2017年9月30日(土) 拡大読書器の研修会

9月30日(土)午後、市立福知山市民病院で勤務されている、視能訓練士の野口英樹先生をお迎えして「拡大読書器の研修会」が行われました。今回受講したのは鳥居寮の訓練担当や、京視協・ほくほくの相談員、事務所員など約20名。

まず前半は野口先生による講義。拡大読書器の用途や性能・機能といった概要から始まり、選定のポイント、操作方法等をわかりやすく説明していただきました。特に、当事者の見え方を理解し目的に合わせた指導が大切であると言われていたように思います。

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(写真1)気さくな語り口でお話しいただきました。「福祉関係者の視点は・・・」

そして後半は、実際に拡大読書器を使った読み書きの体験。前半の講義内容を踏まえ、指導者役と視覚障害の当事者役とに分かれて拡大読書器を操作します。白濁や視野狭窄のシミュレーション眼鏡を付けて、いろいろな文字や画像を見たり、書類へ記入したりなどを実習しました。指導者役の説明の仕方によってもわかりやすさ・使いやすさが左右されます。

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(写真2)シミュレーション眼鏡をかけて新聞を読んでいます。テーブルの動かし方やボタン操作(の指導法)も学びます。

また配付された資料「拡大読書器指導マニュアル」は府立医大のLV外来で作成されたものですが、WEB上でも公開されており、指導ポイントだけでなく、評価シートや読み材料等も付いていて訓練等でも活用できそうです。

研修会終了後には、野口先生を囲んで懇親会も開催され、和やかな雰囲気の中、いろいろな情報もいただき今後の連携にも繋がります。
ふだん利用者の訓練や相談の場面では、拡大読書器のことが話題になったり実際に使用したりすることもあります。今回、利用者の見え方に応じた選定・操作方法や指導上の留意点など基本的なところをきちんと確認・学習できただけでなく、自ら当事者の立場で読み書きを体験したり、指導法を実習できたりしたことで、とてもよい研修になりました。
野口先生、ありがとうございました。

(鳥居寮 原口睦央)

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