第45回全国視覚障害者情報提供施設大会(栃木大会)から

去る10月3・4日の両日にわたり、栃木県・宇都宮市において本大会が盛大に開催されました。

大会では、今年1月のマラケシュ条約の発効と改正著作権法の施行、6月の読書バリアフリー法の施行など、視覚障害者等の読書環境の改善に向けた法整備が進む中、情報提供の柱であるサピエを今後どのように発展させていくか、また情報提供を支えるボランティアの養成と連携をどのように進めていくか、この二つをメインに多面的な論議が展開されました。

そして大会宣言として、サピエ運営の継続助成、点訳朗読奉仕員養成事業の必須事業化、障害の種別や程度に限定しない読書保障、よりアクセシブルな方式による電子書籍の普及促進などを国に要望していくことが採択されました。

会場となった宇都宮市。我が国に18ある県名と一致しない県庁所在地の一つ。これは明治政府が廃藩置県の際に、反政府勢力の地域であることを一目でわかるようにした措置といわれます。でもこれは俗説。宇都宮の歴史は平安時代初期にまで遡り、下野の国の中心として繁栄を続け、県政を担えるだけの都市に発展していたからこそこの地位が与えられたのです。

そんなゆるぎない実力が宿る街で開かれた大会。我々もこのパワーにあずかり、様々な課題に立ち向かって行きたいものです。

(五十嵐 幸夫)

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