京都ライトハウス通信 No.128号 2012年1月1日 1992年6月5日第三郵便物認可(毎月1回25日発行)   2012(H24)年1月1日発行KTK増刊通巻第3747号 迎 春 2012  新年あけましておめでとうございます。  昨年は、創立50周年を迎え、お陰さまで記念事業や関連の催しも盛大に開催することができ、心新たに未来に向けた歩みを始めることができたと喜んでおります。これもひとえに皆さま方のご支援、ご協力の賜であり心から御礼申し上げます。  障害者総合福祉法(仮称)の制定が進められるなど障害者福祉制度の大きな変動期にありますが、「海なき灯台」「視覚障害者のオアシス」でありたいという京都ライトハウスの本旨を見失うことなく、常に当事者に寄り添い、そのニーズに応えていけるよう努力してまいりますので、これまでに増しての皆さま方のご指導、ご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。  本年が皆さまにとって良い年でありますようお祈り申し上げます。 2012年元旦 京都ライトハウス役職員一同 京都ライトハウスまつり2011 〜地域と共に輝き続けて50年〜  今年も「京都ライトハウスまつり」が10月30日に開催されました。あいにくのぐずついたお天気ではありましたが、約1,200人ものご来場をいただきました。  1階では17店舗の模擬店が並び、にぎやかな声と笑顔が飛び交いました。エコの取組として、リユース食器や間伐材の割り箸も使用しました。2階では点字やいろいろな音の体験、また盲導犬との歩行、手引誘導などの体験もしていただきました。4階では船岡老人クラブハウス等の発表会や鷹ヶ峯小学校合奏部の演奏、地下では、子どもコーナーと生花体験、物品販売を行いました。  また、今年は京都ライトハウス創立50周年ということで、子どもたちにいろいろな体験をしてもらうべく、小中学生対象にスタンプラリーを実施しました。約80人の参加があり、視覚障害の体験を通し見えないことの不自由と明るく活動する多くの視覚障害者を知っていただくことができました。  協賛いただきました皆さま、各催しにご協力いただきました皆さま、準備段階からご支援いただきましたボランティアの皆さまのおかげで大盛況のうちに閉幕することができました。心より感謝申し上げます。“まつり”を通して、改めてライトハウスを知っていただくよい機会となり、「地域と施設の絆」をさらに深めることが出来ました。 (小山 佳代) 〜ちょっとひと声聞きました〜  楽只おやじの会には、楽只小学校に千本通りの西側から通う生徒のお父さんもいらっしゃいます。まつりで焼き芋を焼いておられたお父さんにお伺いすると、「日ごろ子どもの通学にライトパークを通行させていただき感謝です」とお話をいただきました。今後もみなさんと共に地域の安全・交流を考え、協力しあっていければと感じました。  京都ライトハウスまつり2011にご協賛いただきました皆さまに改めて心より感謝申し上げます。(50音順・敬称略) (株)アイベル、浅井石油(株)、アサヒカルピスビバレッジ(株)、アルゴブレイン(株)、今宮堂、(株)魚国総本社京都支社、(株)エーディックス ア.デペシュ京都八条店、 サイクルショップエイリン、手づくり洋食の店おおさかや、小川珈琲(株)、京都祇園イタリア料理店Cara Ragazza、(株)カスタネット、かふぇじーの、(財)関西電気保安協会、京花園、京都紙商事(株)、京のお漬けもん処近為、(株)きんでん、金時、郡上わりばしプロジェクト実行委員会、京阪プリント資材(株)、コカコーラウエスト(株)、鼓月、(株)小林鉄工所、こもれび庵(ギャラリー&カフェ)、ZAZIE、京菓子舗佐藤、サワ化粧品、(株)サン工芸、紫竹庵、(株)実業エージェンシー、シティトラベル、(株)シミズ・ビルライフケア関西、(株)杉原商会、味処瀬戸、千本玉寿軒、京つけもの処大こう本店、大福餅、(株)タケウチ、京つけもの谷彦、定食屋ちどり、ツヅキオートサービス、デジカメ激安王千北店、テレセン(株)、(株)東海日動パートナーズ京都、東京海上日動火災保険(株)、(株)西村信天堂、花のパリっ子Le Reve、ふくしま鍼灸整骨院、(株)フジタ、北京亭北大路本店、(有)ほけん工房、Natural Foods and Sakeまほろば、(株)ミロク情報サービス、寿しのむさし、メイファ雑貨店、メガネの井上、山城紙業(株)、リーブル京都新社(株)本店、レクサス北大路 FSトモニーOBを訪ねてD 社会福祉法人京都ライトハウス 盲人養護老人ホーム船岡寮 田中 良則さん  2011年3月に京都ライトハウス船岡寮に清掃作業員として就職されました。FSトモニーでは、紙袋の製作に携わっておられましたが、「収入を増やし生活に余裕をもたせたい」と就職を望まれました。そこで、就労支援員と相談し、以前に仕事としていた清掃の職種で就職を目指すことにしました。このため職場実習を通して、自分の見え方に合わせて清掃作業に取り組めるかを、体験していただくことで、安全に仕事が行え、どのような職場環境が良いかも確認でき、また仕事ができる自信に繋がったようでした。船岡寮の採用前にも職場実習を行い、見えにくさによる作業課題を改善し、仕事に就くことができました。  現在、船岡寮では、食堂、廊下、トイレ、スロープなどの共有スペースの清掃を担当されています。1階から3階までと作業は広範囲であり、かつ限られた時間の中で、段取りよく清掃業務を行うよう心がけているとのこと。「体力が続く限り仕事を頑張りたい。仕事に就けて本当によかった」と、輝く笑顔で働く喜びを話していただけました。(小谷 泰政)  船岡寮NOW 〜芋掘ったぞぉ〜  晴天に恵まれた10月16日、静原にある農園へ芋堀りに行ってきました。前日までお天気も悪く、延期になるかもしれないなと心配していましたが、澄み渡る青い空、暑いぐらいのいいお天気でした。しかし前日までの雨がひびき、水分を吸った土はとても柔らかく、歩くたびに靴が土の中に埋もれていきます。農園の方が車を走らせてベニヤ板を数枚持って来てくださり、ベニヤ板を順々に動かしながら歩き、「まだ動いたらアカンよ」「ちょっと待ってね」などと言いながら、芋が埋まっている畝まで移動。  軍手をはめ、準備OK!スコップを使ったり、直接手で土をかき分けて芋を探して掘り出します。しゃがむことが難しい皆さんは、簡易のイス(牛乳パックで作ったもの)や車椅子に座りながら掘りおこし、ボランティアの方や職員もお手伝い。「こっちの方にあるんちゃうか」「まだあるか」など話しながらせっせと作業。子どもの頃に戻った様に、みんな靴も手も泥まみれになりました。最後に掘った芋を持ってみんなでハイポーズ!!と記念撮影。収穫されたお芋は、皆さんの胃袋へと消えたのでしょうか・・・。(太野垣 美奈) 部署通信ライトハウスだより  ☆情報ステーション☆  第8回 ほっこり散策   「鳥居先生のふるさとを訪ねて」  情報ステーションでは創立50周年の記念事業としてほっこり散策「鳥居先生のふるさとを訪ねて」を企画しました。参加者は総勢27人で中型観光バスは満席でした。  当日はあいにくの空模様でしたが、あいさつ、自己紹介に続いて、盲学校の岸先生から鳥居先生の子どもの頃や情熱が迸った青年期の話、伊都さんに寄せる思いなど詳しく語っていただきました。頌徳碑のある与謝野町立野田川森林公園には約2時間半で到着し、雨の降る中、三河内地区の村山区長から鳥居家のことや三河内の町や歴史をお話しいただきました。  旅の前半を終え、ここからは緊張を解いて楽しい旅のはじまりです。30分弱で天橋立に到着し、ホテルで昼食をゆっくりいただき、その後、天橋立と日本三文殊の一つの智恩寺周辺の散策、買い物等にめいめい楽しんでいただき帰路につきました。ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。(田中 正和)  ☆就労支援事業所FSトモニー☆  秋行事でUSJ!  9月27日、京都嵯峨野ロータリークラブ様のご招待でユニバーサル・スタジオ・ジャパンに行ってきました。このお話を利用者の方にお伝えしてからは、USJの話でもちきり。今回初めて行く方も多く、また行事では初のテーマパークでもあり、皆さん楽しみにしておられるのがうかがえました。当日、行きのバスの中では、あれこれ乗りたいと話題は尽きず、到着するまで賑やかな雰囲気でした。  到着すると、まず入口で京都嵯峨野ロータリークラブの皆さんとともに集合写真を全員で撮影。その後、班に分かれての自由行動となり、絶叫アトラクションに行かれる方やショーを楽しみにされている方など、皆さん思い思いのアトラクションへ向かわれました。  「車椅子からの移乗が思った以上に大変でした」「2つしか乗り物に乗れなかったのでもっと時間がほしかった」「乗り物に乗るまでの説明が長かった」など、希望通りに行けた方やそうでなかった方などいろいろありましたが、汗ばむぐらいの晴天に恵まれ、最高の秋行事となりました。京都嵯峨野ロータリークラブの皆さま、本当にありがとうございました。(栗田 宏一) ☆あいあい教室☆  『関西・こころの賞』を受賞  あいあい教室 長年の活動が認められ  25年前に関西の経営者の有志の方々が中心となって《モノの豊かさから心の豊かさへ》をスローガンに『関西・経営と心の会』が発足されました(代表世話人 三起商行代表取締役社長 木村 皓一氏)。その活動の一環として、心を打つ活動で関西の発展に尽力している人に『関西・こころの賞』が贈られています。  第24回『関西・こころの賞』は、10月4日大阪リーガロイヤルホテルで行われました。育児器具の開発・販売会社アップリカ代表として幅広い社会活動を続けておられ、また「生命感動幸せ学財団」理事長でもある葛西 健蔵氏、ダウン症児の親でもあり、堺市の知的障害者通所授産施設「ワークセンター つつじ」を設立し活動を続けている美原の郷福祉会 理事長の苗村 登美子氏、あいあい教室の代表として橋 弥生の3人が表彰されました。  目の不自由な子どもの育児に悩む保護者を支える場がほとんどない中で、京都ライトハウスが全国に先駆けて、視覚障害乳幼児を専門とした施設『あいあい教室』を立ち上げ、以来35年間、視覚に障害のある子どもたちとその保護者を支援してきたことが評価されました。  この賞は、全国の視覚に障害のある子どもたちとその保護者に光をあてていただいたものであり、あいあい教室職員一同、より一層療育の充実に励みます。(橋 弥生)  ☆鳥居寮☆  「その時、僕は・私は…」ありのままを 伝えたい フェニックス会シンポジウム  11月13日、訓練修了者の会「フェニックス会」主催のシンポジウム「失明!その時、私は」が開催されました。当日は160人以上もの皆さんが参加されていました。  フェニックス会初代会長の一谷 孝さんの基調講演では、失明当時の心理的な葛藤やご家族との関わり、そして将来へ向けて進んでいくためには支えてくれる仲間が大切であることなどを熱く語られました。  そして、5人のシンポジストからも、家族を養う責任、「人生を共に」と誓った人との別れ、子どもを産むことの悩み、健常者社会への挑戦、訓練生時代の心情など、ありのままにお話いただき、フロアからも多くの質問や意見が寄せられました。ライトハウスや鳥居寮のように、同じ障害をもった仲間が集える場所の大切さ、そしてそこで出会えた仲間同士で支えあっていくと共に、周りに理解者を増やしていくことの重要性を改めて感じることができました。  企画・運営されたフェニックス会の役員のお一人からコメントをいただきました。「自分たちの取組が、同じ立場の視覚障害者の方々に与える影響の大きさを痛感しました。今回のシンポジウムに参加できなかった人たちにも、私たち中途視覚障害者のことをもっと知ってもらうための取組を、ライトハウスと共にやっていきたいと思います。」  フェニックス会の皆さま、これからも会員相互の親睦や後輩の支援などを通じて鳥居寮の訓練事業にご支援をお願いいたします。(久保 弘司) ほうこく ■「点字で広がる つながる私たちの世界」講演とシンポジウム〜文字としての点字、ツールとしての点字を考える〜  11月1日、日本点字制定記念日にちなみ、標記講演とシンポジウムを開催し、点訳グループや鳥居寮訓練修了者、盲学校の先生などを含む80人を超える方々がご参加くださいました。  まず、堺市点字図書館準備長であり、全国視覚障害者情報提供施設協会(全視情協)顧問である岩井 和彦さんより、「情報は命=広がる点字の世界」と題するご講演をいただきました。講演の中では、京都府立盲学校の岸博実先生の詩『つぶらなわたし』やルイ・ブライユの点字考案の経緯に触れ、現在に至るまでの点字の歴史を概観し、点字の未来を展望してくださいました。  続くシンポジウム「点字の未来を考える」では、池上 明子さん(点訳ボランティア)、多田 悟司さん(京都府立大学文学部3回生、あいあい教室出身)、宮永 まゆみさん(鳥居寮訓練修了者)、橋本 匡子(鳥居寮支援員)の4人のパネラーから、それぞれの立場で話していただき、岩井さんからは助言者としてコメントをいただきました。また、参加者の皆さんからも、点訳ボランティアの方への感謝の思いや大学内での教材保障についての質問など活発な発言がありました。  点字が読書や日常生活の中での読み書きに留まらず、人と人とを結びつける橋渡しの役割を果たしていることを改めて確認すると共に、点字の更なる普及、制度としての情報保障の必要性を共有して散会となりました。  ご参加いただきました皆さま、本当にありがとうございました。 (野々村 好三) ■福知山で「見えにくい方・見えない方の相談会」を実施  10月28日に、福知山市民病院において、福知山市民病院主催・福知山市共催で標記の相談会が開催されました。これは福知山市民病院眼科の方々と、京都ライトハウス・京視協・紫野福祉センターの連携で実現したものです。ライトハウスとしては、見えにくさのことでお悩みの方が京都府内のどちらにお住まいでもきちんと相談窓口とつなげられるように、また、医療機関と連携してスムーズに福祉の制度と出会えるようにという思いから、従来から府内北部での事業展開、眼科のある病院での相談会開催を望んでいました。今回、福知山市民病院眼科の関係の方々が積極的に企画を進めていただいたことによって、大きな一歩を進められることとなりました。  当日は、眼科で相談をする中で本相談会を紹介された方、宣伝で知って立ち寄られた方、京視協福知山支部の方々など40人のご参加で、各種機器体験、制度・生活相談などを中心に盛り上がりました。メイン企画として、市民病院視能訓練士である野口 英樹さんや、最近見えにくさで不自由を感じている当事者の方とのトークセッションがあり、参加者から大きな関心が寄せられました。この成功を糧に、福知山市民病院での相談会が継続されるだけでなく、府内各地での取組が活発になることを願っています。  (山本 たろ) ■第45回白杖安全デー  〜白杖見たら声かけて「何かお手伝いしましょうか?」〜  10月2日、第45回白杖安全デー〜視覚障害者の交通安全を考える府・市民のつどい〜をJR二条駅前「BiVi二条」前広場にて視覚障害者が外出する際に大きな助けとなる「声かけ」をテーマとして開催しました。  まず集会では、街を歩く視覚障害者が安全で安心できる様子の寸劇上演や、人生の半ばで全盲となり歩行訓練を受けることによって単独で外出ができるようになった当事者からのメッセージ発表を通して、府・市民に「声かけ」の重要性を訴え、さらに理解の輪を広げてもらいたいと締めくくりました。  また集会の後には、立命館大学応援団吹奏楽部を先頭にして、二条駅から四条大宮まで、多数のボランティアの手をお借りして、200人以上の参加者によるパレードを行い、「白杖を見たら声をかけて」「道に物を置かないで」などと呼びかけるなど、多くの府・市民に向けての視覚障害者の交通安全のアピールをすることができました。  (高橋 一夫) ■職員研修  船岡寮では職員の専門的知識の習得、資質向上をはかるため、年間を通して様々な職員研修を行っています。  11月10日には「身体拘束・虐待・権利擁護」について、花園大学の教授 福富 昌城氏に講義していただきました。  グループディスカッションを含めての研修で、拘束や虐待とは何であるか、対策をどのようにしなければいけないか、職員間の情報共有がいかに大切か、日頃の業務について改めて考える良い機会になりました。(加藤 友香)   ■介護保険研修の取り組み  10月28日、現在の介護保険制度を職員として再認識するために、京都市の出前トークから講師を招き、「安心して過ごせる長寿社会〜介護保険の仕組み」をテーマに研修しました。  講師の方の説明は、資料に沿ってゆっくりと、解りやすい進め方で、制度の再認識を図ることができました。参加者のアンケートでは「良かった」との声をたくさんいただきました。  今後、この研修を契機とした各種の取組や検討が始まると思います。(研修委員会) おしらせ ■ 2011年度 視覚障害者福祉啓発事業      「あい・らぶ・ふぇあ」    見えない・見えにくいを知ろう    〜いろんな工夫で楽しい暮らし〜 日 時:1月12日(木)〜1月15日(日)     10:00〜18:00(最終日は17:00まで) 会 場:大丸京都店 6階 イベントホール 問合せ:京都ライトハウス内     「あい・らぶ・ふぇあ実行委員会」 ****主な内容****  ○展示コーナー   東日本大震災パネル展示   見えない見えにくい人の暮らし紹介  ○体験コーナー   ブラインド喫茶でティータイム   手引き体験・テープおこし体験  ○視覚障害者ボランティア連絡会活動紹介  ○小学生絵画コンクール ****期間中の主な催し**** 12日(木)  講演:「盲導犬パっちゃんと過ごした日々」     前田 眞理氏 13日(金)  紙芝居:「見えない・見えにくい人の1日」     山城高校3年生作成 原画の展示  講演:「いろんな工夫で楽しい暮らし」     松永 信也氏  研究発表:「視覚障害者のためのデザイン」     銅駝美術工芸高校2年生 14日(土)  講演:「盲導犬が生まれるまで」      関西盲導犬協会 久保 ますみ氏  発表:朗読ボランティアグループ  「さえずり会」オンステージ  講演:「馬からもらった生きる喜び」      山下 泰三氏  紙芝居:「見えない・見えにくい人の1日」      山城高校3年生作成 原画の展示  発表:「知ること、それが理解の第一歩」      市民ボランティアグループユニーズ京都 15日(日)  座談会:「震災から学ぶ」   新阜 義弘氏・加藤 俊和氏・福井 良太氏  講演:「伴奏することの楽しさ・伴走されることの楽しさ、そして大切さに出合って!」   斉藤 浩史氏  小学生絵画コンクール表彰式 ■2011年度 医療関係者向け研修会  視覚障害と医療と福祉共に支える暮らし  医療現場で福祉へ「つなぐ」実践をされている眼科医の稲葉 純子先生に講演をお願いし、見えない・見えにくい患者さんへの支援に役立つ研修会を開催します。 日 時:2012年2月5日(日)     10:00〜16:00(9:30〜受付) 場 所:京都ライトハウス 研修室1・2 対 象:医療関係者 定 員:30人(先着順) 費 用:3000円(昼食代含む) 締 切:2012年1月20日(金) 問合せ:相談支援室「ほくほく」 TEL 075-451-4555 FAX 075-451-4488 E-mail hokuhoku@ymail.plala.or.jp ■第29回視覚障害者京都マラソン大会   開催のお知らせ  3月には京都マラソン2012も開催され、“京都を走る”ということがますます注目される年になると思います。本大会も多くの方のご参加とたくさんのご声援をお待ちしています。 日 時:2012年3月4日(日)雨天決行 会 場:西京極総合運動公園陸上競技場     及び周辺道路 競技種目:10km・3km・1km      (男女別、全盲・弱視別) 特別協賛:株式会社 わかさ生活 参加費 :無料 申込締切:2012年1月15日(日)      (当日消印有効) 問合せ :視覚障害者京都マラソン大会     実行委員会事務局     TEL 075-462-4400   FAX 075-462-4402 E-mail info@kyoto-lighthouse.or.jp ※件名は『視覚障害者京都マラソン大会』 ■京都府視覚相談会のお知らせ  見えにくさによる生活の相談は、どうぞこの機会にご利用ください。 ◇日 時:2012年1月17日(火)      10:30〜15:30  会 場:田辺中央病院(京田辺市) ****************** ◇日 時:2012年3月23日(金)      11:00〜15:30  会 場:綾部市保健福祉センター  問合せ:京都府家庭支援総合センター      障害グループ      TEL 075-531-9608 ■第41回ボランティア・利用者のつどい  情報部門で長年にわたり活動いただいていますボランティアの皆さんを表彰させていただくつどいです。  式典後には、日本笑い学会の方に講演をいただきます。笑い学会は、「笑いとは何か」をいろいろな角度から研究されている学会です。笑うことで生活を豊かにしたり、体の免疫力が高められたりなど、様々な効果があるといわれています。お誘い合わせの上、ぜひご参加ください。 日 時:2012年3月1日(木)     13:00〜15:30 場 所:京都ライトハウス4階ホール 講 師:同志社女子大学教授 影山 貴彦氏 問合せ:情報ステーション     TEL 075-462-4579 おれい <このコーナーは、5万以上のご寄付、 ご寄贈いただいた方々をご掲載しています> 皆さまからのご厚志はライトハウスの事業運営資金として活用させていただきます。ありがとうございました。 ■ローム(株)様  9月5日 多額のご寄付を頂戴しました。 ■永和化成工業(株)様  9月6日 多額のご寄付を頂戴しました。 ■(株)ワコール様  9月30日 多額のご寄付を頂戴しました。 ■国際ソロプチミスト京都−みやこ様  10月13日 多額のご寄付を頂戴しました。 ■(株)わかさ生活様  毎月定期的に多額のご寄付を賜り、ありがとうございます。 ■(株)エーディックス様  10月30日 多数の雑貨のご寄贈を頂戴しました。 ご寄附ご寄贈ありがとうございます!  次の通り、数々のご芳志をいただきました。厚くお礼申し上げます。ありがとうございました。 (50音順・敬称略) 2011年9月1日〜2011年10月31日 寄付金 45件 1,502,484円 物品寄付・ご奉仕 125件  【寄付金】 五十嵐ユキ子、池上忠男、(株)イシダ、うさぎや、大谷政樹、加藤博史、京セラ(株)、京都から竹連合会、公益財団法人京都新聞社会福祉事業団、京都室町ライオンズクラブ、京都市北区社会福祉協議会、久保和子、国際ソロプチミスト京都−北山、小山靖子、佐々江満治、新谷洋子、寿司のむさし、堤明子、同志社D・M・C、富村税理士事務所、中橋彌光、松岡良枝、丸清木材(株)、ミヤ眼科医院、藪佳子、吉田華子、楽只自主防災会、匿名7件  【物品寄付・ご奉仕】 青山弘、芦田恵、あすなろ会、東美智子、生島芙美江、池上明子、伊佐迪子、泉村照夫、五十川富士子、一谷孝、伊藤治子、井上千恵子、井上正子、今納正子、今村久美子、上田澄江、(株)魚国総本社京都支社、浮守篤子、内田主男、内田務、オーガスティンジョナサン、大谷八重子、大西至、大野(株)、大羽正一、大橋文男、大原一晃、岡村壽子、奥村久子、奥山晴生、梶原清一、加藤紀江、川合正子、カンネベルクエリカ、北垣せつ子、北村貞人、北村浩尉、北村宗昭、木下幸子、木村芳子、京都産業大学新社会ボランティアサークル、京都PANA-ALC、倉橋義謙、黒川成美、上阪禎子、小松朝子、サークルにじ、さえずり会、酒井秀夫、榊美智子、佐川せつ子、佐久間正雄、佐々江温子、佐々木陽子、塩見章子、柴田慶子、白坂澄夫、城野時一、杉本倫子、鈴木さほ、高田由紀子、橋桂子、竹内治代、田辺誠子、谷川正雄、谷口敏、タマリス京都販売、辻謙一、辻田里津子、堤育子、寺井範幸、点友会、東海和子、富村保子、鳥飼幸子、中江利彦、中島田鶴、中谷武司、南條康子、西尾紀子、西谷秀吉、西村ゆり、野坂邦子、野村加代子、長谷川勇希、畑勇子、服部令子、林晃次、馬場康子、福島洋子、福中正美、福見久代、藤井綾子、藤野つるみ、藤村由喜子、藤山和子、堀居三枝子、堀内由弘、前川加代子、前田ふじ子、前中知栄、松ア修二、松本すみ子、三浦豊子、宮永まゆみ、村上直子、目黒正子、本草野政雄、森初子、八神満喜、藪佳子、山下祐嘉里、山田恭子、山根ハマエ、山本早苗、山本珠子、湯浅昭次、横山邦子、吉田善次、朗読グループあいあい、和田三重子、渡辺ツヤ子、渡部隆三、(株)輪奈織、匿名1件 ライトハウス後援会より  11月中旬、さざなみ会という歌声サークルのコンサートで後援会への加入のお願いをさせていただいたところ、「非常に元気づけられる歌声で感動しました」とおっしゃる方からご加入をいただきました。早速、感謝の気持ちを込めて、お礼状と一筆箋をお届けしました。心の交流のできる後援会活動を続けていきたいと願っています。(後援会事務局)  次の通り、後援会費と運営資金寄付金を納入いただきました。会員の皆さまのお名前を掲げ、厚くお礼申し上げます。ありがとうございました。      (50音順・敬称略) 2011年9月1日〜2011年10月31日 後援会費 36件 72,000円 運営資金寄付金 24件 94,512円 愛きもの、青井勝豊、明石隆子・勝行、秋田絢子、安達信之、医誠会診療所、磯岩美都枝、市木益次郎、井上勢津子、井村豊彦、上野盛夫、小國健一、恩庄登喜子、河原畑昇、北川泰三、北村裕喜子、桐山順次、欅田レイ子、栗原亨、合志正三、こだま会、酒元人四、佐藤雅子、下山恵美子、杉山ひで子、田中嘉代、田畑好子、塚本慶子、手銭秀夫、徳久道、中澤智子、中島亀之助、中谷臣、中西頼子、馬場康子、平岩眞治、深江初枝、細谷昌子、松嶋康子、村上三枝子、村上幸子、山本澄子、吉田清繁 編集後記 ライトパークには季節ごとに主役となる幾種類かの花木があります。なかでも紅梅は、改築前のライトハウス前庭にもあり、春に訓練修了式を迎えると大きな枝を切って両手でかかえるほどの花瓶に生けていたことをとても懐かしく思い出します。 月日は経ち、ライトハウスを長く見続けた花木は、大きく転換しようとしている福祉制度をどのように感じているでしょう。春に咲くためにつぼみを膨らませる準備をして、共に今を乗り越えようと言っているようにも聞こえます。(牧 和義) 広告宣伝