第35回鳥居賞は森田昭二氏、第21回鳥居伊都賞は福島令子氏が受賞

2017年10月01日 公開

9月11日、京都ライトハウスあけぼのホールにおいて、鳥居賞・鳥居伊都賞の伝達式が約100人の参加で行われ、田尻彰故鳥居篤治郎先生遺徳顕彰会代表から第35回鳥居賞受賞者の森田昭二氏並びに第21回鳥居伊都賞受賞者の 福島令子氏に賞状と記念品・副賞が贈られました。

森田昭二氏は、京都大学で学び、高校の教師をされました。生来からの弱視で64歳の時完全失明された後、社会福祉を学びたいという強い思いで関西学院大学院人間福祉研究科研究員になられ、「明治から昭和の視覚障害者福祉の歩み」をテーマにした研究をされ、博士号を授与されました。またそのテーマでの図書を出版されるなどの業績をあげられたことについて高く評価されました。

福島令子氏は、盲ろう者で初の東京大学教授となられた福島智氏のご母堂で、智氏の支援をされる過程の中で、盲ろう者の新しいコミュニケーションの選択肢となった指点字を考案されました。東京大学教授としてバリアフリー論などの研究に従事される一方、社会的活動にも取り組まれている福島智氏を支えてこられたご功績が高く評価されました。

式典では、お二方のご挨拶の後、森田昭二氏から「出会いに導かれて」と題しての記念講演をいただきました。「私のささやかな論文が足場となって展開を遂げて、確固たる盲人福祉の歴史が書かれる時期が来るのを切望している。特に視覚障害者の中から出てくることを夢見ている」と力強く語られました。

福島令子氏からは、「さとし わかるか~指点字の出来るまで~」と題しての記念講演をいただきました。長年にわたるご支援について、数々のご苦労を明るく前向きに語っていただけました。母親としての愛情をいっぱいに感じ取ることのできるエピソードに会場を笑いと感動に包まれました。

京都ライトハウスの一大イベントである鳥居賞、鳥居伊都賞記念式典は、ご報道いただいたマスコミも多く、創設者の思いを改めて胸に刻む一日となりました。

お二方の記念講演などは京都ライトハウスHPにて、別途内容を掲載してまいります。

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田尻彰代表から賞状を授与される森田昭二氏

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鳥居伊都賞を受賞され、盾をフロアーに見せられる福島令子氏

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写真 受賞の挨拶をされる森田昭二氏

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写真 福島智氏と指点字をされる福島令子氏

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写真 選考委員の皆様で受賞者を囲んで記念写真

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終了後、マスコミ取材に応えられるお二人

講演内容

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