P1 京都ライトハウス通信151号 2017年10月21日発行 編集人 山本たろ / 社会福祉法人 京都ライトハウス 〒603-8302 京都市北区紫野花ノ坊町 11  代表番号 TEL 075-462-4400 FAX 075-462-4402 鳥居寮 TEL 075-463-6455   相談支援室・ほくほく TEL 075-462-0808  ライトハウス朱雀 TEL 075-803-1739 URL:http://www.kyoto-lighthouse.or.jp E-mail:info@kyoto-lighthouse.or.jp 郵便局振替口座  (後援会)01090-3-9080  (運営資金寄付)00960-5-153295 1979年(昭和54年)8月15日創刊  題字デザイン 増見家弘  目次  灯台守 @  法人報告 理事長就任のご挨拶 鳥居賞 A  部署報告 B〜C  お知らせ D  おれい・お知らせ E〜F  京ラの窓・編集後記 G 編集協力:株式会社ウィズ・クリエイト ■灯台守 「盲人の父」故鳥居篤次郎初代館長のおもいを引き継ぐ 『盲目は不自由なれど 盲目は不幸にあらずと しみじみおもう』 京都ライトハウスの玄関にある先生の胸像、そこに書き込まれた先生の言葉の中に、今日まで伝え続けられた「鳥居スピリッツ」の本質があるのではないか。考え、苦悩する中途視覚障害者がこの言葉を前にしてどれだけ突き動かされたことか。 四半世紀前、私が新入職員であった頃、京都ライトハウスの先輩職員からの話に強く衝撃を受けました。1960年代当時、鳥居先生が館長時代に職員スタッフと共に夢を描かれ、今の京都ライトハウスを予見されています。盲乳幼児童の保育所機能、中途視覚障害者のリハビリテーション事業、盲老人の入所施設、さらに点字雑誌の刊行に至るまでのプランです。 私が注目したいのは、深くて広い見識と教え子や視覚障害児・者の未来を見据えた構想であることです。この構想を支えた原動力は先生の生き方に流れる先見性、総合性、国際感覚、加えてヒューマニティ(愛盲精神)に溢れた人間性から醸し出される『鳥居スピリッツ』の存在にあります。その見識と精神が今の京都ライトハウスを支える原点となっていることを皆さんと共に再確認したいと思います。 京都ライトハウス 副理事長 田尻彰 P2 ■法人報告 ●理事長就任ご挨拶 <強靭な京都ライトハウスづくりをめざして> 平成29年6月に、社会福祉法人京都ライトハウス理事長に就任致しました。本法人は、昭和36年に誕生した歴史と伝統のある法人ですが、今また社会福祉法人のあり方が大きく問われている中で、法人の舵取り役という重責を担うことになり、責任の重さに改めて身の引き締まる思いでおります。 法人事業は、点字図書館、点字出版から始まり、生活訓練、視覚障害児の療育へと順次拡大し、視覚障害のある方の生活向上の一翼を担ってまいりました。今日では、視覚障害だけでなく知的障害や精神障害などのある方の生活相談、生活介護、就労支援などにも取り組み、さらに平成28年6月に中京区に高齢者総合福祉センターライトハウス朱雀を開設したことで、今や障害者福祉と高齢者福祉を融合する総合福祉法人となっています。 このような事業の維持・拡充は、多くの当事者の皆さま、点訳・音訳やレクリエーションなどのボランティアの皆さま、京都ライトハウス後援会をはじめとする篤志者の皆さまからの格別のご支援、ご協力があってはじめて成し得たものであり、皆さま方にはこころから感謝を申し上げる次第です。 私に課せられた使命は、「視覚などに障害のある全ての人が個人として尊重され、その能力を発揮し、その人らしい自立した生活が営めるよう積極的に取り組む」という法人理念の実現になります。その実現に向け、利用者の方々や社会のために自身は何をなすべきかを常に考える職員づくり、職員同士が切磋琢磨しながらも共通の目標を持ち、支え合ってその達成に努力する職場づくりを進め、大きく揺れ動く社会の中にあっても、堂々と前に突き進んでいく「強靭な京都ライトハウス」をつくることに全力で取り組んでまいりたいと考えております。皆さま方には、これまでと同様に、引き続きのご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。 社会福祉法人京都ライトハウス 理事長 瀧本章 ●鳥居賞・鳥居伊都賞 伝達式 9月11日、京都ライトハウスあけぼのホールにおいて、鳥居賞・鳥居伊都賞の伝達式が約100人の参加で行われ、田尻彰故鳥居篤治郎先生遺徳顕彰会代表から第35回鳥居賞受賞者の森田昭二氏並びに第21回鳥居伊都賞受賞者の福島令子氏に賞状と記念品・副賞が贈られました。 森田昭二氏は、京都大学で学び、高校の教師をされました。生来からの弱視で64歳の時完全失明された後、社会福祉を学びたいという強い思いで関西学院大学院人間福祉研究科研究員になられ、「明治から昭和の視覚障害者福祉の歩み」をテーマにした研究をされ、博士号を授与されました。またそのテーマでの図書を出版されるなどの業績をあげられたことについて高く評価されました。 福島令子氏は、盲ろう者で初の東京大学教授となられた福島智氏のご母堂で、智氏の支援をされる過程の中で、盲ろう者の新しいコミュニケーションの選択肢となった指点字を考案されました。東京大学教授としてバリアフリー論などの研究に従事される一方、社会的活動にも取り組まれている福島智氏を支えてこられたご功績が高く評価されました。 式典では、お二方のご挨拶の後、森田昭二氏から『出会いに導かれて』と題しての記念講演をいただきました。「私のささやかな論文が足場となって展開を遂げて、確固たる盲人福祉の歴史が書かれる時期が来るのを切望している。特に視覚障害者の中から出てくることを夢見ている」と力強く語られました。 福島令子氏からは、『さとし わかるか〜指点字の出来るまで〜』と題しての記念講演をいただきました。長年にわたるご支援について、数々のご苦労を明るく前向きに語っていただけました。母親としての愛情をいっぱいに感じ取ることのできるエピソードに会場は笑いと感動に包まれました。 京都ライトハウスの一大イベントである鳥居賞、鳥居伊都賞記念式典は、ご報道いただいたマスコミも多く、創設者の思いを改めて胸に刻む一日となりました。 お二方の記念講演は京都ライトハウスHPでも、内容を掲載しております。 京都ライトハウスホームページアドレス http://www.kyoto-lighthouse.or.jp P3 ■部署報告 ●情報ステーション(点字図書館)(本館3階) <iPhone体験会 和気あいあいと> 8月31日、iPhone体験会(ドコモ・ハーティ講座)を開催しました。受講者14名に聴講者の方を加え、計28名の方に参加いただきました。 受講者の皆さんは、NTTドコモのスタッフのサポートの下、VoiceOver機能を使い、画面を見ることなく、音声読み上げを聞きながら電話の受発信や文字入力などを熱心に体験されました。今後もこのような体験会を開催してまいりたいと考えております。それにより、視覚障害者の皆さんの情報を得る手段が広がれば幸いです。 ●情報製作センター(点字出版所)(本館3階) <ワコール労働組合様ご援助の『京都さんぽ』(全3巻、ドット・テイラー地図付)を全国の盲学校・点字図書館等へ寄贈> ワコール労働組合様からのご援助を賜り、ガイドブックシリーズ第11作目となる『京都さんぽ 〜ド定番から予想外まで東西南北みっちりと』(全3巻、ドット・テイラー地図付)を作成しました。 京都は、世界から最も注目されているエリアだけに、多くの施設から希望が寄せられましたが、全国の盲学校・視覚障害者情報提供施設等の中から抽選で、100施設に寄贈させていただきました。 ワコール労働組合様は、組合員からのカンパを原資として、京都ライトハウスが行う点字図書出版事業を中心に、1982年から継続してご援助をいただいております。心から感謝申し上げます。本当にありがとうございました。 ●視覚支援 あいあい教室(本館2階) <第7回 きょうだい児のつどいを行いました> 8月1日、「きょうだい児のつどい」を開催しました。あいあい教室の子どもたちのお兄ちゃん・お姉ちゃんを対象に視覚障害について学ぶ機会をもつことと、きょうだい児同士の交流の場にすることを目的にしています。 点字体験からスタート。一つずつ点を探して打ち、自分の名前が打てるようになると嬉しそうな笑顔がこぼれていました。館内探検では、用具販売の触って違いのわかるオセロや音声時計などを手にとって見ることができました。昼食は、お母さんたちが作って下さったカレーライスと、お待ちかねのかき氷!おかわりもたくさんして、大満足の様子でした。 この日の体験が子どもたちにとって、弟や妹のことを改めて知る・考える機会になれば嬉しく思います。 ●障害者支援施設 鳥居寮 <夏の行事「ボウリング&バイキング」> 8月31日、29名の訓練生と上賀茂のMKボウルに行ってきました。 久しぶりのボウリングに気合の入る方、初めてで緊張している方、バイキングを楽しみに参加された方。出発前から大盛り上がりです。 まずはランチバイキングです。30種類以上あるメニューから好きなものが食べられて、皆さんとても楽しそう。皆さん大満足の楽しい笑い声が聞かれました。 満腹になった後は、いよいよメインのボウリングです。若いころを思い出し、ハイスコアを目指す方、ピンが倒れる音に、だんだん笑顔になっていかれる初めての方、同じグループの人たちとわいわい言いながら楽しまれる方。楽しみ方は様々ですが、皆さんの歓声と笑顔で場内があふれていました。 あっという間の半日でしたが、皆さんとてもいい経験になったようです。 P4 ●生活介護事業所 らくらく(本館1階) <らくらく夏祭り> 夏といえば夏祭り。お盆明けに4日間の夏祭りをしました。 デイルーム内のかき氷やくじ引き、的あてなど、それぞれのコーナーを回りました。夏祭り恒例のかき氷は、今年はシロップだけでなく、フルーツのトッピングを選ぶこともできるという豪華なものでした。また、金魚すくいやスーパーボールすくいは、白熱しすぎて、周囲がびしょびしょになるほど水しぶきを上げている利用者さんもおられました。くじ引きでは、いろんな景品を用意しました。当てた景品を、他の利用者さんや職員と見せ合いとても喜ばれていました。 一日の終わりには、全員で輪になっての盆踊りで夏祭りはフィナーレを迎えました。 ●就労移行支援・就労継続支援(B型)事業所 FSトモニー(本館4F) <視覚障がい乳幼児研究大会に参加 〜パネル発表と販売〜> あいあい教室の出身の方で、京都府立盲学校卒業後の進路を本人やご家族のニーズに応えるため、ほくほく・鳥居寮・FSトモニーのチームライトハウスがどのような支援を行い、どう就労に結びつけ、さらに定着支援を行うなどの現状をパネル発表させていただきました。 また、紙鉢や古布の商品販売やDATTA君(点字用紙の凸を潰す機械)の実演も行い参加者の皆さまに作業の様子を知っていただく良い機会となりました。 ●相談支援室(鳥居寮別館) ●京都市北部障害者地域生活支援センター ほくほく(鳥居寮別館) <左京こころのふれあいネットワークに参加しています> 左京こころのふれあいネットワークは、左京区内にある行政機関・社会福祉協議会・警察署・精神科医療機関・社会復帰施設・地域生活支援センターなど約50の団体からなる精神保健福祉向上のためのネットワークです。ほくほくも北区・左京区にお住いの方の相談機関として参加しています。 1〜2カ月毎に左京保健福祉センターにて会議があり、事業の検討・情報交換等を行っています。 ネットワークでは年間を通して、地域住民の方に向けた精神保健福祉啓発のための講演会や、当事者の作品展・舞台発表の機会となる芸術祭等を行っています。また、一部の社会復帰施設の見学ができるオープンデイという期間も設けられています。 支援者同士が顔の見える関係にある事で、それぞれの組織と繋がり、利用者の方の支援へと深まっていく事を実感しています。今後も様々な機関と連携しながら、精神保健福祉のご相談にお応えできるように研鑽していきたいと思います。 ●高齢者総合福祉センター ライトハウス朱雀 <夏の終わりのハーモニー> 8月26日の午後、ライトハウス朱雀で夏まつりを開催しました。デイルームの一部を特設ステージ発表、喫茶わくわくを露店会場兼喫食スペース、玄関横の集会室は、一部を職員によるハンドオイルマッサージのサービスコーナーとして設けました。 ステージ発表では、特養や養護、デイサービスの利用者さん達が一芸を披露したり、カラオケを歌い、露店では給食委託業者のグリーンハウスさんやFSトモニーの協力を得て、焼きそばやゼリー、かき氷をふるまいました。来所いただいたご家族さんも舌鼓を打ちお孫さん達の元気な声が響きました。 利用者さんやご家族さん、ボランティアさんや職員スタッフが、日常業務の垣根を越えて歓声をあげて、拍手する。処暑の候、季節の変わり目を感じる夏の終わり、思い出に残る交流イベントを無事行なえたのもご協力いただいた皆さまのおかげです。本当にありがとうございました。また来年も…。 P5 ■お知らせ ●役員人事 社会福祉法人制度の改革により、経営組織も新たな体制となりました。 理事長 瀧本 章 副理事長 田尻 彰 理事 加藤 博史 理事 山岸 孝啓 理事 伊藤 康子 理事 橋 一夫 理事 山本 たろ 監事 中橋 彌光 監事 清水 英之 評議員 岡田 多栄子 評議員 公文 茂人 評議員 竹下 義樹 評議員 千原 悦夫 評議員 冨永 吉喜 評議員 樋口 俊男 評議員 水田 隆一 評議員 安田 善弘 ●業務執行組織改編 京都ライトハウスは2017年度を新体制でスタートしました。業務執行機関として、新たに総務情報部、障害支援部、高齢支援部が置かれ、各事業所を包有し、スピーディーな運営を目指します。社会福祉法人に求められる役割や負担が年々高みを増しており、経営面でも厳しい環境が続いていますが、新体制で、視覚などに障害のある方の支援の拡充が進むよう一層励んでまいります。 総務情報部 部長 山本 たろ 障害支援部 部長 橋 一夫 高齢支援部 部長 伊藤 康子 ●職員人事 次の通り、職員人事を行いましたのでお知らせします。 退職 2017年5月31日付 朱雀特養 駒井 健治 2017年7月3日付 朱雀特養 竹村 渉 2017年7月4日付 朱雀特養 進藤 芳紀 2017年7月31日付 法人事務所 所長 淺野 保夫           朱雀特養 大城 恵子           朱雀特養 谷口 美佳          朱雀居宅 南薗 朋枝   2017年8月31日付 朱雀特養 長谷川 雅世          朱雀特養 平野 純子 採用   2017年7月1日付 朱雀特養 下梶 竜也         朱雀特養 辻 賢悟  2017年8月1日付 朱雀特養 須ア 拓哉         朱雀特養 藤ア 由貴美 異動   2017年5月1日付 朱雀養護 大野木 達矢(らくらくから) 2017年8月1日付 朱雀特養 竹田 桂(朱雀訪問から)         朱雀特養 永井 勇司(朱雀養護から) 昇任   2017年4月1日付 デイサービスセンターライトハウス朱雀 所長 ヘルパーステーションライトハウス朱雀 所長(兼職) ケアプランセンターライトハウス朱雀 所長(兼職) 松尾 昇一郎 施設長兼職発令   2017年8月1日付 法人事務所所長事務取扱 山本 たろ(総務情報部部長) P6〜P7 ■おれい ●京都ライトハウス法人本部 2017年6月1日〜2017年8月31日 寄付金 37件 5,054,896 円 物品寄付・ご奉仕 163件 多額のご寄付を賜りました。 梶宏様 京都ロイヤルライオンズクラブ様 父の日コンサート実行委員会様 常見耕平様 ヴォヮ・ドゥ・ママン様 松尾清三様 ワコール労働組合様  ありがとうございました。 寄付金 青山弘 大内眼科 尾崎信之 (医・社)柏井医院柏井眞理子 加藤博史 (株)ヒトミ人見康裕 神谷俊昭 京都鞍馬口医療センター 京都ハーネスの会 木の芽京都句会 (株)サン工芸 竹内靖子 崔春夫 (医)千原眼科医院 土江田曜子 中橋彌光 夏梅誠一 平野重子 ミヤ眼科医院 村上理 名所籌子 遊友会 弓削経夫 米津喜美子 匿名2件 物品寄付・ご奉仕 天岡宏 飯塚涼子 生島芙美江 池西照子 井後あかね 石川泰史 一谷孝 市邊愛佳 稲田秀治 井上ジュン 井上千恵子 井上正子 今井さか江 今井悟 今宿敬子 上田久海美 (株) 魚国総本社京都支社 内田主男 内田務 打谷慎二 宇野宏美 梅田智美 海老澤弥生 オーガスティンジョナサン 大久保和英 大澤みさき 大谷八重子 大槻みゆき 大戸明美 大橋東洋彦 奥田まさ子 奥村久子 奥山晴生 小倉宏子 小倉百合子 海田礼子 加藤恭子 加藤紀江 金子欣珠子 鎌田啓子 川瀬久美 川戸正司 河村峯子 菊沢喜八郎 木嶋和子 木瀬冨美子 北垣せつ子 北川吉子 北村喜久子 北村貞人 北村宗昭 北脇圭二 木原清香堂茶舗 木本多江子 京都産業大学新社会ボランティアサークル 公益社団法人京都市シルバー人材センター堀川今出川事務所 京都トヨタ自動車レクサス北大路 京都PANA‐ALC 京都府第二日赤看護専門学校 久世敏代 倉橋泰子 (株) 公益社 後藤節子 小松朝子 さえずり会 榊美智子 佐久間正雄 櫻田朋子 佐々木智栄子 佐渡一宏 佐渡和代 (株) サロンドロワイヤル 柴田慶子 島義人 清水明美 清水嵩平 (株) シミズ・ビルライフケアSBLC 関西社 白坂澄夫 城野時一 杉浦洋子 杉本康明 住山旦子 瀬川嘉子 瀬和居恵子 高木宏子 橋桂子 高橋美知代 滝村富子 竹岡俊昌 竹下八千代 田中武 谷口虹子 谷田守隆 辻謙一 辻美也子 点友会 東稔英 鳥飼伸之 鳥飼幸子 直井恵子 永井寿江 長曽葉子 中台不二子 中西博子 中根しづ子 南條康子 西尾紀子 西島きよ子 西松義夫 西村貞子 西村ゆり 延原千代子 野間赳夫 橋本容子 林美智子 一松睦子 平知可子 平場澪 廣瀬佳代 深尾泰司 福見久代 藤井綾子 藤田慧子 藤野つるみ 古谷美千子 逸見邦子 細井周史 堀田陽子 ボランティアサークルにじ 堀口宣子 本沢芳子 桝井照子 松尾信藏 松本すみ子 的場美恵子 三木正子 宮川尚子 宮永まゆみ 村上直子 森初子 森田徳子 八木光代 藪佳子 山下祐嘉里 山荘恵美子 山田恭子 山田博子 山西利美 山本榮子 山本直子 山本理恵子 楊正武 横山邦子 吉田善次 楽只小学校児童 朗読グループあいあい 和田三重子 渡辺多鶴子 渡辺ツヤ子 渡部隆三 匿名1件 (50音順・敬称略) ●京都ライトハウス後援会 応援いただきました会員の皆さまのお名前を掲げ、厚くお礼申し上げます。 2017年6月1日〜2017年8月31日 後援会費 155件 310,000円 運営資金等寄付金 62件 1,671,000円 多額のご寄付を賜りました。 上野敬介様 辰己卓司様 馬場千恵様 渡邊節子様 ありがとうございました。 赤阪仁 芦田文子 荒木保枝 安達安紀子 池田寧子 石川公三 石田祐三 五十川静江 伊東一榮 伊藤武宏 井上要 井上とし子 今井茂野 上村幸代 内田務 烏頭尾精 梅原恵美子 海老根正子 大久保和代 大谷光真 大友加世子 岡ちか子 岡崎英子 岡田吉雄 岡田診療所岡田豊子 奥野正子 尾嵜匡代 小田淑子 角田公美 拡大写本るーぺ・京都 (株)カジヤマプロテーゼ 加藤賀千雄 鎌田幸二 川端啓介 川端弥桐 菊岡信次 木ア勝夫 北川泰三 木下幸子 木下茂 (株)京都銀行 京都むらさきライオンズクラブ 久世尚 久保佳子 栗原千尋 黒川義直 小芦妙子 小牧誠一郎 坂本貞子 桜井隆子 酒元モモエ 地蔵院 柴田久子 城野時一 (株)信天堂 杉村強志 鈴木君江 鈴木清視 鈴木紘一 妹尾直樹 大師堂恵美子 高木宏子 高橋泰一朗 橋弥生 高畠ハルミ 武居桂 竹田純太郎 竹田眞理子 竹貫純子 田中嘉代 田中澄江 田中久子 田中文夫 田中村子 谷岡賢一 谷川盛一 谷口妙子 谷口智慧 谷口眞理子 谷村栄子 田原純一・陽子 田村正行 塚本文啓 常見耕平・美紀子 冨永吉喜 内藤俊夫 中居茂雄 長嶋珠江 中島三枝子 中田景子 中村葉 西祥太郎 西井千恵子 錦織房枝 西谷裕 西村陽 野口春美 葉賀トミエ 長谷川智子 林トモ子 広瀬滋子 福永益子 藤川美加 藤ア文子 藤田寿大 藤田重昭 藤田真弓 藤田有香 藤田力也 古澤晶子 細井英夫 細川一路 細川果苗 細川海路 本庄英雄 本田作江 本多倫子 前中知栄 牧やす子 松田ひろみ 松原靖 松村稔子 三崎博美 水口幸一 水谷孝昭・史子 宮崎重道 三和道子 村岡穆 村上志奈子 村上三枝子 目黒正子 茂木幹央 森泉樓・恵子 森口佳弘 安井ひでこ 安田恵子 矢野紀美子 山口桂子 山崎靖子 山田明 山野勝美 横山和子 吉澤透 吉村學 米澤晶子 和田美保子 渡邉隆夫 匿名6件 (50音順・敬称略) ■お知らせ ●京都ライトハウスまつり2017  〜笑顔でつなぐハウス×1000KITA〜 前号でもお知らせしたとおり今年もご利用の皆さま、ご家族、ボランティアの方々、職員、そして地域の皆さまが一堂に会し、交流の場が広がることを願って京都ライトハウスまつりを開催いたします。皆さまお誘いあわせの上、どうぞお越しください。 日時:10月29日(日)10 時〜16時 (模擬店11時〜15時まで 売り切れ次第終了) 会場:京都ライトハウス(千本北大路) ※小雨決行 <4階> あけぼのホール:船岡老人クラブハウス他の発表会 FSトモニー作業室:トモニー紹介コーナー <3階> キッズコーナー:「イエローサブマリン」 「どきどき☆お楽しみ抽選会!」抽選したその場で景品が当たる! <2階> 見えないこと体験・点字体験、クイックマッサージなど盛りだくさん! 点字クラブ、オセロ、囲碁、将棋(クラブ員と自由に対戦) <1階> 寿司・焼きそば・手作りパン・蒸しまん・チヂミ・フランクフルト・洋菓子・ビール・ジュースなど、模擬店いろいろ! <地下> フリーマーケット、さわる絵本の展示、点字付きお坊さんめくり・工作、プラ板作成、生け花教室など <スタンプラリー> 京都ライトハウスまつりを探検しよう!対象は中学生以下。先着100名。景品もあります! <エコなまつりをめざしています> マイバッグのご持参に、ご協力よろしくお願いします! ●2017年度「京都ライトハウス点字普及イベント」開催のご案内 「点字普及イベント」は、毎年、日本の点字制定記念日である11月1日前後に開催しております。今年は、人生半ばで視力低下を経験されながらも点字を習得された藤井先生のご講演などを予定しております。多数のご参加をお待ちしております。 日時:11月29日(水)13時〜16時(受付は12時30分より) 会場:京都ライトハウス 地下 研修室1・2 講演「視覚障害者として生きる」 講師:藤井則之氏(京都府立盲学校高等部 数学科教諭) 報告「鳥居寮における点字指導の実際」 報告者:橋本匡子(京都ライトハウス鳥居寮主任) 懇談「《点字が読める喜び》を沢山の人と共有するために」 【申込・問合せ】 情報ステーション (担当:高木・野々村) 電話 075-462-4579/ FAX 075-462-4434 E-mail joho@kyoto-lighthouse.or.jp ※ご参加いただける場合は、なるべく11月15日(水)までにお知らせください。 ●年末年始の休館・休業のお知らせ 本館休館中は宿直および日直も不在となりますので、ご注意ください。 ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。 ★本館休館  窓口・貸会場 12月28日(木)18時〜1月3日(水) ※4日(木)休日対応 ★本館各サービスの休業 情報ステーション、読み書き・対面朗読等、貸出 12月28日(木)〜1月5日(金) 眼科相談、ロービジョン相談 12月27日(水)〜1月3日(水) 喫茶きらきら 12月27日(水)〜1月8日(月) パソコン相談 12月27日(水)〜1月8日(月) 喫茶わくわく(朱雀)  12月27日(水)PM 〜1月8日(月) ※ 12月27日AM売店のみ営業 P8 ■京ラの窓 新人職員紹介 前号に引き続き新人紹介です。似顔絵と一緒にお楽しみください。どうぞよろしくお願い致します! 1、抱負 2、マイブーム ●太田 ともえ(おおた ともえ)(相談支援室・ほくほく) 1、小さい頃から愛してやまないドラえもん。彼のように四次元とはいかなくても、なるべく大きなポケットを持ち、色々な知識、経験、アイディアといったひみつ道具を増やしていきたいと思います。よろしくお願いします! 2、多肉植物とウクレレ ●谷口 由佳(たにぐち ゆか)(あいあい教室) 1、子どもたちの知りたい・見たい気持ちをどんどん引き出して、“好きなこと”“ 楽しいこと”をたくさん“ みんなで一緒に”見つけていきたいです。 2、高めポニーテール(うまく結えないけど…) ●黒田 菜月(くろだ なつき)(情報製作センター) 1、音訳等奥が深く日々勉強です。一つでも多くの情報をお届けできるようがんばります。 2、小説や漫画などの、物語の舞台となった土地に赴くことです。 ●木村 あゆか(きむら あゆか)(あいあい教室) 1、気持ちを新たにして、“ 毎日楽しく!”をモットーに、初心を忘れず頑張ります! 2、Tシャツヤーンで簡単な編み物♪まだティッシュカバーしか作れませんが(笑)愛用できるようなバッグを作れるようになりたいです。 ●勝野 浩司(かつの こうじ)(らくらく) 1、自分らしさを押し出して、利用者のみなさんに時には全力、時にはゆったり、ぶつかっていきます!利用者のみなさんのことを知りたいし、逆に勝野のことも知ってほしいです! 2、最近は料理を頑張っています。友達は鉄フライパン。 ■つながる京ラ 京都ライトハウス(京ラ)は色々な方とのつながりの中で、日々成長させていただいています。このコーナーではそんなつながりの一場面をご紹介できればと思います。 <「南部サテライト」 〜人がつながる地域の拠点〜> 6年目を迎えているこの事業は、鳥居寮の訓練士と京都視覚障害者支援センターの相談員が府南部のあちらこちらへ赴き、お役に立つ様々な情報をお伝えし、さらに地域の視覚障害者の皆さんが集える拠点づくりを目指して始められたものです。 毎月3カ所で集まりが持たれております。今回は宇治の山城北保健所にお邪魔しました。午前中はパソコンや点字など個々の利用者の希望にお応えする訓練です。午後からはテーマに沿ってみんなで話す時間です。利用者同士共感し合い、情報交換をする場となっています。サテライトでは鳥居寮を修了された方が地域のリーダーとなり、新しく来られた利用者のお話を聞く、あるいは機器の使用方法などについて相談に乗るといった形で活躍されています。また、ご協力くださる点訳グループの皆さんは、利用者の方お一人お一人の点字学習のサポートをしておられます。音訳グループは参加者の皆さんに短編を朗読されていました。視覚障害者とボランティアグループの「顔の見える関係」がこの地域でしっかり育まれていると感じました。 地域のリーダーとして活躍されている視覚障害の方は「鳥居寮に入った当初はなかなかパソコンのタイピングが上手くいかなくて大変だった。でも修了された先輩方に悩みや不安を打ち明けたり、体験談などを聞いたりしてやがて展望が持てるようになった」とのこと。今はこの経験を基に、日頃は家から出るのが難しい方々と親身にお話をされています。 人生半ばにして医療機関で「あなたの目はもう良くはならない」と診断され、色々な気持ちと格闘し、外出されるようになるまでには多くの年月がかかります。このサテライト事業によってこれまで孤独だった方も、地域の中でのつながりが生まれ、その人らしい生活をしていただくきっかけになればと願います。 ■編集後記 ほっとすることば、元気になることば、やる気がでることば、皆さんにとってはどんな一言ですか?誰かが落ち込んでいる時、不安な時、悩んでいる時、そばで安心できる言葉をそっと、添えられる人になりたいですね。(岡崎絵里子)