京都ライトハウス通信No.134  新船岡寮(仮称)建設に向けて その2 新船岡寮(仮称)基本構想を策定しました!!  6月21日開催の理事会において、新船岡寮(仮称)基本構想を取りまとめましたので、その概略をお知らせします。  この基本構想の策定に当たっては、理事5名、評議員2名に加え、お二人の監事にも参加をしていただく建設委員会で実務的な議論を行い、その成果を理事会や評議員会に諮りながら、新しい盲養護老人ホームはどのようなものを目指すのか、京都ライトハウスが創る特別養護老人ホーム、視覚障害高齢者が自分らしく、安心して、安全に暮らせる老人ホームとはどの様なものなのか、様々な議論を重ねました。  理事からは、「先進事例を学びつつ、是非とも視覚障害高齢者介護施設のモデルとなるような施設づくりを目指そう」という熱い激励をいただきながら、また、船岡寮の職員で構成するプロジェクトチームの検討の成果も盛り込みながら、ソフト・ハードの両側面から検討してきました。 取組の趣旨  盲養護老人ホーム「船岡寮」は、築後39年を経て老朽化し、現在の生活水準に合わない施設・設備になると同時に、介護の重度化により特養レベルの介護を必要とする入所者の介護に追われ、趣味や日常生活を楽しみ、生き甲斐を感じながら暮らすことへの支援が手薄になってしまっています。  この原因の一つとして、入所者が、視覚障害ゆえに、一般の特別養護老人ホームに移ることに不安を感じてしまうことが挙げられます。そして、この不安感は、在宅の視覚障害高齢者の方々においても同様と考えられます。  京都ライトハウスは、この状況をその根本から解決するため、「船岡寮」の改築に併せ、永年の夢である視覚障害高齢者が安心して入所できる特別養護老人ホームとの複合施設の建設・運営という高く困難な目標に敢えて挑戦します。 船岡寮の改築  約10uの二人部屋、男女共同使用のトイレ、狭い浴室は、段差などにより車いすでは使いにくく、プライバシーの問題もある施設・設備となっています。  この課題については、現在の施設基準である一人当たり面積10.65u以上の個室を確保し、ユニバーサルデザインに配慮した施設・設備とすると共に、視覚障害から生じる不自由や不便さを軽減する工夫を行うことにより解消します。 特別養護老人ホームの建設・運営等  視覚障害高齢者の介護ニーズとして特別養護老人ホームへの入所ニーズがあります。  一方、船岡寮入所者や在宅の視覚障害高齢者の気持ちとして、一般の特別養護老人ホームへの入所に不安を感じるという声を多く聞いています。  そこで、視覚障害特性を理解した対処、処遇ができ、視覚障害高齢者の介護ニーズに応えられる特別養護老人ホームを整備します。  これによって、盲養護老人ホーム船岡寮では、ADLが低い方への支援・介護に手が取られ、豊かな暮らしへの支援が不充分となるという課題を解消し、安心して豊かな暮らしを送るという盲養護老人ホーム本来の支援を目指します。  同時に、地域とのかかわりも重要であり、周辺地域への在宅介護サービスのニーズにも応えられる「複合的福祉施設の整備」を図ります。 視覚障害高齢者にやさしい施設とは  京都ライトハウスの創立者である鳥居篤治郎は、「盲目は不自由なれど、盲目は不幸にあらずと、しみじみ思う」と言いました。  今回目指す複合的福祉施設の特性は、「視覚障害高齢者にやさしい施設」であり、高齢であることに対する配慮に加えて、視覚障害ゆえの不自由さをできるだけ感じることなく、幸せに暮らしていただける施設です。  そのため、ソフト面では、これまで培ってきたノウハウを活かし、視覚障害の特性を理解した接し方やきめ細やかな気配り、また、その人の障害の状態やその時々の状況に応じた様々な情報を届けることで、情景が心のなかで描けるような「ことば掛け」などにより、「見えない、見えにくいことから生じる不安」を取り除き、「自分らしい生活、自分らしく暮らせる場」の提供をします。  ハード面では、シンプルで分かりやすい建物構成、触覚や聴覚などから情報を得られるような誘導サイン・触知情報の配慮、安らぎやぬくもりを感じられる「触覚のデザイン」、見えにくさを補う色彩や照明環境などの配慮に加え、屋上庭園や採光・通風などで自然を感じられる施設づくり、防災力を強化した施設づくりを目指します。 基本構想の実現のために (1)施設整備敷地について  この基本構想で想定する施設規模は、延べ床面積を約6,000平方メートルと見積もっています。京都ライトハウス本館との有機的なつながりが入所者から求められていることから、なるべく現在地に近い位置の建設敷地を確保すべく、長期の賃借を前提に、行政当局と相談しながら探していますが、確保できていない現状にあります。   今後、この基本構想で掲げる視覚障害高齢者の夢の実現に、各方面のご理解とご協力を得られるように訴えるなかで、できるだけ早期の敷地確保を目指します。 (2)施設整備資金について  この基本構想に基づく施設整備のためには、建設工事に関わる経費、備品等の購入経費や開設時の運転資金などの諸経費を合わせて、約16億円の資金が必要と見積もっています。  行政からの補助金と自己資金で充当できるのは、約16億円の3分の1ほどと思われ、残りの金額は融資に頼ることになりますが、開設後の経営・運営を考えると非常に厳しい状況です。  今後、この基本構想が目指す「視覚障害高齢者にやさしい特別養護老人ホームなどの複合的福祉施設」の整備に深いご理解をいただき、官公庁をはじめ、社会福祉にご理解のある企業、各種団体、個人からのご支援・ご援助などをいただくことにより、この構想が現実のものとして実現できるよう取り組みます。 おわりに  盲養護老人ホーム船岡寮の改築は実現すべき課題であり、視覚障害高齢者が安心して入所できる特別養護老人ホームの建設は夢でした。  この夢の実現のためには、様々な課題があり、また、不確実な要素があります。  しかし、夢という実態の無いものも、その姿・形、働きと意義を明確にして求め続けることで、必ず叶えることができるものと信じます。  一般の特別養護老人ホームでの生活に不安を持たれる視覚障害高齢者に、安心して充実した高齢期を過ごしていただける視覚障害高齢者にやさしい特別養護老人ホームなどの運営に、視覚障害者福祉に長年取り組んできた京都ライトハウスが持つノウハウを活かしたいのです。  この基本構想で描く複合的福祉施設が、一日でも早く現実のものになることを切望し、京都ライトハウスは全力で取り組んでまいります。 (神谷 俊昭) 「この基本構想(全文)は、京都ライトハウスのホームページに掲載しています。」 <創立記念日を迎えて、鳥居先生を偲ぶ> 〜「これまでのあゆみ」を次代に引き継ぐために〜  今年も6月27日に創立記念の日を迎えました。また、6月27日はヘレン・ケラーの生誕日でもあり、57年前には、ヘレン・ケラーを京都府立盲学校に迎えての歓迎式典で鳥居先生が歴史に残る挨拶をされていて、それは創立40周年記念の「声のあゆみライブラリー」に残されています。  声の録音と言えば、日本点字図書館の本間元館長もたくさんの視覚障害者の声をテープで残されていて、日本点字図書館創立70周年の時に「先人の声 歴史を築いた50人」としてCD版で製作されました。その中には、石川 倉次・岩橋 武夫・大野 加久二・関野 光雄・鳥居 篤治郎・中塩 幸祐・中村 京太郎・宮城 道雄・村谷 昌弘・本間 一夫ら50人余の先人の声が収録されていて、昨年は3階ロビーで少し聞いていただきました。  また、次代に引き継ぐために鳥居先生の遺品を整理していたところ、「敵機爆音集」という4枚組の非常に重たいレコードを見つけました。実際、そのレコードを聞いて「防空監視哨員」の任務に就いたという視覚障害の方もおられるようです。再生する蓄音機もありませんし、例えあったとしても何回も再生して盤を傷めるのもどうかなと思うので、取りあえずCDに変換して聞けるようにしたいと思っています。それと、先生の遺詠となった「貝の風鈴」の歌の風鈴を発見したことはお知らせしたと思いますが、今も鳴る状態です。「おおうみの しんぴをかたる」風鈴の音を録音し、40年以上前に先生が耳を傾けられた音色を、近々お届けしたいと思っています。  これらは2階会議室のガラス戸のロッカーに説明付きで保管しています。機会がありましたらご覧ください。その他にも新しい発見があり、折を見てご紹介したいと思っています。  (田中 正和)  2012年度京都ライトハウス決算報告 1.決算概況  本年度の決算概況  本年度の決算規模としては、総合計収入は9億101万円、支出は8億1,148万円で、当期繰越金は、8,953万円となりました。  船岡寮改築など将来の資金需要に備える積立金は、「本部」「施設」「あいあい」「船岡寮」で総額2,300万円を積み立てました。  経営状況の厳しい中でしたが、各事業所の努力により、赤字補填のための本部会計からの繰入れはありませんでした。  補助・委託金収入は、全体で2億7,206万円となり、前年度の2億7,612万円と比べると400万円強の減額となりました。自治体からの補助・委託金は、総額においては何とか前年度とほぼ同規模を守ることができました。 2.決算規模   2013年3月31日  単位:千円 表 FSトモニーOBを訪ねてG  社会福祉法人京都ライトハウス  情報製作センター 吉田 あゆ美さん  吉田 あゆ美さんは、約1年半FSトモニーのテープ起こし作業を通して、就労のための訓練に励まれました。その中で、情報製作センター 点字校正の職場実習を経て、2012年4月より仕事に就かれています。  仕事は、大学の教科書や自治体関係の広報物、情報製作センターの出版物の校正を主に取り組まれています。また、仕事に就き一年目より点字校正以外の業務も担当され、最初は職場実習の延長と考えていたところに、まったく経験したことのない仕事もすることとなり驚かれたとのことでした。しかし、会議や同僚といろいろな仕事の相談をする中で、職員となって仕事に就いたのだと実感したそうです。今年度からは、雑誌『Good・洛』の担当、点字入門コースの講師など、更に仕事の幅が広がってきているということでした。  今後の目標は、点字技能士の資格の取得。仕事で携わる点字校正は難しいけれども、やりがいや面白さを感じているので、これからも専門性を高めて頑張りたいということでした。  職場実習は、就労準備の最終段階。訓練の成果を確認でき、実際に働く経験を積む大切な機会です。職場実習の経験を活かしつつ、新しい仕事にもしっかりと取り組まれる様子が伺えました。今後のご活躍を、支援を通して見守りたいと思います。  (小谷 泰政) 船岡寮NOW 『 よし! 憩いへ行こう 』   喫煙場所の1つとして使用していた2階東側の一角を模様替えし、4月11日から『憩いの場』を始めました。憩いの場は、利用者の方々が集えて語り合える場、そして趣味など自由に使用できる場としております。  現在の居室は2人部屋でなおかつ狭い為に、利用者同士が立ち話をしている光景を何度も見ていました。それが、憩いの場が出来た事により解消されました。利用者同士ゆっくりと座って交流出来るようになり、大変喜んでおられます。  また、毎週木曜日と一部の月曜日の14時から15時までの間、支援員とヘルパーの2名が常駐し、日課のラジオ体操を一緒にし、洗濯物たたみや手芸、ゲーム、おやつを食べるなどして過ごしています。1つのテーブルには収まりきらない程に利用者の方々も集まり、肩寄せながら、おやつを食べたり童謡を歌ったりしています。  2階の居室から近い為、居室に閉じこもりがちな利用者の方々にも好評で、積極的に歌われたり、手芸等にも取り組まれ良い表情をされています。  憩いの場がより充実して利用者の方々に楽しんでいただける様にしたいと思っています。          (松井 佑介) 部署通信 ライトハウスだより ☆らくらく☆ 『ぶらり千北〜たまやさん編』  ぶらり千北とは、らくらくの午後の取り組みの名前です。春と秋の良い気候の時に、千本北大路周辺へぶらりと出かけています。その時に近所のパン屋さんへ行って、買い物することがおなじみのコースになってきました…。「今日はどんなパンがあるかなぁ」「僕はクリームパンにしよかな。○○さん、先に買い占めんといてや!」など会話が飛び交い、入店前から皆さん気合い入りまくりです。らくらくの利用者さんたちはパンがお好きな方が多く、この機会を逃すまいと10個程ご購入される方も中にはおられました。  「ありがとう、また来さしてもらいますわ」「どうぞ、お待ちしています」とお店の方とも顔なじみの関係ができて私たち職員も嬉しく思っています。パンの説明で職員が迷っている時は、丁寧に硬さや具材などを教えてくださいます。また涼しくなってきたら、ぶらりと寄りたいと思っています。『たまや』さんは千本北大路の交差点から千本通り東側を下がって二筋目の北角です(千本北大路、南行きのバス停のほぼ前)。おすすめはドイツの菓子パンの代表的なビーネンシュティッヒというパンだそうです。 (木原 智徳) ☆情報ステーション☆ 情報ミニバザーご報告−収益263,799円  6月1日にあけぼのホールにて、恒例の情報ミニバザーを開催しました。  当日は、心配していた天候にも恵まれ、午前・午後合わせて120人を越える方々にお越しいただきました。色とりどりの商品であふれかえる中、ボランティアの皆さまに接客をしていただき、会場内はわいわいと賑やかな雰囲気に包まれました。  また、バザーと合わせて、音訳ボランティアの中田 美都里さんをお招きし、体操教室「元気で動けるための家でできる筋トレ」を行い、参加された皆さんには心地よい汗をかいていただけたかと思います。  バザーの収益金は、点訳や音訳製作のための資料購入などに活用いたします。  図書館バザー世話人会の皆さまを中心に、バザーの準備や当日ご協力をいただいた大勢のボランティアの皆さま、商品をご提供くださった多くの皆さま、ご来場いただいた皆さま、ありがとうございました。 (坂本 健次郎)  ☆ヘルパーステーションふなおか☆ ヘルパーステーションふなおかの活動について  ヘルパーステーションふなおかは開所して今年で7年目になります。  船岡寮の利用者さんへの派遣は開所の年から、在宅の利用者さんへの派遣は開所の翌年から開始し、現在に至っています。在宅の利用者さんへの派遣件数は延べ24件、現在は7件になっています。  介護保険制度は3年ごとの見直しがあり、この7年の間に大きな改正が2回ありました。訪問介護でも、色々変更点はありました。2009年の改正では、特定事業所加算という、事業所の体制要件を満たすことで報酬に加算がある仕組みの見直しがありました。事業所内での定期的なヘルパー会議や研修の開催(全員参加・研修には個別の目標設定が必要です)、介護福祉士資格保有者の割合など、事業所のサービスの質を問われるものです。ふなおかはまだ、この特定事業所加算については申請を行っていませんが、体制要件を満たせるような取り組みを遅ればせながら今年度から始めています。毎月のケア会議は、今年度からヘルパー全員が参加できるように2回に分けて開催し、活発な意見交換ができるようになりました。また、同時に研修会も開催し、短い時間ではありますが技術や知識の向上に意欲的に取り組んでいます。  施設においても地域においても利用者さんの暮らしがより良く整うように、ヘルパーが担う役割を自覚し、今後も質の向上、研鑽に努めてまいります。 (小山 恵美子)  ☆法人事務所☆ 見学コーナーに新グッズ登場  京都ライトハウスには、大勢の見学のお客様が来られます。昨年度は2,000人を越す方々が来られ、その中で5割近くが小学校中学校の生徒さんです。  そこで、小中学生の皆さんに、より楽しく視覚障害者福祉に関心を持ってもらおうと、「新版・点字一覧表」を作成しました。従来のものは、点字を50音順に読み方と書き方を一覧で紹介していたものでした。  新版では、暮らしで出会う身の回りの点字を明るい写真やイラストをたくさん使って紹介しています。点字の成り立ちを基本的な説明で押さえて、代表的な点字を凹凸がわかるようにきちんと点字印刷して表現しています。見学から帰っても、家に持ち帰って家族との話題になるよう、啓発がコツコツと進むようにという思いで作成しました。都福祉事業協会様からのご支援をいただき、既に配布をいたしております。  見学の予約は随時受付中(平日10時〜16時)、ライトハウス事務所までご連絡ください。 (山本 たろ) <障害者総合支援法とは>  実は、「障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律」と言います。これまでの障害者自立支援法に替わり、新たに2013年4月1日に施行されました。  そこで、何が変わったのか見てみますと、理念として、障害者及び障害児がその有する能力及び適性に応じ、自立した日常生活又は社会生活を営むことができるよう、必要な障害福祉サービスに係る給付その他の支援を行い、障害の有無にかかわらず、国民が、相互に人格と個性を尊重し安心して暮らすことのできる地域社会の実現に寄与することを目的としています。 そして、2013年4月からの改正が、 1 制度の谷間を埋めるため、障害者の範囲に難病等を追加 2 地域生活支援事業に意思疎通支援を行う者を養成する事業等の追加 3 サービス基盤の計画的整備    そして、2014年4月より 1 障害程度区分を障害支援区分に変更 2 重度訪問介護の対象拡大 3 共同生活介護(ケアホーム)の共同生活援助(グループホーム)への一元化となります。  難病等とは、障害者総合支援法第四条第一項に定める「治療方法が確立していない疾病、その他の特殊の疾病であって、政令で定めるものによる障害の程度が、厚生労働大臣が定める程度である者」としています。これまで補助金事業として一部の市町村で提供されていたホームヘルプサービス、短期入所及び日常生活用具給付の3つから、障害者総合支援法に定めるサービスに広がります。 (谷内 博史) ほうこく ■京都市点訳・音訳奉仕員養成講習会共通講座〜熱意ある皆さんが、今年もたくさんお集まりくださいました!〜  京都ライトハウスでは、毎年京都市からの委託を受けて、点訳ボランティア・音訳ボランティアになっていただくための講習会を行っています。そして、具体的な講習の前に、視覚障害者を取り巻く状況やライトハウスについて知っていただこうという趣旨から、「共通講座」を実施しています。今年は4月20日と5月11日に開催し、約70人の方がご参加くださいました。  第1回講座では、手引きの方法や各部署で募集しているボランティア活動の紹介、講習のガイダンスなどを行い、実際に点訳・音訳の活動をされている先輩ボランティアの方からも熱のこもった励ましの言葉をいただきました。  第2回講座では、本法人製作の「見えない見えにくいってどんなこと?」のDVD視聴の後、視覚障害者の福祉制度や情報入手についてお話しし、最後に館内見学を行いました。  共通講座を終えた皆さんは、現在、点訳や音訳の講習会で熱心に学んでおられます。必要な知識と技能を身につけていただき、1人でも多くの方に、視覚障害者の情報を支えるボランティアとしてご協力いただけるよう願っております。 (野々村 好三) 知って得する豆知識!! 「拡大読書器」  この器械は、低視力や弱視など目の見えにくい方の読み書きを支援する道具(日常生活用具)です。  大事な手紙や書類、書籍をカメラ部分を通してモニターへ映し出し、拡大したり、コントラストを変更するなど、ご自身が見えやすいように画像を調節・操作することで見えにくさを改善できることもあります。  写真を拡大して見ることもでき、自宅で書籍や新聞を読むために適している「据え置き型」、外出のときに便利な「携帯型」、スキャナーで取り込んだ文章を音声でも読み上げてくれる「音声拡大読書器」などがあります。  皆さん見え方がさまざまですので、お一人お一人の見え方と用途に合った機種選択が必要となります。お気軽にご相談ください。 それではここで牧所長より一言! 拡大読書器を初めて見ると「久しぶりに文字が読めた!」「こんな器械があるなんて知らなかった!!」という驚きの声や「久しぶりに孫の顔を見ました」と喜びの声を利用者さんからちょうだいしたこともありました。  最近では、液晶画面に変わることで「前のだと見えにくかったけど、これなら楽にきれいに見える」「使いやすくなった」など以前の機種と比較した感想をいただいています。また、器械が大きく「置き場がない」などのご意見もありましたが、薄くなった分「大きいけど、すっきり見える」と言われ申請される方もおられます。 おしらせ ■ライトハウス法人役員人事  当法人役員の任期が2013年5月29日をもって満了となることに伴い、5月24日に開催された評議員会において、下記の方々が新しい理事及び監事に選任されました。また、評議員会に引き続いて開催された理事会において、下記の方々に評議員を委嘱することを議決し、全評議員の就任承諾を得ました。  理事長には神谷俊昭理事、副理事長には竹下義樹理事を引き続き選任いたしましたのでご報告申し上げます。  なお、新役員の任期は2013年5月30日から2015年5月29日までです。 理 事 内野 正光、加藤 博史、神谷 俊昭、櫻庭 修、佐々本 研二、竹下 義樹、田尻 彰、田中 正和、中井 豊 監 事 中橋 彌光、平松 多鶴 評議員 石津 利幸、一谷 孝、伊東 宏、糸数 三男、内野 正光、大須賀 秀雄、大橋 東洋彦、梶 寿美子、加藤 博史、神谷 俊昭、岸 博実、公文 茂人、櫻庭 修、佐々本 研二、白畠 庸、鈴木 紘一、竹下 義樹、田尻 彰、田中 正和、中井 豊、原山 憲治、森 貞子、山本 保幸 ■夏季休館・休業のお知らせ  本館休館中は宿直及び日直も不在となりますのでご注意下さい。ご迷惑をお掛け致しますが、よろしくお願いいたします。 ★本館休館 窓口・貸会場 8月14日(水)18時〜15日(木) 16日(金)9時〜平常通り ★各サービスの休業 情報ステーション 8月14日(水)〜18日(日) 眼科相談 ロービジョン相談 8月14日(水) 喫茶きらきら 8月9日(金)〜18日(日) パソコン相談 8月9日(金)〜18日(日) ■船岡寮2013ミニバザーのご案内  恒例の船岡寮ミニバザーを今年も開催します。収益金は入所者の生活に役立たせていただきます。  ご家庭に掘り出し物、不用品がありましたら是非ミニバザーへご寄贈下さい。  皆さまのご協力をお待ちしています。 日 時:9月8日(日)船岡寮敬老会終了後14:00〜16:00 会 場:船岡寮 食堂 対象商品:新品に限ります。(大型物品・書籍・電化製品・生き物・冷凍食品は除く)     食料品は消費期限がバザー当日(8日)から一ヶ月以上保証されるものでお願いします。 募集締切:8月31日(土)まで。 受 付:船岡寮事務所(毎日9:30〜17:00) 問合せ:盲人養護老人ホーム船岡寮     TEL 075-463-4649(担当:太野垣・平田・重)まで ■「新船岡寮(仮称)建設チャリティコンサート〜日本の歌・思い出の歌 歌い続ける仲間達〜」のご案内  老朽化した船岡寮の改築、視覚障害者に優しい特養ホームの新設などの夢を実現させるために、有志の方々によるチャリティコンサートを開催いただけることとなりました。大勢の皆さまにご参加いただけますようよろしくお願いいたします。 日 時:2013年9月15日(日)     10:00〜16:00 会 場:京都ライトハウス 4階     あけぼのホール 内 容:第1部 洋楽の部〜懐メロを歌おう!名曲を歌おう!〜     第2部 邦楽の部〜箏曲の演奏、北東北からゲストをお招きしての大民謡ショーなど〜 参加費:1,000円(小・中学校生以下は無料です) 主 催:新船岡寮(仮称)建設チャリティコンサート実行委員会 ■福祉関係者向け研修会 「視覚障害者が求めるもの、求める支援〜物を動かすと困るのはなぜ?〜」  ケアマネージャー・相談員・介護福祉士など福祉関係者を対象に、見えない・見えにくい方への必要な支援について一緒に考え、日々の実践に役立てられるよう、視覚障害についての基礎的な知識や対応方法を学ぶ研修会です。 日 時:2013年9月19日(木)     13:30〜16:00(13:00受付) 会 場:京都ライトハウス4階あけぼのホール 定 員:30人 費 用:1,000円 申込締切:9月9日(月) 申込・問合せ:京都ライトハウス        相談支援室「ほくほく」        TEL 075-451-4555        FAX 075-451-4488 E-mail:hokuhoku@ymail.plala.or.jp ■京都府視覚相談会のお知らせ  京都府家庭支援総合センターが実施する視覚相談会の予定は次のようになっています。見えにくさによる生活の相談は、どうぞこの機会をご利用ください。 日 時:2013年9月19日(木)     10:30〜15:30 会 場:園部総合庁舎(南丹市) 問合せ:京都府家庭支援総合センター     障害グループ     TEL 075-531-9608 ■第47回白杖安全デー  今年も「白杖見たら声かけて 何かお手伝いしましょうか?」をテーマに掲げ、視覚障害者が安全に移動する為には「声かけ」がとても大切であることを、啓発活動や啓発劇の発表を通して市民の皆さんに伝えていきたいと思います。  今年はパレードを行いませんが、是非皆さんご参加ください。 日 時:2013年10月6日(日)     10:00 〜 12:00(予定) 会 場:京都ライトハウス4階     あけぼのホール 内 容:集会と啓発劇を上演(予定) ■「京都ライトハウスまつり2013 〜Welcome! 人と人とを結ぶ灯台〜」  利用者・家族・ボランティア・職員と地域の交流の場となりますよう、ステージ発表や模擬店、抽選会などの催しを行います。  皆さまのご来場をお待ちいたしております!! 日 時:2013年10月27日(日)     10:00〜16:00     (模擬店は11:00〜売切れ次第終了) 会 場:京都ライトハウス全館 ◆この夏の省エネ対策について  ライトハウスとしては、従来から電気をこまめに消したり、エアコン温度設定(冷房時28度)の遵守など、全館的に日々省エネに心がけてまいりました。地球環境に配慮して、今夏も、すだれの東・西側両窓への設置、エレベータや便座ウォーム部分・自動ドアなど利用が控えられるところでは控えていくことなど、皆さまに適宜ご協力をお願いしていきながら取り組みを進めていきたいと考えています。  皆さまからも、何かご提案などありましたらどうぞ事務所までご連絡ください。 おれい <このコーナーは、5万円以上のご寄付、 ご寄贈いただいた方々をご掲載しています> 皆さまからのご厚志はライトハウスの事業運営資金として活用させていただきます。ありがとうございました。 ■ワコール女子陸上競技部様  3月 5日 多額のご寄付を頂戴しました。 ■松石 武治様  3月 6日 多額のご寄付を頂戴しました。 ■八木 彌生様  3月 7日 多額のご寄付を頂戴しました。 ■和田 譲様  3月11日 多額のご寄付を頂戴しました。 ■中澤 眞佐様  3月22日 多額のご寄付を頂戴しました。 ■小林 聰様  3月24日 多額のご寄付を頂戴しました。 ■(財)京都仏眼協会様  3月26日 多額のご寄付を頂戴しました。 ■洛星中学・高等学校 オーケストラ部様  3月27日 多額のご寄付を頂戴しました。 ■京都インターナショナル(株)様  3月27日 多額のご寄付を頂戴しました。 ■四方 幸枝様  4月16日 多額のご寄付を頂戴しました。 ■井上 隆様  4月30日 多額のご寄付を頂戴しました。 ■天沼 潔様・明子様  5月28日 多額のご寄付を頂戴しました。 ■十二坊上品蓮臺寺 井隆成様  5月30日 多額のご寄付を頂戴しました。 ■(株)つえ屋様  5月31日 多額のご寄付を頂戴しました。 ■丸清木材(株)様  毎月定期的に多額のご寄付を賜り、ありが とうございます。 ■(株)わかさ生活様  毎月定期的に多額のご寄付を賜り、ありが とうございます。 ご寄附ご寄贈ありがとうございます!  次の通り、数々のご芳志をいただきました。厚くお礼申し上げます。ありがとうございました。 (50音順・敬称略) 2013年3月1日〜2013年5月31日 寄付金 73件 4,685,452円 物品寄付・ご奉仕  178件  【寄付金】 平成24年度あいあい卒園児保護者一同、池上忠男、大内眼科、梶寿美子、加藤博史、京都から竹民謡会、京都個人タクシー協同組合、京都市社会福祉協議会、京都市上京区視覚障害者協会、京都ライトハウス・京視協分会、公文茂人、小玉眼科医院理事長小玉裕司、木の芽京都句会、佐野眼科診療所佐野貴之、JRPS京都支部、嶋田国生、清水美代子、新谷洋子、鈴木紘一、鈴木茂嗣、土田正、内藤きよ美、中井豊、中橋彌光、野田純一、ハムスターズ、ひまわり、松村ヨシ子、光川澄子、吉田浩一、匿名10件  【物品寄付】 平成24年度あいあい卒園児保護者一同、あすなろ会、池西照子、大野(株)、岸本節子、久保佳子、辻やよい、点友会、富村保子、中根しづ子、西岡良子、西本願寺仏教婦人会総連盟、日本盲人会連合録音製作所、日本盲人社会福祉施設協議会、藤井道子、丸清木材(株)、村井茂子、(株)ワコールホールディングス  【ご奉仕】 青山弘、安部敬二、天岡宏、池田孝嘉、伊佐迪子、石川泰史、五十川富士子、磯部治、一谷孝、伊藤治子、井上高行、井上千恵子、井上正子、今村久美子、上田澄江、浮守篤子、内田主男、内田務、宇野宏美、オーガスティンジョナサン、大谷八重子、大槻みゆき、大戸明美、大西至、大羽正一、大橋東洋彦、岡村壽子、奥村久子、奥山晴生、小古田初江、音楽部梶寿美子、梶原清一、加藤紀江、川合正子、河東大樹、カンネベルクエリカ、菊沢喜八郎、北垣せつ子、北川吉子、北村貞人、北村浩尉、北村宗昭、木村芳子、京都薫風ライオンズクラブ、京都産業大学新社会ボランティアサークル、京都PANA-ALC、久世敏代、上阪禎子、小松朝子、さえずり会、榊美智子、佐川せつ子、佐久間正雄、佐々木陽子、佐渡和代、塩見章子、塩谷憲司、柴田慶子、白坂澄夫、城野時一、杉浦洋子、杉本倫子、住山旦子、高城昌二郎、高田由紀子、橋桂子、中祥雄、田辺誠子、谷川正雄、谷口敏、谷口虹子、玉木容子、辻謙一、辻美也子、堤育子、東海和子、鳥飼幸子、永井寿江、中江利彦、中谷武司、南條康子、西尾紀子、西島きよ子、西村ゆり、野坂邦子、野間赳夫、長谷川勇希、畑勇子、服部令子、林晃次、馬場康子、樋口庸子、一松睦子、福中正美、藤井綾子、藤野つるみ、藤村由喜子、藤山和子、堀田陽子、ボランティアサークルにじ、前川加代子、前田ふじ子、前中知栄、松本すみ子、三浦豊子、宮永まゆみ、村上直子、目黒正子、本草野政雄、森初子、藪佳子、山下祐嘉里、山田恭子、山西利美、山本早苗、山本珠子、湯浅昭次、横山邦子、吉田義子、吉田善次、朗読グループあいあい、和田三重子、渡辺ツヤ子、渡部隆三、割鞘美和 京都ライトハウス後援会 <このコーナーは、5万円以上のご寄付、 ご寄贈いただいた方々をご掲載しています> 皆さまからのご厚志はライトハウスの事業運営資金として活用させていただきます。ありがとうございました。 ■岡田 よし子様  4月 23日 多額のご寄付を頂戴しました。 ■いなば眼科クリニック 稲葉 純子様  5月1日 多額のご寄付を頂戴しました。 ■佐藤 雄作様  5月1日 多額のご寄付を頂戴しました。 ■菊地 泰次様  5月2日 多額のご寄付を頂戴しました。 ■森 紀代子様  5月2日 多額のご寄付を頂戴しました。 ■平井 欽二様  5月17日 多額のご寄付を頂戴しました。 ご寄附ご寄贈ありがとうございます!  次の通り、後援会費と運営資金寄付金を納入いただきました。会員の皆様のお名前を掲げ、厚くお礼申し上げます。ありがとうございました。 (50音順・敬称略) 2013年3月1日〜2013年5月31日 後援会費  916件 1,832,000円 運営資金寄付金 423件 2,048,613円 愛きもの、青井勝豊、青木澄子、青木英展、青柳安喜代、青山清子、青山とうこ、青山弘、青山芳文、赤井達郎、明石進、赤松秀之、朝尾直弘、浅川三津子、浅田恵美子、浅田富美子、浅野美和子、浅見初江、安達明彦、厚見清生、阿部氏正、阿部光幸、天川晃、天鷲良雄、綾村捷子、新井温雄、荒垣晨二、荒木あき子、荒木武資、荒木百合子、有馬頼底、井節男、家村喜和、五十嵐孫四郎、池田和代、池田次郎、池田燎亮、池西憲治、池西照子、池西正治、伊佐迪子、井澤英夫、いしい医院石居志郎、石井昌子、石川直子、石黒メディカルシステム(株)石黒忠夫、石田和男、石田英世、石田光枝、石田祐三、石田幸子、伊地知康二、石原郁夫、石原信雄、石原ハル子、泉福夫、泉谷聖子、泉谷信子、伊勢村政子、五十川和夫、磯辺美幸、板並令子、井谷礼子、市谷経哉、一谷孝、一谷彊、市原美枝子、一色逸雄、井筒八ツ橋本舗、伊藤あゆ子、伊藤悦子、伊藤純男、伊藤道子、稲田秀治、稲村憲男、井上明美、井上医院井上佳子、井上要、井上協子、井上静子、井上しのぶ、井上高行、井上月就、井上哲郎、井上登志子、井上富子、井上正子、井上雅代、猪間敏男、井原圭子、伊吹優、今井喜美子、今井茂野、今井卓雄、今井正行、今井守彦、今宿晋作、今西二郎、今村幸子、入江省吾、入江尚子、入江恆、岩崎四郎、岩重ツヤ子、岩田眼科医院岩田親良、岩坪ヤ子、岩見眼科岩見達矢、岩本一夫・信子、上尾基夫、上坂正文、ウェスティン都ホテル京都、上田明美、上田恵一、上田敬治、上田直子、上田良子、上前衛、臼井信子、臼田文代、宇千代子、宇高真理子、内田順子、内田務、内田亘治、内田与一、内田整形外科内田寛治、梅原悦子、梅原恵美子、榎並とみ、榎本剛、遠藤維久子、大池昌一、大口泰子、大久保雄二郎、大久保クリニック大久保秀夫、大澤忠嗣、大澤みさき、大島仁、大須賀秀雄、大田正樹、太田吉美、大谷恵子、大津日出子、大槻清子、大槻登、大坪郁子、大藤恭代、大西明絵、大西越巳、大西正広、大西道子、(有)オーネスト・オフィスサービス、大野晃彦、大野隆子、大橋東洋彦、大橋よ志栄、大原社労士事務所大原耕也、大平修爾、大淵芙輝子、大前正治、大町寿美子、大町賢、大向久子、大村昭夫、大村悦子、大目忠二・昌子、大森亮二、大山悠子、岡ちか子、岡田医院岡田豊子、岡田君代、尾形健一・幸代、岡田幸子、岡田多栄子、岡田よし子、岡野伊三郎、岡野光博、岡村美佐子、岡本綾子、岡本喜代子、岡本孝子、岡本タミ子、小川祐一、奥野正子、奥村久子、奥村正治、奥山脩二、尾嵜匡代、小笹次夫、小笹稔、長村貞子、長村美代子、長村陽子、小田京子、小田紀代子、小田淑子、小田部榮助、面谷祐三子、尾本歌子、海保睦子、角田公美、影山五郎、蔭山高至、陰山智美、笠井貴美子、香西恵子、梶寿美子、梶宏、梶川医院梶川洋司、梶原小有里、片岡須麻子、片岡典正、片岡晴夫、片野慶子、片山和子、桂数毘詁、葛城美保子、門哲雄、加藤厚、加藤恵美子、加藤眼科医院加藤恵美子、加藤進、加藤俊和、加藤弘子、加藤みなみ、兼田茂和、金田典子、蒲田良子、(株)ヒトミ人見康裕、鎌田幸二、上口啓子、上参郷禮子、亀井保幸、(医)亀岡病院、蒲原孝、賀茂病院、加舎房子、唐橋ミヤ子、刈米育子、川井清人、川合啓子、川合正子、河合由美子、川勝秀一、川口洋志・瑛子、川嶋憲治、河瀬修一、川野邦造、川辺あき子、川又良也、川村正一、川本千春、神崎秀陽、神戸泰子、木内芳子、木久茂、菊岡信次、菊地寛子、岸陽子、岸本正子、岸本三代子、岸本良一、北川喜美子、北川眼科医院、北畠典生、北原千津子、喜多村敬三、北村武司、北村初子、北村弘子、北村弘、北村浩尉、北村文子、北村裕喜子、北村良子、北脇圭二、吉川医院吉川純弘、きつつきの会、(株)ギデオン、鬼頭誠、木下收、木下克代子、木下幸子、貴寶院邦彦・英代、木村医院木村文昭、木村清、木村晴子、木村道子、木村保子、木村佳子、(株)京都銀行、京都銀行松村孝之、京都銀行従業員組合、京都第一法律事務所、京都山端郵便局、京都むらさきライオンズクラブ、清益英雄、吉良セツ子、桐山順次、桐山まき子、久坂夏子、串田壽明、朽木久子、國重阿夜子、久野靖子、久保佳子、久保元里美、熊田きぬ、久山元、倉田京一、倉田時子、倉林明子、栗原千尋、栗原紀久、黒河待子、黒中加代子、桑原美保子、小池清喬、小石ナカ、小泉京子、小出操子、(株)公益社、光明幼稚園、神山貞子、こおろぎ、小島文夫、小嶋芳次、小久仁子、児玉佳代子、小寺啓介、小中裕二、小西憲子、小林幸子、(株)小林鉄工所、小林久子、小林満男、小林光子、小林良平、小林ルミ、小牧誠一郎、小牧芳子、小藪忠志、近藤文子、近藤美也子、崔秀賢、斉田律子、斉藤信吾、齋藤富佐代、酒井克之、左海祥二郎、坂江節子、榊朗裕、坂部秀文、坂本智美、坂本正伸、作野叡子、佐久間正雄、櫻田朋子、酒元直美、酒元人四、佐々木敬介、佐々木建三、佐々木清八、佐々木玲子、佐々本研二、佐竹邦夫、作花済夫、佐渡和代、佐藤貞子、佐藤順子、佐藤文彦、佐藤譲、佐藤洋子、佐藤令子、佐野瞳、佐野理恵、沢井智恵子、山藤芳野、塩川亥智彦、塩川朝子、塩田悦子、塩谷歯科医院塩谷一身、塩見章子、四方修、篠田泰明、篠原敏郎、芝恵一郎、芝田徳造、柴田弘次、渋谷健次、島田哲夫、島田文子、清水國弘、清水日出夫、下地幸夫・和子、下山恵美子、城陽点字サークル「たんぽぽ」、白井良彦、白坂澄夫、城野時一、新谷洋子、菅井孝雄、杉浦洋子、杉村強志、杉本冨紗子、杉本康代、鈴木紘一、鈴木純子、鈴木つや子、鈴木f、鈴木昌子、須田嘉代、砂川昇、京都聖母学院中学高等学校生徒会執行部、関森崇文・弘康、瀬戸山恵、曽根隆、園田義次、染田泰子、田坂讓、ア秀夫、島章江、瀬史、田有基、高谷久吉、橋功、橋初枝、橋宏、橋寛、高橋美知代、橋歯科医院橋禮三、橋整形外科医院橋真、高畠ハルミ、高安文哉、田北亮介、宅間英郎、武居桂、竹井美津子、武内民男、竹田純太郎、武田文子、武田マスヱ、竹中ますみ、竹貫純子、竹野美智子、竹原はつ子、竹村真貴、竹村良三、多田悟司、田中愛子、田中幸子、田中智、田中澄江、田中清次、田中セツ子、田中武、田中千代子、田中直明、田中秀夫、田中汎子、田中文夫、田中政勝、田中美千子、田中村子、田中泰子、田中葉子、(株)田中長奈良漬店、田辺誠子、谷乙弘、谷直介、谷川正雄、谷川美恵子、谷川侑子、谷口久仁栄、谷口敏子、谷口智慧、谷村栄子、田畑好子、玉井春子、玉井義朗、玉田和江、玉本晃、田村文雄、田村裕二、溜池良夫、ダンスサークルうらら牛島久太郎、崔春夫、竹間史子、築柴恵美子、辻麻里、辻ミチ子、辻やよい、辻内信子、津田喜子、土田正、堤江美子、堤清、つとう医院伝俊秋、出口京太郎、出口直子、手銭秀夫、寺倉勉(有)寺倉商事、寺田昭和、寺田陽子、寺村美春、点訳グループ宇治川、東江義一、東海和子、道家惇三、遠山浩正、戸川啓、徳賀民子、徳田英子、徳田登茂枝、徳久道、戸倉昇、戸田寛、戸谷俊之、冨田サダ子、冨田仁義雄、富田隆介、富村税理士事務所、富村保子、豊田衣子、鳥飼幸子、内藤きよ美、内藤俊夫、永井幸子、永井春彦、中江和子、中江美智子、中尾明美、永雄邦子、長尾博、中奥ウタ、中川香子、中川真一、中澤眞佐、仲島トシエ、中嶋直子、中島三枝子、長島盲人会、仲瀬素市、中田英子、中田景子、中田徹夫、中出美智子、長渡研史、中西菊之助、中西正人司法書士事務所、中西恭子、中根しづ子、中野勉、中野正子、中原幸、中原里美、中部瞭子、中町松枝、中村貞子、中村純治、中村延子、中村春実、中村良子、泥順彦、菜畠京一、並川秀子、並河秀行、成田稔、南條ひとみ、南條康子、二木麻子、西京子、西利子、西尾誠一郎、西尾紀子、西岡信子、西河郁夫、西川かをり、西川隆善、西川久子、西口都志子、錦織房枝、西田文子、西躰勝子、西田眼科クリニック西田恵理、西出元治、西野とみよ、西畑貴好、西原重一、西村敦子、西村加代子、西村清榮、西村圭子、西村貞子、西村隆宏、西村照代、西村久子、西村美奈子、西村義夫、西村怜子、西本ひさ子、西山佳恵、日本漢点字協会、丹羽徳子、額賀心一、根岸寿、根本摂、野口春美、ハローダンス同好会野崎俊一、野ア登美子、能澤義和、野尻誠、野田医院野田春夫、野藤サチ子、野藤銃公、野畑ヤスヱ、野原康、野村元昭、野村順栄、野村玲子、野山寿美子、葉賀トミエ、橋本壮一、長谷川彰、長谷川紅子、長谷川春夫、長谷川正國、長谷川美代子、畑中三郎・由紀子、八田良子、初田法子、八田内科医院八田一郎、服部畝美、服部誠一、花田和枝、花の会、馬場満男、浜井綾子、濱崎孝正、濱本捷子、林勝治、林節雄、林達朗、林晃次、林トモ子、林美智子、林美智子、林田三郎、早水久一、原た恵子、原正、原岡瑞枝、原川法子、原田尚子、原田佳子、春田泰文、馬場順子、馬場俊明、東景子、樋口富士子、久木利昭、久常進治、久松敏郎、人見米一、平島澄江、平田眞名、平松君恵、平山昭一、飛龍ますみ、廣岡清文、弘世晃崇、広瀬節子、弘田トモ子、深田美知子、深田康夫、深見みち子、福井久男、福尾眞佐子、福来啓子、福田恒男、福田直彦、福田満子、福田光代、福永益子、福本祐代、福山功子、藤井興一、藤井昶夫、藤井寿、藤川知恵子、藤川美加、藤島ョ子、(株)フジタ、藤田和子、藤田慧子、藤田敏、藤田千壽、藤田ひろ子、藤田房子、蔓弘、藤野美嬉、藤村和正、藤村由喜子、藤本邦雄、藤森信正、藤山和子、藤原久子、藤原八重子、(医)藤原内科藤原正隆、(財)不審菴、二村宏江、船越正夫、舟越義男、船本裕巳子、舟山宏、古川貴子、古田正巳、古渡正記、古橋エツ子、逸見邦子、北辰堂眼科クリニック中村佳子、星川節子、星谷惠美子、細井辰子、細川富美子、細野滋子、堀田陽子、堀順治、堀田明弘、本沢芳子、本庄英雄、本庄史子、本庄耳鼻咽喉科本庄嘉子、本田孔士、本間トキエ、前川康夫、前川由美子、前田和浩、前田耿二、前田修二、前田雅美、前中知栄、万木ふみ、牧野敦代、増田寿美子、増田富夫、松井珍男子、松井邦芳、松井孝典、松井登、松石武治、松尾武、松岡辰三、松谷一恵、松永末秋、松永信也、松波由美子、松原義人、松見龍男、松村修二、松村美子、松村ヨシ子、松本かつえ、松本幾久子、松本すみ子、松本哲子、松本芳子、真鍋清子、丸山シズ子、丸山典子、茨田和代、三浦豊子、三木一弘、三木佳次、水谷孝昭・史子、水谷俊夫、水野孝道、水本静枝、南秋光、南初美、箕田一子、蓑毛慶一・妙子、三村輝己、三村敏子、宮川美知子、宮木益子、宮城由紀子、宮澤一恵、宮田健、宮田ビル代表宮田進、宮永まゆみ、宮部純、宮本政和・美千代、村井倭文子、村尾寛治、村尾幸子、村上悦子、村上笑子、村上理、村上孔子、村上志奈子、村上庄平、村上直子、村上三枝子、村上元治、村上幸子、村田和子、村山彰、村山造酢(株) 村山忠彦、本草野政雄、森泉樓・恵子、森和彦、森能里子、森典子、森水恵、森下信行、森下庸子、森田弘光、森田冨佐子、森藤哲良、森本和子、森本登美栄、森吉美禰子、八木喜美子、八木光代、安井ひでこ、安田恵子、安田靖一、安田勝、安間美津彦、安光あや、矢野陽子、藪内清治、藪内義之、山川美津子、山口英太郎、山口貞子、山口清三、山口達之、山口敏子、山口晴生、山口洋子、山ア圭ノ亮、山ア佐登子、山崎靖子、山崎陽子、山下恵利子、山下勝子、山下久樹、山添善朗、山田明、山田恭子、山田淳子、山田順三、山田新作、山戸節子、山中梅子、山中隆太、山西利美、山野勝美、山ノ内和美、山原瑞穂、山元あき、山本綾乃、山本弘太郎、山本さやか、山本珠子、山本敏弘、山本信子、山本浩貴、山本富美子、山本正子、山本典子、山本洋子、山本義夫、山盛良子、湯浅鈴子、結城節子、弓削堅志、弓削経夫、弓削由佳、横山和子、吉岡隆則、吉岡尚子、吉川良太郎、吉澤透、吉田浩一、吉田三郎、吉田順太郎、吉田温子、吉田久枝、吉田由起、吉田幸雄、吉田眼科医院吉田雅子、吉村學、葭矢みどり、米田承子、米田道正、寄下博司、楽只地域女性会、わいわいネット、若杉陽美、和田恭子、渡辺榮子、渡邉一夫、渡辺ツヤ子、渡邉時壽、渡邉文子、渡辺雅巳、渡部隆三、匿名2件 編集後記  大正生まれの父の晩年には、酒席でおきまりのあの頃の勇ましい話はやがて聞かれなくなりました。  薄い褐色が色あせた表紙、手に持てばずしりと重い『敵機爆音集』のSPレコード。その爆音と憑りつかれた者の口上を聞けば、背中から全身へ鳥肌を感じ、目頭が熱くなります。  鳥居先生の「忘れてはなりませぬ!」の声が聞こえてきます。          (高橋 一夫)