日紙上で話題になったことに触れられ、不幸か幸福かという点で反応が多くあったが、不幸かどうかは主観的なことであり副次的なこと、本質は「不自由」と「不幸」は違うことを鳥居先生は社会に向けて訴えたかったと分析されました。続いて前近代、江戸時代、明治維新などの大きな歴史の流れの中での障害者の位置づけが、追放されようとした存在でなく、ともに生きる存在であったことを豊富な資料に基づき解説。貨幣経済、資本主義、ノーマライゼーション運動の発展などを経て、現代は、障害者が主体になってともに生きることを高次に実現しようとしている、と論じられました。最後に、障害者自立支援法で争点となった「応益負担」はおかしいという意見は一面的であり、「応能負担」でも困る人は出てくる。「応益」「応能」は副次的なことであり、福祉サービスは生きていくために必要なもの、そこから利用料を取ることがおかしいという「本質」を見極めていかないと、全体の幸せにならないと力強く訴えられました。(山本 たろ) 船岡寮NOW 〜盆踊り〜  8月22日(土)、毎年船岡寮の庭にやぐらを建てていたのですが、古い物でいつ壊れてもおかしくない状態の物であったため、今年は脚立に木の枠をはめ、周囲に紅白の幕を張ってやぐらの代わりとしました。京都産業大学のボランティアサークル「新社会」の方々にもお手伝いをしていただき、ちょうちんをぶら下げたり、椅子を用意したりと準備をしていました。夕食後から庭に出て盆踊りの予定でしたが、突然の雨で急きょ食堂で行うことになりました。実は昨年も大雨で2年連続雨になってしまいましたが、足元の悪い中、町内の方々も来寮してくださり、会話やカラオケで盛り上がりました。  昔の写真を見てみますと、職員が浴衣を着ている写真が多くあります。その頃の職員に話を聞いてみると、「利用者さんが着付けを手伝ってくれたのよ」と利用者さんの元気な姿が想像できます。“今年は浴衣を着よう!”と事務所内で話をしていて、浴衣を着ることに。着付け後ミニファッションショーのように、たくさんの利用者さんに触ってもらうと「浴衣着たんか。かわいらしくなって。また来年も着てや」と喜んでいただけました。利用者さんの笑顔が見られて、心は晴れ晴れな盆踊りでした。(太野垣 美奈) 視覚障がい児 児童デイサービス あいあい教室 ライトハウス2階の南側、日当たり抜群のあいあい教室。 かわいい子ども達と毎日、楽しく過ごしています。 おもちゃもいっぱいあるよ!!みんなも一度遊びに来てね!! 所長 高橋 弥生 あいあいのボス。 若い人からエネルギーもらってます! お陰で体力では若い人に負けないよ〜! 主任 古川 千鶴 私の周りは笑いがいっぱい♪♪ ワハハの発信元で〜す!! 保護者支援担当 石田 全代          悩みは何でも私に相談してね!!      聞き上手の私です♪♪            木村 佳子                        いつまでもみんなに、              「かわいい、いくつ?」と          言われる私‥。でも根性あります!!                               冨田 裕美子 じっくり考えてから行動★ 何事にも手抜きはしません!! 廣瀬 亜紀子 お習字は師範の腕前!! 教材作りも得意です★☆ 岡村 由紀 祇園祭の日に年下の彼氏と 電撃入籍!! 芸能人みたいでしょ☆★ 加藤 貴久子                ピアノが上手★☆走るのも      早い、はたらきものです!!          小西 優紀 いつも元気!!!チャレンジ精神 旺盛なわたしです♪♪ 作業療法士 林 可奈子 6月から週一回勤務。誰とでも すぐ仲良くなれます!!よろしくね!! ライトハウスだより  ☆鳥 居 寮☆  輝く映画の街「USJ ユニバ 」へ行く!!  9月10日、京都嵯峨野ロータリークラブ様にユニバーサル・スタジオ・ジャパンへご招待いただき、とても楽しく時間を過ごさせていただきました。普段は見えないことで楽しみがないと外出を控えめにする方が多くいらっしゃいますが、この日ばかりは「参加してよかった。面白かった」と、口々に声にして満面の笑顔になりました。  ジュラシック・パーク・ザ・ライドでは恐竜から逃れるため、暗闇の中へ25.9mまっ逆さまに落下して水しぶきを浴びて大喜び、ハリウッド・ドリーム・ザ・ライドでは空を飛ぶ感覚を体感して日常のことはすっかり忘れるひとときでした。  これからどのような日常を過ごそうかと訓練を開始した方や、地域で生活し、この行事を通じて他の方の生活を知ることができた方などが参加して、誰もが喜びを感じた楽しい交流となりました。  企画していただきました京都嵯峨野ロータリークラブの皆様、貴重な体験をさせていただきありがとうございました。  (牧 和義)  ☆生活介護事業所らくらく☆  地域へおでかけ季節先取りのスイーツ  「私は久しぶりに食べに行くわぁ。ずっと心待ちにしていたのよ。○○さんは何を食べるの?」「そうやねぇ、季節ごとのメニューもあるやろうし、お品書きを見てから決めようかな」  8月最終週の木曜日の午後、そんな会話を車中でしながら堀川今出川にある老舗の和菓子屋さんへ出かける。ほどなくして目的地に到着。入店すると大通りの喧騒とは別世界のおしとやかな雰囲気。カウンターには進物用のショーケースが並んでいます。  「いらっしゃいませ」と店員さんが笑顔で応対してくれる。らくらく御一行はエレベーターで上がって2階の喫茶スペースへと進んで坪庭横の席に着く。さぁ何を注文するかと皆さん思案しながら、そこでも会話が弾む。同行した職員は和菓子の説明がなかなかおぼつかない。繊細な色づかいや形、風味を醸し出しているお饅頭を表現するのは、店員さんに直接聞くほうが断然分かりやすく、話が早い。しかしながら、そこは花より団子で食べてもまた皆さんの感想が飛び交う…。桔梗やほおずきをかたどった和菓子は好評で、手土産を帰り際にご購入される方もいらっしゃった。これからの季節は、味覚で感じる楽しみも増えてくる。らくらくでも地域に出かけて、利用者の皆さんと移りゆく季節を五感で楽しみたいと思う今日この頃です。 (木原 智徳)  ☆就労支援事業所FSトモニー☆  味覚狩りと餌やりに奮闘した秋行事  9月16日、滋賀県竜王町にある「アグリパーク竜王」へ味覚狩りに出かけました。前日の雨がうそのように秋晴れとなり、絶好のお出かけ日和です。  まずは「竜王町農村田園資料館」と「ふれあい動物広場」を訪れました。「農村田園資料館」は、昭和初期の農村風景を再現し、木製農具や民具に触れるなど懐かしい昔の農家の暮らしを体験できる資料館です。牛小屋には牛の人形があり、人が近づくと「モゥ〜」と鳴き声が流れます。楽しくて心和むひとときでした。「ふれあい動物広場」では、羊やポニーに人参の餌やりを体験。自分の手まで食べてこないかなと心配する方、餌をやりたいけど動物に逃げられてしまう方など、それぞれに動物と触れ合えたようでした。  味覚狩りは、ぶどうと梨。皆さん、はさみとかごを持ち、手で房に触れて自分が食べるぶどうを慎重に選んで収穫。甘いぶどうをいただきました。梨は手で触ると簡単に収穫できます。梨の木は意外と背が低く、頭をぶつけて何個も梨を落とした方もおられました。落ちた梨は、お土産としてお買い上げ。「農園もとても商売上手!」との声が上がっていました。とてもみずみずしい梨でした。秋の味覚を満喫し、楽しい一日を過ごせました。 (小谷 泰政) ほうこく ■「48周年の記念のつどい」を開催しました!  京都ライトハウスは、6月27日に創立48周年を迎えました。  故鳥居篤治郎先生の創設の想いを受け継ぐとともに、多くの皆さんに利用し、支えていただいて今日を迎えた京都ライトハウスの歩みを振り返り、未来に向かって着実に歩んでいきたいと、6月29日に、記念のつどいを開催しました。  「つどい」では、竹下 義樹副理事長のあいさつの後、来賓として、塚原勇後援会長、一谷 孝船岡老人クラブハウス代表のほか、利用者代表として新井 温雄様からごあいさつをいただきました。  創設運動を推進された中澤 眞佐先生から「京都ライトハウスができるまで」の取り組みや当時の熱い思いをご講演いただきました。熱心に聞き入っていた参加者は、創設の精神を改めて噛みしめた一日でした。 (神谷 俊昭) ■職員全体研修  9月7日・9日・17日の3日間、京都ライトハウスと京都府視覚障害者協会の職員を対象に職員研修を行いました。今年度は、京都ノートルダム女子大学の佐藤純准教授を講師にお招きし、「精神障害の理解と対応」というテーマでご講義いただきました。  講義では、まず精神疾患を理解するうえで気をつけるべきことに始まり、精神障害をお持ちの方とのコミュニケーションの取り方や支援の際の基本的な姿勢など、大変わかりやすく丁寧にお話をしていただきました。「精神障害」と限定してのテーマではありましたが、相手とコミュニケーションを取るという意味では、障害をお持ちの方に限らず、すべての人と日常的に関わるうえで大切なことを勉強させていただきました。  また、研修の後半ではワークショップが行われ、日頃あまり接することのない施設の職員同士が話し合う良い機会となりました。これまでの経験事例や講義を受けての感想等、各々が違う視点でコミュニケーションについて考える有意義な時間となりました。  各職員が今回の研修をそれぞれの職場に持ち帰り、今後の日常業務に活かしていければと思います。 (中西 理菜) ■目が見えなくなった人すべてに点字を覚えてもらうために  〜「点字との出会いを支援するサポーター研修会」を開催〜  中途で目が見えなくなった方に点字を覚えてもらいたいと、府内各地で講習に取り組まれていますが、残念ながら様々な悩みや課題に応えられていないのが現状です。  全国的にも習得率の低さが問題になっていて、その要因として@指導者をきちんと養成できていないのではないか、A点字の大きさが習得の支障になっているのではないか、B適切な教材を使っていないからでは…などと言われています。  今年は、ルイ・ブライユ生誕200年、石川倉次生誕150年という点字にとっては歴史的な年です。点字をもっと視覚障害者の中にということで、今回の研修会を企画しました。  8月22日に開催した研修会には、中途で目が見えなくなった方の点字講習にかかわっておられる京都の皆さんをはじめ、大阪や滋賀、遠く福岡からのご参加もあり、約60人と研修室があふれんばかりでした。  午前は情報ステーションの加藤所長が「点字を学んでみようと思うまで」をテーマにお話され、午後は名古屋盲人情報文化センター所長の原田 良實氏(元名古屋リハビリテーションセンター視覚障害指導課長)には「点字触読指導はどうすればよいか」のご講演をいただきました。常識を覆す指導法、その方法を編み出した経過、大きな点字から普通点字への移行、教材の意図等々、とてもわかりやすい説明でした。パネルディスカッションでは、進行役の点字ジャーナル元編集長の水谷 昌史氏に参加者の日頃の悩みや疑問を上手に引き出していただき、銘々感じるところが多い充実した研修会となりました。(田中 正和) ■「福祉関係者向け研修会」開催  さまざまな福祉業務に携わる方達に、京都ライトハウスが行っている視覚障害の皆さんへの専門的な支援内容について知っていただくため、8月24日、標記の研修会を開催しました。ケアマネージャーやピアカウンセラーなどの職種の方36人の参加となりました。  眼科医の講演やリハビリテーション指導員によるシミュレーション体験などを通じて、視覚障害について頭と体で学んだのち、それぞれの経験をワークショップで報告するなど皆さんで交流をしていただきました。   参加された皆さんには、今後京都ライトハウスや京都府視覚障害者協会の職員と力を合わせて、地域にお住まいの目の不自由な方々の生活をご支援していただけることと期待しております。 (野崎 正和) おしらせ ■「京都ライトハウスまつり 2009 〜レッツゴー 千北灯台〜」  施設利用者・家族・ボランティア・職員と地域の交流を目的に「京都ライトハウスまつり」を開催します。これまで同様、ステージ発表や、参加者が共同し模擬店や抽選会などを催し、地域の方により身近な施設として感じていただきたいと考えています。多くの方のご来場をお待ちしております。 日 時:2009年10月25日(日)      10:00〜16:00 会 場:京都ライトハウス ちょっといっぷく  このたび、京都府視覚障害者協会茶道教室および茶道サークルの方々が、茶道裏千家淡交会総本部学校茶道部様主催の「お茶会応援プラン」に採用され、応援支援金を受けられました。  京都ライトハウスまつりでのお茶会で、来館者の方々への「おもてなし」が例年たいへん人気を得ており、それが高い評価を受けたものです。木村 宗泉先生ならびに吉塚 宗亜先生のご指導のもと、サークル活動を継続されてきた努力が実を結ばれたことを、心よりお喜び申しあげますとともに、今後ますますのご活躍をお祈りいたします。 ■京都府視覚相談会(要予約・参加費無料) 日 時:2009年11月17日(火)     10:30〜15:00 会 場:長岡京市立中央公民館 予約・問い合わせ:長岡京市障がい福祉課 TEL 075-955-9710 ◆講演会(入場無料) テーマ:「見えない世界で生きること」 講 師:松永 信也氏(京都府視覚障害者協会理事) 日 時:2009年11月17日(火)     13:30〜15:00 会 場:長岡京市立中央公民館     (2階 講座室) 対象者:見えにくい方・見えない方・ご家族の方・福祉に関心のある方 問い合わせ:京都ライトハウス 鳥居寮 TEL 075-463-6455 ■2009年度 視覚障害者福祉啓発事業 「あい・らぶ・ふぇあ」〜見えない人・見えにくい人のスマイルライフ〜(入場無料) 日 時:2010年1月21日(木)〜24日(日)     10:00〜18:00    (ただし最終日は17:00まで) 会 場:大丸京都店 6階 ミュージアム 問い合わせ:京都ライトハウス内 「あい・らぶ・ふぇあ実行委員会」 ◆主な内容 ◎小学生の絵画コンクール ◎松永 信也氏(好評トークの中途失明者)  21日(木)13:30〜、24日(日)11:00〜 ◎21日(木)オカリナ合奏、  22日(金)お琴ふれあい ◎廣瀬 浩二郎氏(民族学博物館准教授)  22日(金)さわるワークショップ ◎岸 博実氏(歴史研究家の盲学校教諭)  23日(土)「視覚障害児教育の始まり」 ◎24日(日)座談会:障害者のスポーツ ◎スマイルサロン ◎展示 ◎体験 ■年末年始の休館について  年末年始の休館は、次の通りとさせていただきます。  12月28日(月)の夜から1月3日(日)の夜までは宿直および日直とも不在ですので、ご了承ください。  各事業所の年末・年始の休業につきましては、別途お知らせいたします。 おれい ■故 宮川 哲夫様 宮川 慶子様  6月2日 多額のご寄付を頂戴しました。 ■石田 寿喜栄様  6月18日 多額のご寄付を頂戴しました。 ■やすろうチャリティーゴルフ同好会様  6月19日 多額のご寄付を頂戴しました。 ■京都伝道区 信徒伝道協議会様  7月10日 多額のご寄付を頂戴しました。 ■大八木 明様  8月19日 多額のご寄付を頂戴しました。 ■塚本やすこクリニック様  8月20日 多額のご寄付を頂戴しました。 ■(株)サン工芸様  8月26日 多額のご寄付を頂戴しました。 ■(株)わかさ生活様  毎月定期的に多額のご寄付を賜り、ありがとうございます。 皆様からのご厚志はライトハウスの事業運営資金として活用させていただきます。ありがとうございました。 ■ワコール労働組合様  6月30日 多額のご助成をいただき「たびんぐ・九州」(全5巻、地図付)を全国60ヶ所の点字図書館と盲学校に無料で配布させていただきました。 ありがとうございました。 ご寄付ご寄贈ありがとうございます!  次の通り、数々のご芳志をいただきました。厚くお礼申し上げます。ありがとうございました。(50音順・敬称略) 2009年6月1日〜2009年8月31日 寄付金 89件 7,092,148円 物品寄付・ご奉仕 156件  【寄付金】 伊佐迪子、大坂健一郎、大澤みさき、大目昌子、大森淳乃、お気楽ライブ、加藤恵美子、加藤博史、賀茂病院、京都から竹民謡会、川村春海、京都YMCA国際福祉専門学校、京都福祉専門学校、京都市交通局、京都府社会福祉協議会、久佐の葉会、斉田せい、嵯峨野地域女性会、茶道教室・茶道サークル、重田雅子、種智院大学、白川恵美子、白坂澄夫、瀬良為二、竹村昌子、田尻彰、田中寛子、崔春夫、堤明子、点訳ボランティアくすの木、百々眼科診療所、中路眼科医院、仲瀬素市、中田知代子、中出美智子、中橋彌光、中村公三、花ノ坊町東部町内会、FORYOU本店、福田幾子、佛教大学社会福祉学科、松浦木実、森田妙佳、山口英太郎、山田美恵、(株)ユメコム、龍谷大学短期大学部、若林清子、匿名18件  【物品寄付・ご奉仕】 青谷弘治、青山弘、芦田恵、あすなろ会、阿部晶子、生島芙美江、池西照子、伊佐迪子、伊地知ヨウ子、五十川富士子、磯部治、一谷孝、伊藤治子、稲谷奈緒美、井上千恵子、井上正子、今村久美子、岩本晃和、上田澄江、(株)魚国総本社京都支社、浮守篤子、内田主男、内田務、宇野史子、大坂健一郎、大谷八重子、大西至、大野(株)、大原一晃、岡村壽子、岡本久栄、奥村久子、奥山晴生、長純子、梶寿美子、梶原清一、片山淳子、加藤紀江、かね正青果(株)、川坂真也、川戸正司、川辺由紀子、北垣せつ子、北村貞人、木下幸子、木原清香堂茶舗、木村芳子、京都産業大学新社会ボランティアサークル、(社)京都市シルバー人材センター、京都トヨタ自動車レクサス北大路、京都PANA-ALC、蔵田芙美江、倉橋義謙、上阪禎子、サークルにじ、さえずり会、酒井秀夫、佐川せつ子、佐々江温子、佐々木智栄子、ZAZIE、佐渡和代、塩見章子、柴田慶子、(株)シミズ・ビルライフケア関西、(株)朱常分店、正林寺、白坂澄夫、杉田千衣子、杉本倫子、鈴木さほ、住澤勲、副島ユキエ、高橋佐代、高山良枝、竹内治代、田中耕一、田中武、田中みゆき、田辺誠子、谷川正雄、谷口敏、田村潔、辻謙一、辻田里津子、堤育子、点友会、東海和子、土岐省子、特定非営利活動法人プロジェクトゆうあい、鳥飼幸子、中江利彦、中川久子、中島田鶴、中渡瀬英子、西ヶ花直美、西河郁夫、西久保京子、西村ゆり、野間赳夫、畑勇子、服部令子、花ノ坊町東部町内会、林晃次、馬場康子、樋口むつみ、麩嘉、深尾幸枝、深尾泰司、福中正美、福見久代、藤井綾子、藤井一弘、藤田慧子、藤村由喜子、藤山和子、古川雅弥、堀井冨美子、堀居三枝子、前田寿美子、前田ふじ子、前中知栄、松崎美恵子、松本すみ子、美内輝子、三浦豊子、三浦勝、三上眞知子、宮風亞矢子、三好和夫、目黒正子、本草野政雄、森初子、柳澤英二郎、薮佳子、山岡悟、山下祐嘉里、山田恭子、山本巌、山本絹江、山本紗英子、山本早苗、山本順子、湯浅昭次、(株)ユー・エス・ジェイオペレーション企画室、(株)ユニマットライフレンタル京阪営業所、横山邦子、吉田善次、吉武正子、ライトフローラ、リーブル京都新社(株)、朗読グループあいあい、和田恭子、和田三重子、渡辺一夫、渡部隆三、匿名3件 京都ライトハウス後援会より  次の通り、後援会費と運営資金寄付金を納入いただきました。会員の皆様のお名前を掲げ、厚くお礼申し上げます。ありがとうございました。 (50音順・敬称略) 2009年6月1日〜2009年8月31日 後援会費 217件 434,000円 運営資金寄付金 121件 695,050円 愛きもの、青木善男、青柳安喜代、秋山順子、浅川三津子、浅見伸一、天川晃、庵原清、池上稔雄、石津利幸、石津満寿美、泉福夫、五十川静江、市木益次郎、市谷経哉、(株)一力亭、伊藤修、井上協子、井上しのぶ、井上照、井上登志子、猪間敏男、今井浩二郎、今宿晋作、入江渥子、入江恆、岩井貞三、岩田文子、上村幸代、植山恵、臼田文代、梅谷フジ子、海老根敦子、海老根正子、(有)エリゼコーポレーション、大頭昭一、大園比路子、大田龍二、大槻登、岡田ゆき子、岡田よし子、奥村透、奥村三千男、小田淑子、(有)小田長、垣谷忠雄、香西朗、片野慶子、勝山靖雄、加藤進、金綱隆弘、亀井保幸、河島浩三、川端弥桐、河原林弘美、木内芳子、北村弘、北村裕喜子、きつつきの会、(株)ギデオン、木寺宏之、木村朝子、木村保子、京田辺点字サークル「すみれ」、京都むらさきライオンズクラブ、久世尚、久保和彦、久保田美枝子、久保元里美、蔵田史子、栗原亨、小出裕子、高良冨子、小島登美子、小島文夫、小林久子、小原延章、小森修子、坂部侃右、坂部秀文、坂本正伸、桜井隆子、酒元人四、笹川公介、笹川大助、佐々木信子、笹野順子、佐藤譲、佐野理恵、澤義則、澤崎英子、塩川道子、志垣惠子、清水久雄、下薗栗子、下野眼科医院、謝名堂千賀、昭学、城野時一、杉本康代、鈴木茂嗣、鈴木f、鈴木昌子、角喜代子、住谷高子、千保幸子、タカシマ酒店、高橋廣吉、橋宏、宝田克男、武綾子、武田文子、橘洋子、田中武、田中汎子、田中道明、田中泰子、谷本信義、種村直樹、玉田和江、玉本晃、竹間史子、佃静子、筑波常遍、辻ミチ子、堤明子、常見修平、常村弘志、寺田由子、東海和子、内藤俊夫、直井恵子、仲島トシエ、中村純治、中村努、中山いと子、並川秀子、南條ひとみ、西尾紀子、錦織房枝、西村清榮、野口さよ子、野ア昭、野ア登美子、野々山智恵子、野村順栄、橋本敏夫、長谷川喜州、畑チエ、濱野孝、林勝治、林茂樹、林美智子、馬場英子、馬場康子、東野佳月子、平井豊、広瀬節子、弘田トモ子、福田恭子、藤井興一、藤崎文子、藤代禎子、藤田寿大、藤田重昭、藤田真弓、藤田八枝子、藤田泰男、藤田有香、藤田力也、藤本元美、渕田京、船元登志子、星名ゆり子、細井辰子、細井英夫、細川一路、細川果苗、細川海路、堀順次、堀川節子、前田慶子、眞桑清、松崎修二、松村ヨシ子、美内輝子、三木美恵子、南京都高等学校、宮田健、三和道子、向井ミサ子、村上志奈子、村山彰、村山誠己、元井シズヱ、森孝雄、森ます子、森田弘光、森藤哲良、森本和子、山ア澄子、山下逸朗、山下恵利子、山下久樹、山田和子、山田久榮、山原瑞穂、山本喜美子、山本早苗、山本末子、湯浅昭次、吉川幸夫、吉田清繁、吉田千寿子、吉田菜穂子、吉田博之、米田承子、涌井ふみよ、和田美和子、渡辺裕子、匿名4件 編集後記  今年の春から秋にかけては、新型インフルエンザの流行、台風や竜巻が各地を襲うなど、自然の恐ろしさを感じる出来事がたくさんありました。昔読んだ、五味太郎さんのことわざの本に「備えあれば憂いなし」をもじって、「備えあればうれしいな」と書いてありました。うれしいなど、呑気なことは言っておられない、本気で非常食など備えておく必要があるのかもしれないと思う、今日この頃です。  とはいえ、いよいよ“食欲の秋”到来です。 みなさんには、どんな秋がやって来るのでしょう?(船岡寮 太田 ともえ)