京都ライトハウス通信 116号 [P1] 新年のご挨拶 京都ライトハウス 理事長 西 晴行  新年あけましておめでとうございます。本年が皆々様にとってよい1年でありますようご祈念申し上げます。引き続き京都ライトハウスのご利用、事業の発展に向け、ご支援・ご協力賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。  私たちを取り巻く状況は、昨年から景気後退が進行する中、一部商品の値上げもあり、毎日の生活に厳しさが増してきております。特に働く場の制約から低所得者層の多い視覚障害者の方々にとっては、一層厳しいものがあり、1日も早い経済の回復を願っているところであります。  さて、京都ライトハウスでは、引き続き利用者に対する福祉サービスの拡充に向け、本年も役職員が一致団結してより高いレベルのサービス提供を目指します。この先、様々な課題が山積していますが、利用者の声や願いを事業運営に生かす視点をモットーにしながら、皆さんと共に前進してまいりたいと存じます。  本年は、いろいろな課題がある中で、やはり「船岡寮」の整備計画の推進が緊急の課題です。昨年は船岡寮職員を中心に建設整備の基本構想策定に向け、学習会、京視協高齢部などからの聞き取り、先進施設見学などを積み重ねてまいりました。9月以降の理事会ではそうした基本構想について理事各位のご意見を賜り、「船岡寮」建設の具体的な検討を行っております。本年はこれまでにお聞きした願いや要望を生かして取り組みをさらに前進させたいと思っておりますので、皆さんのご支援をよろしくお願いいたします。  また、来たるべく2011(平成23)年には本法人創立50周年の節目を迎えます。総意を結集して京都ライトハウスの歴史を振り返り、未来に開かれたライトハウスに期待をはせながら、目の前の課題を明らかにする取り組みができればと願っております。京都が全国に誇れる視覚障害児・者をはじめとした身体障害者の総合施設として、着実なあゆみと社会への貢献を可能にする「灯台」であり続けるために、今年は例年にも増して大切な年にしたいものです。  本年は丑年です。牛歩のようではあっても絶えず前進し続ける向上心と前向きに切り開く開拓精神を持って、力強いあゆみをモットーとする京都ライトハウスでありたいと思います。どうか、この1年が皆様にとって最良の年でありますようお祈り申し上げますとともに、ご利用される方々のご多幸とご健康を祈念して、法人を代表しての新年のご挨拶といたします。 [P2] 白杖安全デーを終えて  10月5日(日)の第42回白杖安全デーでは、京都ライトハウスを会場とした交通安全集会と、楽只小学校の体育館をお借りしての、子ども達への自転車交通安全教室を行いました。  集会では、ご来賓の方々にアイマスク等を着用していただいての歩行体験と感想の発表、自転車の通行などに対する視覚障害当事者としての体験発表、京都府警の方からの道路交通法改正の話などを通じて、お互いが交通安全を考える機会となりました。自転車交通安全教室では、自転車の安全な乗り方や視覚障害者の方に気をつけていただきたいことを勉強しました。  当日は雨にもかかわらず、ご来賓を含め230人近い方に参加していただき、大変ありがとうございました。誰もが安心して歩ける街づくり実現のため、今後もご協力お願いいたします。                 (牧 和義) [P3] 「京都ライトハウスまつり2008」 今年も盛況のうちに閉幕!  10月26日(日)に開催された「京都ライトハウスまつり 2008」は約1000人の方の参加があり、施設・利用者・家族・ボランティア・地域の絆をさらに深めることができました。  1階、模擬店には17店舗の出店があり、今年より参加のクレープ・餅つきの実演販売にはたくさんの人だかりができていました。また、エコ活動のキャラクター“アースくん”も登場し、子供たちの人気を集めていました。  2階では紙芝居や演奏発表があり、子供から大人まで一緒に歌を口ずさんでいました。また、各部屋ではボランティアサークルの紹介や手引き体験などが催され、地域の方々にもライトハウスを知っていただく良い機会になりました。  4階ホールでの船岡老人クラブハウスの発表交流会では、各クラブが日頃の練習成果を舞台で発表し、会場からは大きな拍手が寄せられました。2時過ぎには鷹峯小学校合奏部の発表、続いての職員寸劇、クイズ大会、大合唱と会場が一体となりました。最後の抽選会では当選番号が読みあげられると、会場は一喜一憂。最後の景品「山中温泉ペア宿泊券」の当選者が発表され、大盛況のうちに閉幕しました。  まつりにご協力いただきました皆さまに心より感謝申し上げます。 (松田 裕美) [P4] 点字のすばらしさと感動の 「KYO の点字フェスタ2008」終わる  点字の父 ルイ・ブライユ生誕200年を前に、11月22日(土)京都ライトハウス4階ホールを中心として「KYO の点字フェスタ2008」を開催し、約120人のみなさまにご参加いただきました。  「点字のメ書き大レース」と「点字おもしろクイズ」で点字に親しんでいただき、点字は初めての方々を対象に「点字ミニ講座」を開催したほか、点字器や点字タイプライター、点字表示のあるさまざまな日用品などの展示も行い、実際に触っていただきました。  記念コンサート「楽しい歌、懐かしい歌とともに」では、ソプラノの北村 多恵さんをお招きしました。「村祭り」「もみじ」などの懐かしい唱歌やイギリス民謡などの美しい歌声に魅了され、ミュージック・ソー(西洋のこぎりの楽器)も加わって楽しい時間を過ごしました。  記念講演は、元大阪市立盲学校教諭の藤野 高明さんに「人生を切り開いた点字との出会い」のご講演をいただきました。小学校2年生の時に不発弾によって光と手首を奪われ、唇で点字を読み取っていかれた藤野さんは、20歳まで教育を受ける権利を奪われた怒りを、教職への強い思いへと情熱を傾けていかれました。いきいきとユーモアを交えながらのお話に、会場全体がぐいぐいと引き込まれていきました。  今回ご参加いただきましたみなさん、そしてご協力いただきましたボランティアのみなさん、本当にありがとうございました。              (久保 弘司) [P5] ボランティア活動と私 Vol.3  1990年6月に点訳奉仕員の認定証をいただいて、コチコチと点字板で点字を打ちながら本を作りました。原本との読み合わせで、一字でも誤字・脱字が見つかれば何ページも打ち直しとなることもしばしば。点訳ソフト「コータクン」が出来たのは何年後だったかしら?その後DOS版の「BASE(ベース)」が出て、点訳スピードがぐんと上りました。  2004年3月に「永年ボランティアの証」をいただきましたので、もうこれでおはらい箱?と悪態をつきながら、「コータクン」から「Win-BES(ウィンベス)」の切り替えにブーブー言いながら、まだしぶとく点訳を続けさせてもらっています。  近頃はまともに日本語バージョンで画面を見られるような点訳はなく、もっぱら点字画面でしか読めないような楽譜や数式だらけの本、図形点訳ソフト「EDEL(エーデル)」で描く図が100枚以上もある本しかまわってきません。でも、やり出したらおもしろくて「やめられない、止まらない○○○○○○○」のごとく、一冊終わると、ついつい職員さんの机の上に載っている本をもらって帰ってしまうのです。  ライトハウスでは、点字の書き方に文句ばかり言っている私ですが、点訳にあたって大切なことは、どう書けば点字を読む方がいちばんわかりやすいかということだと思います。私たち晴眼者は、点字何行分も一度に見ることができますが、読む方は指先で1点1点横になぞりながら読まれます。点訳にあたって原本どおりは当然のことですが、レイアウトなどもう少し頭をやわらかくしては?と思うのは、プライベート点訳専門の私のボヤキでしょうか。 久保 佳子  今回は、情報ステーション(点字図書館)で活動されている久保さんです。  久保さんは、ボランティアになられた頃、主に小説を受け持ってくださいました。このごろでは楽譜から語学、果ては力学の参考書まで幅を広げられています。どんなに難しいと思われるものでも短い期間で仕上げてくださいます。困った時の「久保さんだのみ」と言えましょう。 [P6] こんにちは! 情報製作センターです  情報製作センターでは、視覚障害者が必要とする情報を点字や録音で 大量(例外もあり)に製作しています。  情報提供は、視覚障害者の社会参加と社会進出の基盤です。 ニーズを先取りした出版と点字を普及する取組みで、 点字文化の活性化を図っていきます。 職員は12人です。 【点字製作室】  ライトハウス3階の北西にあり、 点訳や校正を行っています。  製作するものは売り物ですので、 まちがいは許されません。  比較的静かな?環境で黙々と仕事を していますが、点訳・音訳のボランテ ィアさんの出入りも多く、にぎやかな 声があちこちから聞こえてきます。  最近は、選挙公報の点字版や録音版 の製作、触知案内板や点字表示板の点 検などの仕事が増えています。 期待の新人 佐久間 舞 2008年10月からの新メンバーです!元気印で頑張ってます。 【印刷室】  製作室の向かいにあり、日によってはガシャンガシャンと騒々しい音が聞こえてくるのが印刷室です。  その名の通り点字の印刷・製本など点字出版物を作成しています。  納期に追われる毎日ですが、「さぁもう一息頑張ろう!」を合言葉に、確かな技術とフレッシュ!?なパワーを結集させ、チームワークと笑顔で乗りきっています。  世界初の布につける点字「ドットテイラー」のTシャツや地図などもこちらで製作しております。 [P7] 部 署 通 信 ライトハウス だより  ☆就労支援事業所FSトモニー☆  「世界人権宣言60周年 京都ヒューマンフェスタ2008」に参加  11月8日・9日、みやこめっせにおいて、「京都ヒューマンフェスタ2008―人権メッセージ 今日(京)から明日(アース=地球)へ―」が行われました。1年に2回、日本各地の2ヵ所で行われている法務省主催のイベントで、今年は東京と京都が選ばれました。  会場では、京都で人権啓発活動をしている団体、NPO法人、大学の活動紹介や、国産品の物産展、多国籍の料理が食べられる屋台コーナー、桑田真澄さんのトークショー、アンパンマンショーなど、内容も盛りだくさん!  京都ライトハウスからは、情報製作センターが点字体験コーナーを出展し、就労支援事業所FSトモニーは商品販売ブースで参加してきました。点字器を使って名前を書いてもらう点字体験コーナーには、年齢・男女問わず幅広い層の方に来ていただき、FSトモニーの商品販売では、点字用紙と着物を再利用したオリジナル商品をたくさんの方が買ってくださいました。来場者数は延べ4万8千人と2日間とも大盛況のイベントでした。 (古屋 雅子)  ☆京都市北部 障害者地域生活センターほくほく☆   ある秋の一日 8:45 (早出の相談員出勤) 9:00 (事務員出勤)  9:20 介護用品業者に問い合わせ 9:40 相談者の電話応対 9:45 利用者宅訪問“相談者の家族の入院について” 10:30 (遅出の相談員出勤) 11:30 相談者家族の電話応対 11:40 事業者と調整 11:25 施設へ問い合わせ“身体障害者のショートステイについて” 12:00〜 交替で昼食・休憩 12:45 相談者の電話応対 14:00 相談員・ピアカウンセラー・事務員の3人でケアホームを訪問、相談者に面談 14:00 相談者に同行し、賃借アパート物件の下見 16:10 相談者 来訪 16:40 保健所から問い合わせ“福祉用具について” 問い合わせすることも、受けることも多くあります。 16:45 相談者 来訪 17:00 (事務員帰宅) 17:30 関係者へ報告“物件下見の結果について” 18:00〜 関係者と調整ミーティング 関係機関との調整は、 とても大切なしごとの うちのひとつです。 19:20 (遅出の相談員帰宅) (青木 章) [P8.9] おしらせ ■2008年度 視覚障害者福祉啓発事業  「あい・らぶ・ふぇあ」  目で見る!手で見る!耳で見る!  (入場無料) 日 時:2009年1月22日(木)〜25日(日)     10:00 〜 18:00(最終日は17:00まで) 会 場:大丸京都店 7階 特設会場   問い合わせ:京都ライトハウス内       「あい・らぶ・ふぇあ実行委員会」 《主な内容》 ◎小学生の絵画コンテスト ◎視覚障害者の「暮らしのアイデア」を再現して紹介します ◎「手で見る」体験コーナー ◎広瀬 浩二郎氏の「触る」ワークショップ ◎松永 信也氏の「目が不自由ってどんなこと?」 ほか ■第26回 視覚障害者 京都マラソン大会開催のお知らせ  毎年、大勢のランナーやボランティアスタッフの皆さんに支えられてきた本大会も今回で26回目を迎えます。一人でも多くの方のご参加とたくさんのご声援をお待ちしています。 日  時:2009年3月1日(日)雨天決行 会  場:西京極総合運動公園 陸上競技場 および周辺道路 競技種目:10km・3km・1km (男女別、全盲・弱視別) 特別協賛:株式会社 わかさ生活 参加費:無料 申込締切:2009年1月15日(消印有効) 問い合わせ:視覚障害者京都マラソン大会 実行委員会(京都ライトハウス内) TEL 075-462-4400 FAX 075-462-4402 ■第29回京都ライトハウス 点訳ボランティア認定試験  情報提供部門(情報ステーション・情報製作センター)の点訳ボランティア(晴眼者)として活動していただくための試験を、次の要領で実施いたします(事前申込み要)。  なお、受験資格については特にありませんが、京都府・京都市の点訳奉仕員認定試験合格者以上の点訳技術および技能を有する方々を想定しています。 「会場試験」 日  時:2009年4月3日(金) 13:00〜(時間厳守) 会  場:京都ライトハウス4階ホール 持 物:点字器・参考資料・筆記用具(点字タイプライターご使用の場合は事前にお知らせください。パソコンなどの電子機器と携帯電話はご使用いただけません。) 試験内容:校正問題試験(点字解答) 定  員:先着40人 申込方法:ハガキまたは封書に「点訳ボランティア認定試験受験希望」と明記し、氏名(ふりがな)・郵便番号・住所・電話番号・性別・生年月日・終了された講習会名と終了年度を記入して「京都ライトハウス情報ステーション 矢部」までお送りください。 申込締切:2009年3月23日(月)(必着) 「在宅試験」(5月中旬頃に実施)  会場試験の成績が一定以上の方に受けていただきます。在宅試験のみの申し込みはできません。 試験内容:点訳問題 ■退職のお知らせ 2008年9月30日付 退職  らくらく 山根 亜衣子 ■ご報告  11月7日、平成20年度 全国社会福祉大会において、あいあい教室所長 橋 弥生が、厚生労働大臣表彰を受賞しました。 [P9.10] おれい ■永和化成工業(株)様  9月3日、多額のご寄付を頂戴しました。 ■梶 宏様 梶 寿美子様  10月26日、船岡寮改築チャリティーコンサート 〜今、母さんの笑顔が見える〜 を開催していただき、多額のご寄付を頂戴しました。 ■ローム(株)様  10月27日、多額のご寄付を頂戴しました。 ■(株)わかさ生活様  毎月定期的に多額のご寄付を賜り、ありがとうございます。  皆様からのご厚志はライトハウスの事業運営資金として活用させていただきます。ありがとうございました。 ■京都嵯峨野ロータリークラブ様  9月10日、ユニバーサルスタジオジャパンにご招待いただきありがとうございました。 ■オムロン(株)「良き企業市民推進部」様  12月6日、「JVC国際協力コンサート2008」にご招待いただきありがとうございました。 ご寄付ご寄贈ありがとうございます!  次の通り、数々のご芳志をいただきました。厚くお礼申し上げます。ありがとうございました。 (50音順・敬称略) 2008年9月1日〜2008年10月31日 寄付金 71件  1,478,946円 物品寄付・ご奉仕   101件  【寄付金】 伊藤眞一郎、井上勢津子、江尻農園、大谷大学、小野健史、加藤恵美子、加藤博史、京都から竹民謡会、木村道子、京都YMCA国際福祉専門学校、京都新聞社会福祉事業団、京都府立大学、久保佳子、高良冨子、茶道サークル、人権啓発推進員住吉区連絡会、寿司のむさし、石諭、タキイ種苗(株)、堤明子、(財)鉄道弘済会西日本管理部、同志社D・M・C、富村税理士事務所、中尾肇、仲島トシエ、仲瀬素市、中田徹夫、ナカノ眼科、中橋彌光、花ノ坊町東部町内会、福田幾子、藤田ひろ子、茂木愛子、山下泰三、山田明、楽只自主防災会、匿名16件  【物品寄付・ご奉仕】 青山弘、浅井石油(株)、(株)アサヒプラザ長岡京店、あすなろ会、安部敬二、生島芙美江、池田善成、伊佐迪子、五十川富士子、磯部治、一谷孝、伊藤治子、井上千恵子、猪口和子、岩本晃和、上嶋美由紀、上田澄江、浮守篤子、ウサギヤ、内田主男、内田務、大川勝三、おおさかや、大谷八重子、岡本タミ子、岡本久栄、小川珈琲(株)、奥山晴生、梶原清一、片山淳子、加藤紀江、川坂真也、岸本正子、北垣せつ子、北川三雅、北村貞人、木下幸子、岐阜県立岐阜盲学校、木村芳子、京都産業大学新社会ボランティアサークル、京都赤十字点字友の会、久保昌一、栗本四郎、上阪禎子、サークルにじ、さえずり会、酒井雅和、佐川せつ子、佐々江温子、塩見章子、柴田慶子、菅原清一、杉本倫子、鈴木さほ、高矢華代、高山良枝、(株)タケウチ、竹内治代、田中耕一、田中満子、田中みゆき、田辺悦子、田辺誠子、谷川正雄、谷口敏、塚本慶子、辻田里津子、堤育子、点友会、東海和子、同志社D・M・C、中江利彦、中島田鶴、中島美津子、NALC京都ことの会、西川千鶴子、西村孝文、西村ゆり、日本たばこ産業(株)京都支店、ネパール雑貨マドゥルミラン、野間赳夫、狭間直樹、橋本富美子、畑勇子、濱弥生、林次郎、林晃次、早水久一、原た恵子、パン工房たまや、馬場康子、樋口むつみ、フォルクス金閣寺店、深尾幸枝、福中正美、福見久代、福村雅夫、藤井綾子、藤田慧子、藤山和子、北京亭、堀井冨美子、前田ふじ子、前中知栄、松崎美恵子、松本すみ子、まほろば、美内輝子、三浦豊子、三浦勝、宮川久子、三好和夫、茂木幹央、本草野政雄、森暉雄、森初子、矢野昭代、薮佳子、山下薫、山下祐嘉里、山田勇、山田恭子、山本紗英子、山本早苗、湯浅昭次、吉岡尚子、吉川麻衣、吉田善次、ライトフローラ、朗読グループあいあい、和田三重子、渡部隆三、匿名3件 京都ライトハウス後援会より  次の通り、後援会費と運営資金寄付金を納入いただきました。会員の皆様のお名前を掲げ、厚くお礼申し上げます。ありがとうございました。       (50音順・敬称略) 2008年9月1日〜2008年10月31日 後援会費   48件   96,000円 運営資金寄付金 43件 1,432,345円 愛きもの、浅田浩二、安達信之、安部敬二、新井温雄、市木益次郎、伊藤眞一郎、井上勢津子、内田茂、梅田四郎、桜楓会社会部麦笛、大園比路子、太田吉美、大橋由昌、岡本一、音村一幸、香西朗、梶内正富、金沢蓮子、北川隆子、北野裕子、北山良之、欅田レイ子、久保元里美、熊谷絢子、熊谷貞信、熊谷保彦、高良冨子、酒元人四、佐藤雄作、下山恵美子、杉本敬子、杉山ひで子、聖母学院中学高等学校吹奏楽部、千保幸子、高木孝之、竹内徳治、辻美智子、土田登美子、冨川桂子、中島亀之助、中田景子、中谷臣、中村みさ子、西利子、萩原文子、初田高明、濱本捷子、林美智子、林靖彦、原山眼科医院原山憲治、藤原久子、佛円清、船元登志子、星名ゆり子、森川初子、山下恵利子、山下享子、(株)吉川印刷工業所、吉田浩一、吉田千寿子、吉村美佐子 編集後記  年末になると、喪中の挨拶状がしばしばやってきます。たいていは、祖父母や親が亡くなったとのことですが、中には夫や妻を亡くした知らせが届くことも。人生道半ばで亡くなった人を思うと、悲しみと共にこれからの自分の生き方を考えさせられてしまいます。  新年早々、こんな暗い話ではいけませんね。年賀状には、早々と退職して“新たな出発をした”と記されているものがあります。同世代の人が頑張っている姿は、大いなる励みとなります。新春、元気に動き出そう! (あいあい教室 橋) [P11] 前ちゃんの書籍紹介 “「見えない」世界で生きること”  NHK「福祉ネットワーク」など、最近は講師活動の傍らマスコミによく登場されている松永さん。「生活ほっとモーニング」では、増田明美さんと並んでコメントされている姿が印象的でした。  今回の作品では、視覚障害者の就職の厳しさなどを軽やかなエッセーを交えて伝えています。  著者 松永 信也(京都府視覚障害者協会 理事 その他、福祉関係の学校等で多くの講師を務める。) 四六判 1,575円  事務所にてお取り置きしていますので、      どうぞ一度手に取ってみてください。 (前田) ※点字・カセットテープ・デイジー版は、情報ステーションで貸出ししています。 詳しくは情報ステーションまで。075-462-4426